今日は、地元の祭り。
 
 
家の目の前の広場でするから、
 
毎年うっとうしくてたまらん。
 
なんでこの時期にするのか、いまだにわからん。
 
 
 
一応、通りがかるときに愛想笑いしながら見とったら、
 
どっかのガキが、ワーワー言いながら俺に何か投げてきた。
 
 
 
調子にのりおって。
 
 
 
こういう時だけ、テンションが上がって
 
距離感が分からんようになるヤツがおる。
 
 
 
 
隅っこに連れてって、どついたろか。
 
 
 
 
世間体が悪いから、がまんがまん。
 
 
 
たまに会うが、いつも無視するような、近所のおばはん達が
 
こっち向いて何かしゃべっとる。
 
 
 
「ほら、あれがうわさの・・・。」
 
 
 
 
何がうわさのやねん。
 
 
 
 
ほんまに変わった祭りで、占いコーナーとかもある。
 
 
3000円。 うそ臭いなぁ。
 
 
 
冷やかしで占ってもらうことにした。
 
 
何か手を動かし回って、出た答えが
 
 
 
 
「あなたは、将来必ず病気になります。」
 
 
 
 
ときたもんだ。
 
 
 
「当たり前やないか。」
 
 
 
と返すと、占い(詐欺)師が、
 
 
 
「でも大丈夫、不安だよね。私の手、握ってて。」
 
 
 
 
 
 
これはなんや。
 
 
 
コーヒーを飲みに行った。
 
店員がメニュー表を持ってきたが、
 
ケーキ類が載っとるやつは渡さず帰った。
 
 
 
「おいおい、何をしとんねん?」
 
 
 
そいつを呼び止める。
 

 
見た目で判断すな。
 
俺はケーキが食いたいねん。
 
 
 
 
「そのメニューも持ってこいや。」
 
 
 
 
店員は何故かムッとした表情で
 
放り投げるようにメニューをおいてどっか行きやがった。
 
 
 
 
最近のバイトは、ほんまあかんわ。
 
 
 
 
しばらくして、ケーキが運ばれてきた。
 
 
 
 
「これ、メニューより小さいやないか。」
 
 
 
 
と冗談を言うが、真顔で無視。
 
 
 
食い終わって、会計のときも仏頂面で対応。
 
 
 
論外。
 
 
 
次の客の時は、結構な(作り)笑顔で対応。
 
 
なんやねん、この差は。
 
 
 
レジをじっと見たら、俺より高いものを頼んどった。
 
 
 
 
 
世の中金やな。
どうしても証明写真が要ると言われ、
 
気が進まんかったけど、しぶしぶ隣町の写真屋に行った。
 
 
 
ここは、確率の高いロシアンルーレットみたいな店で、
 
おっさんに撮らせたら、まだマシな仕上がり。
 
おばはんが出てきたら、ジ・エンド。ぶれぶれ写真の出来あがり。
 
 
 
で、出てきたのは、ガサツなおばはん。
 
はい、ジ・エンド。
 
やっぱりかい。
 
これやから平日はあかん言うたやん・・・。
 
 
事前にしっかりと釘を刺す。
 
 
俺   「今日はちゃんと撮れよ。」
 
 
おば  「わかっとるわ。」
 
 
 
カシャカシャカシャ。
 
 
あっという間に終わり。
 
相変わらず雑やのう・・・。
 
 
 
撮れ具合を俺に確認するでもなく、パソコン作業に夢中なおばはん。
 
 
 
(どうせ、たいした仕上げもできてへんやろ・・・。)
 
 
 
しばらくして、おばはんがやってきて、
 
「ほれ。」と写真を渡される。
 
客に対してなんやそれは・・・。
 
 
で、肝心の写真はというと、わずかな期待もむなしく、お察し通りの出来ばえ。
 
身体はなんか斜めに傾いとるし、ネクタイはひんまがっとるし。
 
 
これはひどい。
 
 
たしかに実物もひどいが、写真にうつっとる生き物は、3割増しでひどい。
 
 
「なんやこれは?」
 
 
「さっき、一生懸命何を編集しててん?」
 
 
 
おばはんに尋ねる。
 
 
 
「明るさを足しとった。」
 
 
 
と、おばはん。
 
 
 
 
 
 
そこやないねん。