『間借り鮨 まさよ』 原宏一著 双葉社

 352p

 

いつもニコニコほっこりさせる笑顔の普通のおばさんなのに、鮨を握らせた銀座の一流職人も顔負けの腕前。自分の店は持たず、間借りで鮨屋を開く雅代。
そんな彼女のところには悩める若者や困りごとが舞い込んでくる――。鮨だけではなく、人の心と胃袋も握る雅代さんの魅力あふれるハートウォーミング鮨小説。

とても温かい物語です。

ふらりと現れて間借りで鮨を握る雅代おばさん。

彼女の元にはなぜか困り事が舞い込んで来ます。

それも結構厄介な問題たちが。

癒されたい時におすすめの一冊です。

 

とびきり美味しいお鮨ってどんなものなんでしょう。

一流のお鮨なんて食べたことあるのかな、と考えてしまいました。

でも昔石川に住んでいた時に食べたお鮨は、本当に美味しかったです。

超一流の料亭とかお鮨やさんではないですが。

地元で遠くからもお客さんが来るという小さなお店があって、海鮮巻きが有名だったのですが、稀にノドグロがメニューに載ることがあって、初めて食べた時は感動するほど美味しかったです。

結局人はどれだけ真剣に他人と関われるかなのでしょうか。

誰かを本当に救ったことがあるのかなと、ちょっと真面目に考えてしまいました。

『のだめカンタービレ7』 二ノ宮知子著 講談社

 181p

 

千秋率いる新オーケストラが本格始動!! 才能あふれるメンバーに恵まれ、プロ顔負けのオケに仕上がりそうな予感。いっぽう名指導者・江藤(ハリセン)に才能を買われたのだめは、新学期早々、“江藤塾”に入れられてしまう。谷岡センセイとはうって変わった暴力レッスンに耐えかねて、教室を脱走するのだめ。しかしハリセンの情熱と、プリごろ太+弁当への愛から、謎の協定を結ぶ二人。のだめの才能は花開くのか!? 青春クラシック音楽コメディ!!

のだめが厳しい指導者の元、ピアノに真摯に向き合うようになります。

でもそれが荒削りだけれど、聴く人を惹きつける良さを奪っていきます。

何にしても良き指導者と巡り会うことて、本当に大切なのだと感じます。

プリごろ太というアニメも登場してコメディ要素もしっかり形成されます。

好きな人のために一生懸命になる、この巻はちょっと切なくて良いお話です。

 

さて金曜日は兼任している仕事が重なる日です。

予想外に時間がなくて、お昼を食べる時間もないくらいです。

でも少しだけ早く着いて、中庭で陽だまりの中齧ったパンはとっても美味しかったです。

ただ晴れているからできることで、雨だったら本当にギリギリになります。

ここに載せているのは漫画なのですが、実はめちゃくちゃ活字を読んでいます。

書籍という形にはなっていないので、まだご紹介できないのが勿体無いです。

それにしても普通に喋っている方の、作家さんとしての物語を読むのはちょっと照れます。

 

 

『のだめカンタービレ6』 二ノ宮知子著 講談社

 194p

 

学園祭での活躍が「クラシック・ライフ」に掲載されて、その才能が注目されだした千秋。もちろん、目標は指揮者。だが大学院への進学はピアノ科だし、海外への留学は、昔からの飛行機嫌い・船嫌いでムリムリ!! 「日本で何をする?」千秋のいら立ちは募る……。そんなとき、長野の音楽祭で出会ったコンマス、三木清良から素敵なお誘いが! 大人気クラシック音楽コメディ!!

あることに真摯に向き合っている人は強いなと感じます。

そこに才能が加わったら鬼に金棒です。

ただそこに達するには努力も必要で、そこが描かれているところが良いです。

実家も裕福で外見も良くて才能もあって、完璧に見えても欠点はあるものです。

この漫画を読むたびに頑張らなければと、力が湧いてきます。

 

すでに何度も読んでいるので先はわかっています。

それでも真剣に読んでしまうのです。

特に何かに躓きそうになった時に、再読したくなります。

ギャグの部分も面白いですし。

何より芸事の、大変だけど達成した時の充実感を感じたくなるのです。