松山 萬翠荘~愚陀仏庵
坂の上の雲ミュージアムで展示をみたあとは 敷地内にある
萬翠荘 は愛媛県美術館の分館なのだそうです
http://www.ehime-art.jp/guide/shisetsu/
「大正11年(1922)旧松山藩主の子孫にあたる久松定謨が別邸として建てたフランス風の建築物。
現在は愛媛県美術館分館郷土美術館として公開。」
つい数日前まで改修工事をしていたので 見ることができてよかったです
屋根が綺麗になったそうです
設計者は愛媛県庁本館も設計した木子七郎という人で そちらも見に行く予定です
建物に入ると 左右に部屋があり、正面に階段があります
左右の部屋のドアの上には 綺麗なステンドグラスがはめられています
このガラスは当時のものでしょうか
玄関から入って正面にある階段の上には
大きなステントグラスの窓があります
赤い帆船が目立っています
複雑に変化のあるガラスで 光の加減で様々に表情を変えていきます
階段の踊り場には 屋根飾りが展示されていました
近くで見ると 大迫力ですが 職人さんの紹介のパネルがあり
大変おもしろかったです
2階には展示室や 可愛い休憩室などもありました
展示が結構突飛な感じでおもしろかった
なぜこんな作品がここに?っていう
それにしても こんなに素晴らしい建物が 別邸 だったというのですから
すごいもんですね
建物の裏を回って 山に入り 愚陀仏庵に向かいました
漱石と子規が一つ屋根の下に暮らしたという愚陀佛庵を復元した建物です
そんな共同生活 楽しかったことでしょう・・・
蚊にたくさん刺されました
この夏 東京では ほとんど刺されなかったなぁ
私は2階に住んでいるのもあるけれど
蚊に刺されるようなところにも行かなかったからかな
でも もう 痒いのにも慣れてきました
松山 全日空ホテル~坂の上の雲ミュージアム
子規堂をみて 松山市駅から路面電車にのり
宿泊する全日空ホテルがある 大街道駅に向かいます
路面電車は1両編成で バスのように 運転手さんがすぐ近くにいて
なんだか親しみがあります![]()
ワンマンなので 運転中は話しかけないようにと注意書きが貼ってありました
お堀のそばを走るので 車内から松山城も見えました
愛媛県庁も 時代を感じさせるような素敵な建物でした
とても賑わっています
ホテルのチェックインを済ませて 部屋で小休憩したあと
近くにある坂の上の雲ミュージアムに向かいました
部屋から見えた萬翠荘の屋根↑
部屋から見下ろした ホテルの中庭↓
ごろごろしていると眠ってしまいそうなので 荷物を軽くして出発です
一泊二日の旅なので 少し急ぐことにしましょう
ホテルの前の道を渡ってすぐのところに 坂の上の雲ミュージアムがありました
http://www.sakanouenokumomuseum.jp/
フロアは スロープを歩いていくといつのまにか上の階に来ていて
部屋もいくつもあって あれ ここ見たっけ なんて
迷う人が わたしだけじゃないようで
ちょっと立ち止まると すぐに係りの人が声をかけてくださいます
でも すぐに声をかけてくださるのは 松山にきてから これまでも
何度もあって 土地柄 皆さん親切なんだなぁと
ほのぼの 温かい気持ちになるのでした
それにしても なんで設計が安藤忠雄さんなのかなぁ
どうせなら松山出身の人にすればいいのにな
美術館の入り口で立っていた 秋山氏に扮したおじさん
職員の人じゃないみたいだけど 毎日来てんのかな
「坂の上の雲」の新聞連載のコピーが壁一面に展示されていました
挿絵画家の人の話によると 入稿前日に 司馬先生が書き上げた原稿を読んで
一晩で挿絵を書いていたとのこと
今のように 媒体が多様化していない時代の 新聞というメディアが
いかに人々の中に多くをしめていたのか
関係ないけど 「クライマーズ・ハイ」も
平成生まれには ちょっとぴんと来ないんじゃないかな
っていうか かなりの想像力がいるよね
わたしも(笑) 若干 当時の空気を忘れているもの
展示物は 秋山真之
の 「本日天気晴朗ナレドモ浪高シ」の手書き原稿の複製など
一般人の公募作品に混じって 秋山兄弟や正岡子規などを知る手がかりを
見ることができました
特に 正岡子規は 「のぼる」から子規になってからのことしか知らなかったので
松山に来て けっこう印象が変わりました
たっぷり見学したので 敷地内にある萬翠荘と愚陀仏庵に向かいます
松山 子規堂
松山市駅で坊っちゃん列車をみたあとは
踏み切りを渡って 駅すぐそばの子規堂に向かいました
正岡子規の家は 秋山兄弟の家に比べて比較的裕福だったため
上の学校にあがったときに 書斎をつくってもらったと聞いて
兄弟が遊びに来たという話を聞きました
敷地内にある受付で入場料50円を支払いました
ちゃんと整備されて 観光タクシーも何台も来ていました
街のいたるところに この俳句ポストがありました
子規堂の向かいには 坊っちゃん列車の客車が展示されていました
当時ドイツから輸入されたもので 小説『坊っちゃん』の中で
マッチ箱のようなという形容で有名です
実際に中に入ることもできます
客車の側面にあったロゴマーク
タクシーの運転手さんの解説によると
「イ」が4つで「いよてつ」なんだそうです
子規堂には 正岡子規や夏目漱石 秋山兄弟にまつわる展示物が
ガラスケースの中に入って並んでいました
でも自然光で部屋も開けっ放しで こんな感じでだいじょうぶなんだろうか
なんて余計な心配をしてしまいます
知らないうちに 蚊にたくさん刺されました
虫除けスプレーをしてくればよかったです
このあとは とりあえずホテルにチャックインすることにします



























