これは最終的な結論なんですが、男ってやつは2人以上集まるとロクなことしないです。はい。
こないだ、同級生が仕事場に遊びにきてくれまして。ちょうど終わりの時間だったので一緒にご飯に行ってきました。
で、まあ当然のごとく昔話になるわけで、そしたら出てくるわ出てくるわ、懐かしのエピソードが。
幸いにも本人の許可がおりたので、ちょっとずつ書いていきます。
……あ、あいさつ忘れてた。こんばんは。
では。
*中学1年生
当時、彼(Tくんとします)には小学校時代から惚れている女の子、Kちゃんがいました。
それ自体は誰もが周知の事実だったのですが、なにせKちゃんは学校1番のアイドル、未だ本人に想いを伝えられていないままでした。
そして、その時はやってきた。
英語の時間でした。よくある初歩の英文
「I like ~」
の例文の発表。見事先生に指名されたTくんは、クラス中の男の期待と笑いを背負って言いました。
「アイ ライク K(ちゃん)」
……。
3年間Kちゃんと微妙な空気だったのは言うまでもない話です。
*同窓会にて(22歳)
会が意外にはやく終わったので、三ノ宮でぶらぶら。ちょうど駅前のオーパの辺りです。
ちょっと女っ気がなくて寂しいなということで、ジャンケンで負けたやつがナンパしようとなりました。
誰かの提案で、無謀にもオーパのショップ店員さんに声を掛けることに。正直ほとんど罰ゲームです。
で、負けるんだ、Tくん。こういう時の空気を読む本能はハンパじゃない。
突撃。
……玉砕。まあここまでは普通だ。
後日、別の同級生と会ったTくん、
「Tくん、こないだKちゃんナンパしたらしいやん」
と言われる。
???? 状態です。
その後、よくよく話を聞いてみると、どうやらそのショップ店員がなんとKちゃんだったらしく、Tくんはまったく知らず偶然に声を掛けていた、ということみたいです。
なんたる確率。これがドラマなら、きっとこの2人は結ばれる運命だろう。
……。
もう一度書こう。
彼の空気を読む本能は、ハンパじゃない。
*同棲中の彼女に(22歳)
彼女に別れを切りだされたTくん、理由を尋ねると
「アンタといることがストレスやねん」
と言われる。
……。
普段はほとんど空気の読めない男です。
*びっくりドンキーにて(23歳)
B系を気取っていたTくんもフルモデルチェンジでお兄系に。
多少はモテるようになり、人生、そう人生において1番調子に乗ってる時期でした。
Tくん「俺、最近ハーフによく間違われるねん」
いきなりの勘違い発言。そこで、思いつく。
俺「じゃあ今日はハーフの設定でいこう」
T「えっ?」
俺「会計のとき、片言でなんか外人っぽいこと言ってよ」
T「それ、まじで言ってる?」
俺「Tくんやったら出来るやろ」
T「わ、わかった」
かくして、会計。
店員「2800円です」
俺「Tくん、2800円やって。3000円ある?」
T「……」
俺「Tくん?」
T「……」
『サンゼンエン、ナイ。ゴセンエンナラ、アルネ』
なぜ中国人?
******
人間の記憶というのは、保管庫というよりはむしろ創造の領域に属するので、存外いい加減なものです。
この話も月日により多少脚色されているのかもしれないですけど、それにしても酷い。いや、ある意味すごい。
ま、そんなTくん、俺は大好きですけどね。
これからもロクでもない思い出を創造していきたいものです。
ではでは。
こないだ、同級生が仕事場に遊びにきてくれまして。ちょうど終わりの時間だったので一緒にご飯に行ってきました。
で、まあ当然のごとく昔話になるわけで、そしたら出てくるわ出てくるわ、懐かしのエピソードが。
幸いにも本人の許可がおりたので、ちょっとずつ書いていきます。
……あ、あいさつ忘れてた。こんばんは。
では。
*中学1年生
当時、彼(Tくんとします)には小学校時代から惚れている女の子、Kちゃんがいました。
それ自体は誰もが周知の事実だったのですが、なにせKちゃんは学校1番のアイドル、未だ本人に想いを伝えられていないままでした。
そして、その時はやってきた。
英語の時間でした。よくある初歩の英文
「I like ~」
の例文の発表。見事先生に指名されたTくんは、クラス中の男の期待と笑いを背負って言いました。
「アイ ライク K(ちゃん)」
……。
3年間Kちゃんと微妙な空気だったのは言うまでもない話です。
*同窓会にて(22歳)
会が意外にはやく終わったので、三ノ宮でぶらぶら。ちょうど駅前のオーパの辺りです。
ちょっと女っ気がなくて寂しいなということで、ジャンケンで負けたやつがナンパしようとなりました。
誰かの提案で、無謀にもオーパのショップ店員さんに声を掛けることに。正直ほとんど罰ゲームです。
で、負けるんだ、Tくん。こういう時の空気を読む本能はハンパじゃない。
突撃。
……玉砕。まあここまでは普通だ。
後日、別の同級生と会ったTくん、
「Tくん、こないだKちゃんナンパしたらしいやん」
と言われる。
???? 状態です。
その後、よくよく話を聞いてみると、どうやらそのショップ店員がなんとKちゃんだったらしく、Tくんはまったく知らず偶然に声を掛けていた、ということみたいです。
なんたる確率。これがドラマなら、きっとこの2人は結ばれる運命だろう。
……。
もう一度書こう。
彼の空気を読む本能は、ハンパじゃない。
*同棲中の彼女に(22歳)
彼女に別れを切りだされたTくん、理由を尋ねると
「アンタといることがストレスやねん」
と言われる。
……。
普段はほとんど空気の読めない男です。
*びっくりドンキーにて(23歳)
B系を気取っていたTくんもフルモデルチェンジでお兄系に。
多少はモテるようになり、人生、そう人生において1番調子に乗ってる時期でした。
Tくん「俺、最近ハーフによく間違われるねん」
いきなりの勘違い発言。そこで、思いつく。
俺「じゃあ今日はハーフの設定でいこう」
T「えっ?」
俺「会計のとき、片言でなんか外人っぽいこと言ってよ」
T「それ、まじで言ってる?」
俺「Tくんやったら出来るやろ」
T「わ、わかった」
かくして、会計。
店員「2800円です」
俺「Tくん、2800円やって。3000円ある?」
T「……」
俺「Tくん?」
T「……」
『サンゼンエン、ナイ。ゴセンエンナラ、アルネ』
なぜ中国人?
******
人間の記憶というのは、保管庫というよりはむしろ創造の領域に属するので、存外いい加減なものです。
この話も月日により多少脚色されているのかもしれないですけど、それにしても酷い。いや、ある意味すごい。
ま、そんなTくん、俺は大好きですけどね。
これからもロクでもない思い出を創造していきたいものです。
ではでは。