我道邁進~狼の足跡~

我道邁進~狼の足跡~

好きに歩いて疲れたら一休み。思いつくまま適当な人生でいいと思う管理人のただただ怠惰な日常日記。最近は福岡某所のサーフでヒラメ、マゴチ等フラットフィッシュ狙い、シーバス釣りに没頭中。バイクいじりや野球、酒、エロいことが好き。

ひたすら適当に釣り、野球、バイクや酒の話など福岡で過ごす日々のグダグダを垂れ流す赤裸々日記。最近はシーバスやサーフからのヒラメ、コチ等のフラット狙いにご執心。

7月4日


それはトム・クルーズならば頭髪を抜いて小汚い格好の車椅子に乗った戦傷軍人に扮し夜空の花火を見つめる日であり、ウィル・スミスならば宇宙船からエイリアンを引きずり出した挙げ句「Welcome to the earth!」の一言で殴りつける日。





つまりそんな日(どんな日?)






そんな日の早朝にきんろうさんはウチの人とクルマを走らせていた。そう、博多の夏の風物詩タチジギ遊漁船に乗るためである。


実は6月中にも予約を入れようとしたんだけれども船長から「今はやめたほうがいいです」と言われて却下。ふむ、客が乗りたいと言えば乗せるだけで金になるというのに今どき珍しい船宿ですぞ?
コレは信用できる、と他の船宿には頼まず再度日程を組み直し挑んだのがこの7月4日というわけです。




さて、港に到着するや否やクルマからバタバタとタックルを降ろしーの、手早く組みーの、でいざ乗船!





ブイーン☆




しかしここ数日の土砂降りのお陰で湾内の水はカフェオレを通り越して水分混入して乳化したエンジンオイル状態だけど、コレは大丈夫なのか?
コレまでのタチウオジギングで経験上ニゴリが入って好釣果となったのは1-2回あるかないか。それ以外はたいてい爆死のきんろうさん、一抹の不安を抱えながら毎年恒例いつものポイントが見えて参りましたぞ?







懐かしの我がアルカディア、能古島。今年もよろしくお願いします。


まずひと流し目は誰も手応え無く30分ほどで小移動。ちなみに今日は6名乗り合いでウチら2人以外はテンヤメイン、ならばしばらくジグだけで様子見して今日はどちらが有利なのかを見極めてみましょうかね?


そしてふた流し目、




おらっしゃぉぁぁ!



指2本だけど船中ファーストヒットに内心うかれつつ「む、指2本か、オレちゃんのチソチソよりも細いじゃないか」と冷静を装うきんろうさん。そしてその背後で「かかったー!」と叫ぶウチの人。ダブルヒットとはなかなか幸先いいのでは?




その後もフィーバーとは言わずとも流し直せば何かしら釣果がある状態のジグ主体の我らに対してテンヤ勢は?というと…あまり反応が芳しくない様子。
ミヨシで釣ってるお二人はジグとテンヤをローテしてなんとかジグの当たりを拾っているけれどもトモで釣ってるお二人はほぼテンヤで全く当たり無し。





うーん、今日は珍しくジグに分がある日なのかしら?その証拠に









早々に指4本ゲット!ここまで全てアンチョビメタル2のパープルゼブラグロー。やはり濁りが入っているのでグローが強い様子。
そして最初はマチマチだったヒットパターンもウチの人と突き詰めていくことでどうやら「ハーフピッチで小さく動かす」が正解だと絞り込めてきましたぜ?これぞコンビ技、キミが哲也でオレちゃんダンチ。





そうやってボチボチとツ抜け達成した直後、ヤツは現れた


















_人人人人人人人_ 
>メタルバスター< 
 ̄YYYYYYY ̄








船中当日最大指5本、 映りこんでるヒザと比較してみるとツチノコみてーだな。
なおコヤツ、ランディング直前でアシストフックが外れテール1本掛かりというデンジャラスな状態でしたがきんろうさんは超クール、ドイツ軍人並にうろたえずリーダーをたぐり寄せニッコリ☆(内心ドキドキだったのは内緒)


よし、満足!今日はコレでお腹いっぱい!え?数?














