金沢旅行⑤ 近江町市場で朝食を | ディックの独白 / Dick's Monologue

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運動会当日の朝の気分

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金沢旅行2日目。

一泊二日の旅なので、この日には大阪に戻らねばなりません。なので朝から時間を無駄にすることなく活動開始。ちなみに今回の宿は近江町市場のすぐそば。

折角金沢に来たなら、朝食は近江町で食べなあかんやろう が僕からの皆への提案。その提案に乗ってきてくれた友人達を、待たせることなくスムースに店内に誘導したいとの想いで、朝から近江町市場へ。待つか待たないかは、整理券を発行する機械が、いつ店頭に出されるかがポイント。店頭に出たタイミングで整理券を取れば勝ったも同然。

 

市場内を歩いてみると、昨日あれだけいた観光客はひとりもいません。日曜日の近江町市場は1/3くらいしかお店が開いていないらしいので、それを知っている観光客はあえて日曜日を避けてたのか すると風向きはこちらに向いているな など一文にもならない考えを巡らせながら、お店に向かって歩いていきました。この時の高揚感、運動会朝の気分にも通じるところがあるんだよな。

 

お~、誰もおらんやん。ちなみにこの時間が 6:40。

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整理券発行機が表に出ている。常設なのか? もう電源入っているのか?

 

2番をゲット! これなら待つことなく、8時の開店と同時に入店できることが確定。

 

いつもの生活パターン通り、この日も4時台から起きていたので、もっと早くに市場に向かっていたら、ポールポジションは取れたかもしれないなぁ。これから金沢に行かれる方は、この時間を参考にしてください。ポール狙うなら6時半前です。※口コミで6時25分で整理券発券前との情報ありました

 

整理券を入手したことを友人達にLINEで伝えたら、市場内を散策してゆるりとホテルに帰還。

お店の横を通ると、板前さん達が仕込みをしている様子が格子越しに見えました。のちほど、いただきに参りますので。

 

一瞬、かに道楽が市場内に進出しているのかと思ったオブジェ。

 

前日にお昼をいただいた近江町市場寿し。当然まだ開いていないし、待ち客もおりません。おったらビックリするけど、阪神百貨店のセール一番客が前日の18時から(優勝が決まる前)並んでいたことを考えると、おらんとも限らんか。

 

全ての飲食店が8時から開くのではありません。写真には納めていないけど、この近所で既に開いているお店もありました。ちなみに、いきいき寿しも7時半には開けていましたね。

 

僕は既にチェックアウトしていたので、ロビーでブログの下書きでもしながら皆を待とうと計画していたら、ひとりがロビーに降りてきました。金融関係に勤める彼女は、朝から日経に目を通して情報収集に余念がありません。モロッコの地震が日本経済に与える影響とか、超円安に対する日銀の今後の対応など、朝から難しい話を聞かされ意識が飛びかけたわ。

 

1時間弱ロビーいたら全員揃ったので、近江町市場へ繰り出します。

 

もう紹介せんでもわかっているだろうけど、今朝のお店はここ

もりもり寿し

 

1番客が呼ばれました。いよいよ開店です。この時点で35組待ちで、開店前なのにもう満席札が出ていました。

 

もう一人の野郎がしげしげと眺めていたメニューボード。昔に比べてかなり小食になったので、どれから攻めていくか、彼なりに注文を構成していたのでしょう。

 

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店内に通されました。1番目のお客さん達は5人組なのでテーブル席。カウンター席はまだ誰も座っていません。僕達もテーブル席を希望していたので、お姉さんが誘導してくれています。なおテーブル席は6卓あります。

 

詳しい紹介は省きます。とにかく北陸の幸を堪能できて、こんな贅沢な朝食は日常生活ではありつけないですね。

 

のど黒炙り

うまぁぁぁぁ、やはりのど黒は炙りに限ります。

 

白えび軍艦

こちらはほんのりとした甘みが美味い。

 

ほたるいか沖漬け軍艦 

 



 

沖漬けをお寿司ネタにするとは、思いつかない発想。このお店、ほたるいかだけでも3種類の軍艦巻きがありました。調理のレンジが広いわ。

 

柳八目(はちめ)

これメバルのこと。見た目以上に脂があって、すごく濃厚な味。

 

うまづらはぎ

肝の旨さが魅力らしいですが、今回は身のほうで。

 

 

赤いか生げそ

烏賊がとにかく美味い。昨日今日通じて、全員一致した意見。

 

あなご

 

 

玉子

 

 

ぶりとろ

 

 

がすえび

甘エビを凌ぐと言われるガスエビ。身がプリプリで弾けるような食感。足が早いので、地元にしか出回っていなかったそうです。

 

 

お酒の写真はこれだけ。ビールにハイボール、日本酒と飲み続けていたのに、すっかり撮影することを忘れていたようです。

 

湯呑には、石川県内のお店の所在地が書かれていました。

 

お皿の枚数が写真よりも多い。

 

 

全員のお皿を合わせてみるとこれだけ~。皆さん、朝から食欲旺盛でした。

 

 

 

ご馳走様でした!

回転寿司と侮ることなかれ、ネタが新鮮でハイレベルなお寿司をいただくことができました。お寿司は回っていたけれども、ほとんどのお客さんがタブレットで注文をして別のラインで席まで運ばれていました。また金沢に来るなら、寄りたいお店ですね。

 

食べ終えた後は市場内散策。開いているお店が少ないとはいえ、金沢らしい海の幸を見ることができました。

 

女性達は、フルーツジュースがお気に召したようです。

 

僕はお菓子に目を奪われました。いずれも名の通ったお菓子ですが、白えび入りは北陸ならではかな。買ったかって? 買いましたよ、白えびビーバーを。

 

 

近江町市場の後は、武家屋敷散策。長土塀と石畳、用水路がいい雰囲気を醸し出しているのよ。これが加賀百万石の城下町の姿。

 

そして武家屋敷跡野村家

 

加賀藩士の屋敷跡です。ミシュラングリーンガイドで、3つ星の兼六園に次ぎ、2つ星を獲得した屋敷。とにかく庭園が見事なのです。ここ見なかったら損しますよと声を大にして言いたい。

ミシュランガイドの影響なのか、海外からのお客さんが次々と訪れていました。多くの方が、日本人ガイドを連れており、英語然りスペイン語然り、色んな言語が飛び交っていました。さすが日本が誇る観光都市です。

 

さてとそろそろお昼ご飯のお店に向かおうとするか。

朝食を食べてから3時間しか経っていないけど、歩き回ったのでお腹も空いているだろ? 次のお店が食べ終えるまでにどれだけかかるか全く時間が読めないので、急いだほうがいいんだよ。

急げ急げ~。