ほら、だから言ったんだよ、美容院は苦手なんだって。案の定じゃないか。まったく。


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おはようございます。

美容院は苦手です。なんていうか、あの

「会話のための会話をしなきゃいけない」

みたいな空気がどうにも合わなくて。行かなくて済むなら、一生行きたくない場所の一つにカウントされます。

ただ悲しいかな人間、そういうわけにはいかない。

で、昨日、髪を切りに行ってきたわけです。
かなりのプリン、いや、キャラメルマキアート状態になってたんで、カットとカラーを注文。
案内をしてくれた店員さんは愛想のいい感じ。

……そこまでは良かった。

カットに入ると店員さんが交代。

この人がまた喋るんだ。

いや、喋ってくれるのは構わない。こっちも拙いとはいえ多少の会話術くらいなら持ちあわせている。

問題なのは、この人が絶望的に会話ベタなこと。いちいち質問が小間切れなの。

俺も悪いとは思う。できる限りの短い返事しかしてないし。

でもそれにしても酷かった。髪を切ってもらいたいだけなのに、いったい何の苦行だよ。

そんなこんなで、一旦カット終了。カラーに移る。またもや店員さんが替わり、ババ……、もといお姉さん現る。

……。

こ、こいつ、うぜえ。いちいち語尾が伸びるの。

「えー、そうなんですかー」

「きっと似合いますよぉ」

いやいやいや、いくつだよ。もうぶりっこしていい年じゃないだろう。めんどくせえの二乗にイライラしてきたじゃないか。

これだから美容院は嫌いなんだよ。


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ってなわけです。髪の仕上がり自体にはけっこう満足なだけに、余計に残念感があります。

「でも、最後にしてもらったマッサージが思いのほかいい感じだったしな」

って、なんだかんだでまた同じ店に行きそうな俺がいます。

まああれですよ、人間便利なもので、どんな記憶でもすぐにモヤモヤした形に変えてしまうってことです。
いっそこのまま美容院嫌いの記憶もモヤモヤさせてくれれば、もう少し美容院を楽しめそうな気はするんですけど。

あぁ、便利さが半端。
確率ってのは、数学で教えられるよりはるかにあやふやなものだと思う。

おはようございます。

いやね、iPodの話なんですけど、こう、イヤホンに左耳用と右耳用があるわけですよ。それを見分けるためにそれぞれにLとRが書いてあると。

で、俺は左耳からつけたい人なんで、Lを求めてイヤホンの片方を手に取るわけですけど、何故かいつもそこにはRの文字が。

8割~9割くらいはそうなんですよ。もちろん、誇張でも気のせいでもなく。

これ、どうしてなんでしょうね。

神様の存在なんて関係ない人生を歩んできましたけど、もう正直信じたくなるくらい。それほどに誰かの「見えざる手」の力を感じます。

……。

とか言いながらイヤホンを取ったら、またもやRの文字。

そう、きっと神様はイタズラ好きなんですね。

うん。わかった、わかったから、いい加減確率で遊ぶのは止めてくれないかな。
こんばんは。

今日は朝にちょっと時間があったんで、礼服を買いに行ってたんですよ。
あ、来週うちの姉(次女)の結婚式でして。

一応持ってはいたんですけど安物なんで、

「いっちょこれを機にいいやつをゲットしてやるか」

ってなもんです。

で、こうなる。


*店に乗りこむ。

 ↓

*とりあえず店員さんを捕まえる。これが思いのほかいい店員さん。

 ↓

*できる限り試着してみる。

 ↓

*悩む。店員さん、俺をそそのかす。またトークがうまいんだ、これが。

 ↓

*またまた悩む。時間稼ぎに身の上話。同世代であることが判明。

 ↓

*結局、予算ギリギリまでつり上げて決める。でも満足。ありがとう、店員さん。


みたいな感じです。
いやね、自分も接客業なもんで、いい店員さんに出会うと嬉しくて。

勉強になるし、「負けてたまるか」ってモチベーションにもなる。うんうん。

……まあ、おかげでビックリするくらいの金欠だけどね。

なんだかんだいってもいずれちゃんとものが必要になるのは間違いないから後悔はしてないんですけど、まだご祝儀も払わなくちゃいけないしですし、そう考えると苦しいですね。

うーん、どうしたもんだか。

……。

そう、結婚式なんですよ。

しかしあのお姉ちゃんが結婚とは。弟としてはいまひとつイメージが湧きにくいのも事実。

いや、昔っからモテ女だったんですけど、なんか「結婚」っていわれると違うような。

よく分かんないです。


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さぁ、これで姉弟で独り身は俺だけになりました。
正直、危機感とか特にないですけどね。そこら辺は元々感覚がゆるいんですよ。

母親譲りの神経質さと、父親から受け継いだおおらかさ。

人の性格ってのは複雑なものです。

……。

とりあえず、今はあの幸せ空気を目一杯味わうことだけ考えよう。
よし、それでいい。

お金は、まあ給料日まではなんとかなるだろう。

うん、大丈夫さ。だって俺だし。
両親譲りの、よくわかんらん自信だけはある。

大丈夫。