まず、携帯電話は常に持ち歩く媒体であること。
携帯メール配信は、これまでの広告と比較して、お客様の最も近い距離に情報を配信できる媒体であり、お客様のコミュニケーションツールの一つである携帯メールに情報を配信できる媒体と言えます。
次に、従来のDMと比較して、情報をリアルタイムに低コストで、お客様の手元の携帯電話へ配信することが出来ます。
そして、配信ターゲットを絞り込むことにより、顧客ターゲット戦略が容易になります。
最後に、QRコードを掲載したりすることにより、様々な広告メディアと容易に連携できます。


では、携帯メール販促は本当に効率の良い有効な販促なのか検証してみましょう。


まず携帯電話の普及率は50歳未満ですと90%以上です。

システム開発会社・社長日記。-年代別携帯普及率

年代別携帯普及率(日経BP.NETより)


次は送られて来た携帯メールの確認頻度ですが、80%がメール着信後すぐに開封していることがわかります。


システム開発会社・社長日記。-携帯メールの確認頻度
携帯メールの確認頻度(MMD研究所「モバイルリサーチ」より)


上記2つの資料だけでも携帯メールがいかに情報伝達力の大きな媒体かお分かり頂けたかと思います。


では、本当にそんなに素晴らしい販促方法なら携帯メール販促だけでいいじゃないと思われるかも知れませんので、次回は携帯メール販促と他媒体との比較をご紹介します。


システム開発会社・社長日記。-携帯メール販促とは?


携帯メール販促とは何ぞやから始めます。


まず飲食店のテーブル席に着くと三角ポップやメニューにQRコードを印刷してあるのをよく見かけないでしょうか?
そのQRコードを携帯電話で読み取って、メールを送信したり画面にユーザー情報を登録すると時々携帯電話にメールが送られてきて、新メニューの情報や割引クーポンが取得できるようなメールになっていることがあるでしょう。
このお店がお客様に携帯電話にメールを送ることによってお客様をリピーターさせることが、携帯メール販促です。


なんでお店がこんなことをするか・・・。

顧客は放っておくと他店へ浮気したりお店の存在を忘れたりします。
お店の存在を忘れさせないために、顧客を維持するためにお店にリピートさせる手段が携帯メールです。


つまり、携帯メール販促は厳密に言うと集客ツールではありません。


DM、チラシ、ホームページを集客ツール(攻めのツール)とすれば、携帯メール販促は顧客維持のツール(守りのツール)なのです。


こう記述すると消極的なイメージになりますが、別の角度から見るとお客様にリピートしていただく、ファンになっていただく事を積極的に目指すのが携帯メール販促であるとも言えるわけです。


次回は携帯メール販促で出来ることについて掲載します。(^ε^)

7月6日に弊社の地元で携帯メール活用セミナーを開催しました。
セミナー対象者は、地元の津山商工会議所青年部の有志の方々に参加していただきました。

午後7時半より「阿部辰也が語る。きびしい時代に打ち勝つ!携帯メール活用セミナー」をスタート。

第一部はグッドホープ代表の阿部辰也氏が講師で「簡単らくらく!携帯メール販促入門」で講演されました。


システム開発会社・社長日記。-阿部辰也セミナー風景

講演内容は、
 ・携帯メール販促の基本
 ・携帯電話の利用状況と販促効果
 ・携帯メールと他媒体との比較
 ・メールマーケティングの活用法
について50分間、講演されました。
アンケート結果では、ほぼ全員の方が内容について理解されたようです。

第二部は私が「メール配信システムの実践」で講習を行いました。


システム開発会社・社長日記。-籔内規次セミナー風景

参加者に手持ちの携帯電話を使用して実際にメール会員登録とメルマガ配信をしていただきました。
受信メール拒否解除に、やや時間がかかりましたがほぼ時間通りにセミナーを終えることが出来ました。

その後の懇親会でも青年部有志と阿部辰也氏と私、弊社取締役の11名で歓談し、メルマガ配信内容のノウハウの質問等で盛り上がりました。
次回のセミナーでは「成功事例のご紹介ととメール配信のノウハウ」の内容を企画しています。
今回の反省点を踏まえて準備をしていきたいですね。

地元の企業として弊社のセミナーで何かを掴んで、ぜひ商売繁盛に繋げてもらいたいです。


次回よりセミナーのテキストを元にして、携帯メール販促についてブログを書いていきます。