7月読了本 2(購入分) | 戯言cafe

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好きなことを好きなように。

最近、妙に気になってるモノがあるんです。

実物ないけど実物大

実物大きゅうべぇ(笑)
値段も大きさも可愛くないし、ネットで注文して届く頃には、後悔の嵐が
吹き荒れるのが分かっていても、妙に気になるんですにひひ

8月1日の、予約終了まで頑張って我慢するしか。
・・・気がついたら、契約してたりして(^^;


遠に呱々泣く八重の繭/高里椎奈

薬屋の3人がそろってると、妙に安心できます。
リベザルも張りつめた空気が無くなって、本来の彼らしくなってよかった。

今回はザキが教師として潜入捜査!
意外と似合うかも・・・(笑)

人の心の在り方なんて難しいものを、表面だけで解釈して真似をするのは
無理だよ。


百鬼夜行の少年/天堂里砂

幼い頃から、妖怪や幽霊が視える秀一。
母には気味悪がられ、父には視えることを否定され続ける。

高校生になった頃、父の死を機に引き取られた先は妖怪ヶ原。
妖怪たちが集まる寺でバイトを始める秀一だったが・・・。


どこかで見た設定だなと、笑ってしまいました。
やってることも、妖怪と人間の橋渡しだから、似てるかな・・・?

寺に住まう、個性の強すぎるあか舐めのミヤビ(女装マッチョ)や、
秀一になついてるコダマ。
さらにはツクモ神など、妖怪たちに翻弄されまくりの生活は楽しそうでした。
でも、一番のテーマは、死んだ父親との和解。


夏目友人帳が好きなら、きっと気に入るはずです。


登校途中の百物語/天堂里砂

前回が妖怪メインなら、今回は人間メインの話。
転校した先で、割とすんなり馴染んでるどころか、妖怪が見えるんじゃない!?と
鈴香に追い回されてるし(^^;
はっきり視えないけど、妖怪退治をする巫女の千鶴。
ラテン系で陽気すぎて逆に怖いカルロ。
今回も、濃いキャラ達が満載です(^^;

秀一と、寺の住職の神宮寺との関係が、どうもすっきりしないまま終わって
しまったので、次では仲直りしてほしいです・・・。


片想い/東野圭吾

「性同一障害」
単純に、心と体が一致してないだけだと思ってました。
けれど読み進めるうちに、どんな人でも「男らしい部分」「女らしい部分」って
いうのを持っていることに気がつかされ、ありのままで生きる難しさを
考えてしまいました。

例えば、女性だったらパンツスタイルでも何にも言われないけど、
男性のスカート姿は目を引きますよね?
本人は、ただはきたいだけでも。

そして、テレビで告白する彼らが、どれだけの苦難を乗り越えてるのか。
きっと想像以上に辛かったんだと、小説を読むまで思いもしませんでした。