早々にツ抜けしたし、後は体力温存して試したいこと試せれば今回はエエんやで。
てなワケで前々から試したかったコチラを投入。







見えづらいけどヘキサーにダイソーブレードを付けブレードジギングにチャレンジ。シャクるの面倒くさいねん。






それでもキッチリ釣果を出すのがきんろうさん、我ながら自分の腕が恐ろしい…
あ、でも完全なタダ巻きでは反応せずゆっくりとサオを持ち上げ→フォールを繰り返すと 食ってきました。今後投入するのもアリだな。



終わってみたらオレちゃん16本、ウチの人が12本で合計28本。個人成績で言えばなんとコレで竿頭!だったわけですが…うーん、微妙っすね。
なにせテンヤも試したんですがどうもイワシはシルエットが大きく忌避されてたみたいでトモのイワシテンヤ勢はお通夜。対してミヨシの二人組はキビナゴに小型のテンヤ(Joyヘッドの25gかな?)でなんとか数を拾っていた様子。
まぁキビナゴ使えば更に数は見込めたかもしれませんがこの日は数はもうエエと割り切ってたのでデカいの狙ってイワシで通しましたハイ。






じゅわーっ☆






タチウオの天ざるに







タチウオの炙り刺し。



今年はシーズン突入が遅いみたいなので盆過ぎくらいまでチャンスはあるかなー?と思ってますが刻々と変わる修羅の国のタチウオ事情、皆さんも美味しい思いをしたければ情報収集にいそしんでくださいませ。










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 ウチの人「そろそろヒラメ釣れるんじゃね?」


そんな一言で始まったのが今回の単独現地調査。
ぶっちゃけまだサーフのフラットには時期が早いと思いますが、いつの間にか計画され施工の進んでいるアウトドアアクティビティが不安材料。コイツのせいでサーフが封鎖されていないか不安で不安でファンファン大佐、っつーことでやって来ましたいつものサーフ。







やはり4月後半はまだ早いと皆さん考えているのでしょう、6時の時点でエントリーポイントにはオレちゃんの他にクルマ無し。
というか自分のブログを見返してみても時期尚早感溢れていて勝負するならやはり5月以降だよなー、と思いながらも今回は釣果ではなく工事状況確認がメインでたまたま釣り竿持ってるだけ、と自分に言い聞かせチャッチャとエントリー準備を済ませます。










今年このサーフで見る最初の日の出が曇り空とは幸先いい(笑)




今日はいつもサーフで履いてるブーツウェーダーではなくソックスウェーダーを持ち出したんですけど、やっぱり圧倒的に楽ですなぁ。
帰宅した後のメンテで砂を気にしないといけないけれどもやはり軽さは正義!年をとるとブーツ部分の重さってバカにならんのぅ、と衰えを感じながら先行者不在のサーフを黙々と進軍する砂の王…あ、オレちゃんのコトです(マジキチスマイル)





さぁーて、そろそろオレちゃん聖帝十字陵の施工現場だが進捗状況はどんなものか?とおそるおそる覗いてみると…



!!










なんだチンコ舟か



じゃなくて!工事現場の様子はというと…










いっちょん進んどらんやなかか?
(訳:全然進んでないですけど?)





 確かに区画整理の為かあちこちに杭を打ち込んだりしているけれど、昨年来たときにアレだけあったユンボやシャベルの重機類が一切見当たらない有様…計画頓挫した?(ニヤリ)





そのあたりの真偽の程は定かではないものの、少なくともこの様子では封鎖の心配は当分なさそうで一安心、ホッとチ〇コ胸をなで下ろします。





しかししばらく来ないうちに海岸線がだいぶん変わったなこのサーフ。今日は最奥地へ最短到達を目指すため行きでは打ちませんがテクテク歩きながらでも思わぬ所がワンド状にえぐれてたりして昨年とは異なる海中の変化を想像させてくれます。

実際「おっ?ここは?」ってスポットがいくつかあったのですが「帰りに打てばいいや」と後回しにして先を急ぐきんろうさん、コレが後で大失敗と判明する…笑





とりあえず45分かけて最奥地に到着、ありとあらゆるルアーにテクニックをつぎ込むもほどなくして1つの確かな感覚を覚える。






「あ、コレはアカン」と。





何がアカンかというと唯一とも言える見事な離岸流でまったくのノーバイト。ぶっちゃけココに居なければ他に居ないんじゃね、てレベルにも関わらずノーバイト。更に追い打ちをかけるように大量のボラの群れが横切る始末w


や、因果関係は知りませんが色んな釣りをしていく中で本当にボラの群れが横切った後っていい思いしたこと無いんですよね、マジで。いうなればフィナーレを告げる幕のようなものなんですけど「まだカーテンコールが残ってる」と先ほど後で打てばいいとスルーしたいくつかのポイントへ戻ってみたら流れもクソも無くなっててゲームオーバー☆


うーむ、完全に読み違えた。
普段ならばそんなに流れが変わらないんだけどおそらく地形が変わった影響か?ビックリするくらいおとなしくなってて平和(1000点)そのもの。
やる気をそがれたきんろうさん、潮風をホホに受け裸足で駆けてく南の島のフローネ状態でトボトボ来た道を帰るのですが勘違いするなかれ。今日は釣りに来たわけでは無く下見に来ただけ、つまり負けてはおらんのだよ?



















