JBトップ50最終戦で優勝した沢村さんのパターン -2- | 釣り馬鹿ボンのブログ

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JBトップ50 第5戦 がまかつCUP 霞ヶ浦で
本当に素晴らしい勝ち方をした沢村さんのパターン

これの続きですぞ

初日トップに立った沢村さん  絶対に勝つ!という強い信念で大きな戦略の変更も
決断する勇気を持つことを決めてたそうです 
プラで釣れたから、昨日釣れたから ありがちな気持ちを捨てられるか否か?
初日のストロングパターンを引きずらないよう、メンタルコントロールするということを
テーマとして挑んだそ~です これってトーナメントマネージメントで凄く迷うし、重要なこと
的確な状況判断 セカンドチョイス サードチョイスを持ってないと 
偶然の出会いがしらに頼るしかないからね
それ以上にイイイメージを引きずって、きっと釣れる、絶対釣れるって意地になって
タコ粘りした挙句にコケtることって多いからね

この気持ちを実践できるのはメンタル面の強さも必要だし、
状況を見極められる情報、能力
それに加えて変化に対応する経験がモノをいうんだよね

オイラもこれが出来きたとき、本当に満足できるんだ

トーナメントに無縁な人でも 趣味の釣り、プラベートの釣りの時 
目標決め、時間制限を設定して絶対クリアするんだと自分を縛って釣ると
少しだけ疑似体験できるかもしれないね(オイラはちょっとやってる目






Day2
フライトは初日の逆になるのだがこの日も25番・・・。
でも急ぐことはなく初日のコンディション確認からスタート。
今日からはオブザーバーも同船し、モチベーションも自ずと一つ上のギヤにアップするというものだが・・・・・。
・・・。ギルバイト・・・。
エリアも変え昨日の再現と、新たなる展開も試みるが・・・・・。
そしてスタートフィッシングから約2時間強を費やした時点でも確実なバイトも得られなかったばかりかベイトの確認も出来ず、何かがかわったと判断せざるを得なかった。 
しかしそれも想定範囲内でその場合のマネジメントとして霞ヶ浦本湖への勝負を挑むプラン変更を決意し北浦を後にした。

イメージ 1


そして大きく移動したスポットで待望のファーストバイトは余裕のキロフィッシュだった。
そしてもう1本出て来ないものかと時間を掛けて見ると再び微かなバイトを捉え強力にフックアップさせたその個体は明らかに1500上だったが、無念のフックアウト。
このスポットでは喰わせの4.8スイミーバレットのネコリグだった。 
そう 前日同様にここでもワカサギのリンクを確認できたことでコンフィデンスを持って集中出来た結果だが、行きがけの駄賃としては最高の展開だ。

余談だが私はゴルフを趣味としていて始めてから約3年になるが現在はクラブ競技にも参加するなどして負けず嫌いな性格上まあまあ本気でエンジョイしている。
そのゴルフなるスポーツは常にミスが付きまとうと共に強烈なメンタルスポーツの一つでもある。
いかなる時もメンタルを自分自身でコントロールし大きなミスをしてもそれを引きづることなく次のホールで前向きに攻めることが出来るかであり、また攻めるうえでもマネジメントが重要となる。
故に如何にミスを減らしてスコアメイクするかなのだが、これがまたバストーナメントでのメンタルコントロールと全く同じなんだ。
そう。ゴルフで学んだメンタルの意識やフィジカル的なことまでも現在の私のトーナメントシーンで確実に大きなプラスになっているのは間違いない。

だからミスは引きずらない!
キッカーをバイトさせることが出来ているんだから間違っていない!
気持ちを入れ替えて強いモチベーションで霞ヶ浦本湖へ向けてリスタートしたわけだ。

気温は低めで防寒ウェアを纏っているがこの日は風も穏やかで本湖をランガンするには絶好のコンディションだった。
そして本湖でのファーストポイントのピンにキャリラバ1/2oz+3”ワンシャの送り込むが・・・。 やはりいないのか?
そうではない。スローコンディション故、直ぐにはバイトしてこない。 
そして数投した後に押さえる様な微妙な重さを感じてフックアップさせた瞬間だ。ご存知の通り霞ヶ浦水系はキャットフィッシュ、野鯉、ニゴイ等の外道も良く釣れる。だから魚体を見るまでは安心できないのだが、次の瞬間一気にアドレナリンが爆発!
1600オーバーのナイスキッカーをネットイン!
興奮冷めやらぬ中、ナントほんの十数メートル離れたもう一つのピンでも抑え込みバイトのフックアップに成功し 獲った個体は1400のキッカーフィッシュだった。
マネジメント通り霞ヶ浦本湖でこの2本を獲ることが出来たのは最高の展開でこのキッカーフィッシュを生かすべくさらに走りリミットメイクに成功したが、最後までライブウェルにキーパーサイズギリギリの300g弱が残ってしまい唯一悔しい思いを残してウェイイン。
コンディション変化にアジャストすることが出来たDay2も5キロ超えの5,205gで単日3位。
予選を暫定トップで通過となった。

2位の西川プロに対し1210gのアドバンテージをもって挑む決勝だが決して予断を許さない。
コンディションの変化に対応すること!
それが最終日の最大のテーマだった。



Day3
予報通り夜明け前から強い北東風で風下エリアは結構なラフウォーターとなりシャローは壊滅に近いコンディションでスタート時ボートを下ろす際後ろからガッボガボに浸水するくらいだった。

イメージ 2

その時点でスタートフィッシングは風裏をセレクトしファーストポイントのマンメイドでは不発だったが、次に向かったポイントですぐに700g上のキーパーをキャリラバでゲット。
そして同エリアで数分後に1200gのキッカーをネットインした瞬間 コンディションは変わっていないと確信
流石に霞ヶ浦本湖の西岸は釣りにならないと判断しDay1/Day2でバイトのあった北浦と北利根エリアを巡って行き、4.8スイミーバレットのネコリグとキャリラバでのスロー&ファストを押し通して1本づつ確実にライブウェルを満たして行き、更には入れ替えまで行いストップフィッシングを迎えた。
 
最終日はトレーラーウェイインで暫定トップの私はラストでステージへ。 
検量を終え暫定トップの横山プロがステージ上のホットシートに座っている。
その彼とのウェイト差は1,023gだが、最初にライブウェルから700gフィッシュ2本を取り出したその時が今大会の優勝を決めた瞬間だった。
そしてこの日もトップウェイトとなる4,255gをマーク!
最高に気持ちの良い ゴキゲン な勝ち方だった。




本当に会心の出来ですねぇ
3日目は、北浦名物の強い風(当日は東寄りの風)が吹いた
この風で北浦西岸を釣ってた人が苦戦したもの沢村さんに幸いしたね

北浦のいいワンドは西側に多くあって、そこをメインにするアングラーが多い
山田ワンド、蔵川ワンド、八幡ワンドなど超有名ワンドはみんな西側
最終日は競技時間が短いんで潮来マリーナのある北浦をメインに釣った人がウェイトを
落としたのも 沢村さんに吹いた追い風DASH!DASH!だね

悩んで下した判断、移動、そして結果が出る これって気持ちいいんだよねぇ~
本当に気持ちよかったでしょグッド!




おしまい