やらまいか!
おいしょお!
そんな発声で宴の開始。
なんとも賑やかなそのお店は
遠州男唄 濱松 たんと
発声はお客さん自らで。お店の人が上手にのせてくれるのよー ”やらまいか”を代表者が発声し、”おいしょお”を全員で追唱。他のお客さんの手前ちょっと小っ恥ずかしかったけど、皆で唱和しました。
浜松といえば、うなぎだけではありません。そう、餃子です。
1世帯当たりの購入額ランキングの激しい首位争いを宇都宮と繰り広げていることで有名です。昨年2021年はダークホースの宮崎にしてやられましたが、それでも2位。浜松市民の餃子愛が窺い知れる結果です。
ギョーザ購入額、宮崎市が初の日本一 浜松・宇都宮破る: 日本経済新聞 (nikkei.com)
でも高校生の頃から王将の餃子を食べて育ってきた僕の餃子愛は、浜松の皆さんに勝るとも劣らず。なので美味いとの誉の高い浜松餃子を食べずして、浜松の夜は過ごすことができない!
そう思うのも無理もないこと。餃子好きな人なら、わかるよね この気持ち。
たんとサラダ
店名由来なのか、”たくさん”の意味の”たんと”なのかは知りませんが、とにかく10種類もの野菜が使われたサラダ。
ご縁焼き餃子 28個
最初の品から真打ち狙い。餃子がドカンとサーブされました。そして浜松餃子の特徴はもやしがついていること。全国チェーンの中華料理店でも、浜松店だけには餃子にもやしがついているとか。真偽のほどは知らんけど。
皆が(4人で)14個か21個は多いかなぁ となまっちょろいことを言うので、
ここは35個やろう!一人たった8個ちょいやで と言い切ると、
食べれるか~(男)/食べれないわよ~(女性陣)と総反撃をくらいました。
そこまでして反対される理由? それは、いっぽの後 二次会として来たからかなぁ。
というわけで28個に落ち着きました。ただし皆が残した分は僕が食べるとの条件つきで。見事なネゴシエーターぶりをみせてしまったようだな。 王将の餃子なら一度に30個食べるのはたやすいことなのでね。
初めて食べた浜松餃子。全然油くどくなく、とても軽い。いくらでもお腹に入りそう。
野菜の味を強く感じて、食感もシャキシャキ。
美味しいね、浜松餃子。
結局、友人達は7個ですら食べきれず、僕が計15個をいただきました。これくらいなら完食するのは朝飯前。でもね、もやしだけは食べきれず。もやし好きなんだけど一切味つけされていなかった(ような)ので。もやし、素のままはきついわ~。
ごろ焼き
ジュウジュウと煙を上げて運ばれてきました。鉄板で一気に焼き上げられた遠州 夢豚。こちらも麦豚同様に飼料に工夫をすることで、肉の臭みを抑えているそうです。
餃子のお供はもちろんビール。でも630円とべらぼうな価格には参りました。大阪の立ち飲みでは300円台、高くとも400円台前半が当たり前なので、いわば観光地価格だね。
でもそんな不満も吹っ飛ばす、餃子の美味さ。も一度食べたいわ。誰か、大阪で浜松餃子食べられるお店知らないかな。記憶が鮮明なうちに行ってみて、味の再現性を確認してみたいな。
ご馳走様でした!
美味いぞ、浜松餃子。侮れないぞ、浜松餃子。また来るぞ、浜松!
ところで、友人が会社の人から是非にと紹介されたお店が、ここ むつぎく。
浜松餃子のリーダー、超人気店ときいていたので楽しみにしていました。
たんとの前に立ち寄ったのですが、21時過ぎにも関わらずお店はクローズ。残念。
機会あらばリベンジしなきゃね。