釣れないのを確かめただけ、それとも何かね?ハナから釣る気が無かった人に対して「やーいボウズ」とあげつらうのかね?さもしい人間ですなぁ諸兄はハハハ☆




そんな精一杯のエクスキューズを練りながら砂漠を歩くきんろうさんの視界に飛び込んできたのはロッドをブチ曲げる後続のおっちゃん。

ちっ、いまいましいうらやましい…いや、しかし?と思いつつ後ろを通りかかったときに繰り広げられる会話




おっちゃん「…エイやね」





オレちゃん「…エイですね」









おっちゃん「イヤだー!」




そそくさと現場を立ち去るオレちゃんの背後からはおっちゃんの「最悪やー」「たまらーん!」という悲鳴が聞こえ続けていたという…




P.S

10分くらい歩いて振り返ったら必死に格闘する人影が微かに見えたとさ







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ここ最近は釣りに出ていなかったオレちゃんですがサボっているわけではございません。基本ウチの人と休みが重なっているためせっかくのヒラ日和でもそちらを優先しキャッキャウフフとおデートしたりしておりましてね?



また、ウチの人と休みが重なってなくても仕事の送迎をするとなると朝マズメのヒラは絶望的…え?送迎なんてやらなくていいだろ?だって?













こうすることでウチの人もご機嫌気分上々、多少の無茶も目をつぶってくれるってモノですぜ?まぁオレちゃんはそれ自体楽しんでいるのでメリットしかないワケよ。

とはいえ気がつけば桜も満開…を通り越しもはや散り始めている有様。懸念されるオレちゃんの両ヒザもここのところ調子が良いのでそろそろ行かねば、と思っておりました矢先


ウチの人「次の休み急に仕事になった、オマエ一人で遊んでろ」


ふむ、ならば今度ウチの人とアジングに行く下見がてら離島に渡ってみるか?なにせTwitterのフォロワーさんから以前ポイント情報もらって寝かせっぱなしだし…







 


てなわけで急遽離島ヒラスズキングと相成ったわけです。
なお今回も相変わらずフェリーに乗る前にお腹が痛くなり乗船がギリギリになったのはお約束☆


島に到着しGoogleマップで経路を確認、いざ歩き出して10分ほど経過したであろうか?



おやおや?いささか腹の具合がおかしいぞ?
(冷静)


まぁさっき出したばっかりだし多分気のせい森の精、とばかりにテクテク歩くも明らかにヤヴァイ(ヤヴァイ)
え?なんで?さっき船に乗る前にかなりの排出を行ったよね?その時に「もうないよね?」って念入りに聞いたら「うん!」て言ったよね?
しかし今は海原雄山のような顔して「ふはははは!まぁーた騙されおったわコヤツ!」って感じで嘲笑っていやがる。
このままトイレにたどり着けず白石由竹なみの脱糞王にオレはなるのか?と覚悟をしたその時!視界に入ったトイレの神々しさと言ったらもう、ね?島民の皆さん、管理ありがとうございます(ガチで)





なんとか人間の尊厳を失うことなく目的のポイントに到着したきんろうさん、さっそくタックルを準備しいざエントリー!



なお今回持ち出したタックルはたまたま出物で手に入れたUC11(初代)&セルテHC4000という組み合わせ。うーんマンダム、男くさい。
役者で例えるとするならばチャールズ・ブロンソンであって決してキアヌ・リーブスではない感じ、と言ったら伝わるかな?伝わんねーよな、うん。


 さて、目の前に広がる海原を見ながら考える。ゴロタシャローの初場所、ということで根掛かりの心配も少ない使い慣れたシャローランナーH2をチョイスし広くランガンして探っていきますかね?特にライバル不在のこの状況であればルアーローテしながら一カ所に時間かけるよりも総合的な期待値は上でしょう。
とりあえず適当なサラシに1投、2投とするも漂うコレジャナイ感。さすがに足場として手頃な岩があるから立った➡投げた➡釣れた、となるほど甘くはないわなウンウン。
UC11の初陣にうかれていた自分を戒めつつ改めて真面目に様子を見ると20mほど離れた場所、広がったサラシに潮が当たってモワモワしている場所を発見。さっそく移動し波が砕けるタイミング合わせてキャストし2-3回リーリングすると








ひゃっほい☆






よし、勝ったな(何に?)


2024初ヒラスズキ、グッドなコンディションでオレちゃんニッコリ☆お手頃サイズだしウチの人が刺身食いたいと言っていたのでとりあえずキープして続行


ガツッ☆


デスヨネー
同じサラシから連続ヒット。今度はサラシを抜けたタイミングで同じくらいのサイズがドカン☆

ふーむ、サラシの中よりもキワが強いのね今日は。ていうか離島のポテンシャルが桁違いなんでしょうけどね。ワンド状になっているこのエリアに数日前から吹いている北東の風がベイトを押し込んでるんだろうなぁ、とそれっぽい事を言いながらリリースしつつ考える。







コレは…来てるよね?








間違いなく…来てるよね?












現に小移動して即座にヒット、ただこいつは強引にファイトし過ぎたのか身切れでバラし。波打ち際でバレたから高速でかっ飛んでくるH2がオッカネェことこの上なかったです。


で、このバラしで荒れてしまったのかめっきり沈黙。ふーむ、ココで既に結果は出したし今度は別のポイントをチェックするか?と移動を決意するきんろうさん。
与えられた情報だけで満足していてはスキルアップなんぞ望めんのや!自力で切り開く者こそ真の勇者、つまり全てはねだるな、勝ち取れ!とブツブツ言いながらISOへと向かいます。

とりあえず入ったISOの様子をうかがってみたのですが、既に風が弱まってきていることもありサラシがあまり立たない模様で数投で諦め。多分ココは荒れ始めとかだと話が違うんだろうなぁ。


さて、こうなるとハラも減ってきたしうまかっちゃんを食ってフェリーで帰ってもいい気がしてきたが、せっかく来たしもう少しチェックするか…としばし立ち尽くし思案していると、エントリー場所の方から現れる人影あり。うわ、面倒くさい(クズ)


モブヒラ師「ちわーっす!釣れますか?」




オレちゃん「あー、1本(キープしたのは1本だしウソはついてない)」




モブヒラ師「そっすか!やっぱりアソコっすか?(と、さっさと撤収したさっきのISOを指さす)」




オレちゃん「ハハッ(どうとも取れる愛想笑い、ウソはついていない)」




なるほど、アソコはやはり魚が入るのか。次の釣行で入ってみよう。




モブヒラ師「いやー、ウチら3人で釣ってるんですけどなんとか2本っすわー」




オレちゃん「あ、そうなんですね」




モブヒラ師「2本上げたのは〇〇瀬なんすけど、実は××瀬にも行っててですね?そっちはダメダメでしたよー。やっぱりこういう下げの日は定番通り△△瀬なんでしょうねー」




ふむ、頼んでもないのによぅ喋りおる…
コヤツの話を統合すると下げは△△瀬が期待値が高いのか。貴重な情報ありがとさん(ニヤリ)





モブヒラ師「この後この先のポイントへ入るつもりなんですよねぇ…」




なんとも歯切れの悪い物言い、なるほど、キミが欲しい言葉はコレだな。








オレちゃん「あ、まだ先は打ってないんでどうぞ


モブヒラ師「え?いいですか?すみませーん!」



いや、こちらこそありがとう。
初めての場所でドコまで開拓にリソースを割くか考えていたけど今日は奥にもエントリー出来るということがわかればOKよ。後はすぐ離脱出来るこのISOを打って帰るとしますかね。




さて、干潮でしか渡れなそうなこのISOを選んだのには理由がありましてね?沖のシモリとシモリの間が非常にオイシそうに見えたからなんですが











風と潮は右から左、ご覧のとおりスイートスポットでヒットさせたらどうすんの?て所。
まぁなんとかなるでしょう、と往年の北別府学ばりの精密キャストでルアーを矢印の所に落とし払い出しに乗せてるとヒット。


「あ、ヤバい」


魚を左に走らせたいから右にフッキングを入れたのに横に走らず綱引き状態、結果手前のシモリにラインが擦れてやがる。
ふっ、ココで慌てるのが三流、一流ヒラスズキングともなると落ち着いてまずはベールフリー、沖に逃がしてラインをシモリから外して…






魚体をシモリにズリ上げながらランディングw


え?普通はシモリの左右に躱すんじゃないの?だって?






言うこと聞かねーんだもんコイツ(真顔)
再度躱そうとしたけどシモリの真裏に入るからどうしようか悩んでたときにいい波が来たからやってやった。やはり力こそパワー(脳筋)






うーん、コイツも良いサイズ。ぶっちゃけ狙い通りの絵が描けて、その後の対応も完璧だった(だった?)コイツが今回の1番記憶に残る魚でした。



その後は






50に満たないくらいのコイツを追加し腹が減ったので皆さんお待ちかね












UMKCNタイム!









やっぱりコレよね、いつかハウス食品からオファー来ること祈ってます☆




なおこの後フェリーの時間を13:40と思って急ぎ戻ったら実は14:40だったというオチが待ってるのでしたコノヤローバカヤロー


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