ブルーベリー家庭菜園まとめ記事あります。



ブルーベリーを育てていて1番の敵は、病気でも害虫でもなく「鳥」です。

大事に大事に育ててきて実が大きくなって、さぁ明日採ろうと思うと翌日には無くなっています。

殺意が湧きます。

ちなみにラズベリーはあまり狙われません。

明らかにブルーベリーは集中狙いしてきます。

おそらくですが、枝にとまらないとうまく啄めないのだと思います。

ラズベリーはトゲトゲで、枝はブルーベリーほどしっかりしてません。

あと丸飲みできるから食べやすいのかな。


スズメなんかは小さいものしか食べないし大した量も取らないので許せますが、1番腹立つのはヒヨドリです。

大粒の食べ頃は全部食べるし、少し青くなったものでも突いて落としてしまいます。

またヒヨドリの繁殖期は長い上に5〜9月とブルーベリーの収穫時期にほぼ重なるので待っていても被害は収まりません。

色々と対策していて未だ現在進行形ですが、キラキラテープ×、鳥人形×、吹き流し×、人による威嚇×、で全て慣れたら無意味ということで完全に効果的な対策はネット張りしかありません。


小さめの鉢植え栽培サイズだったら、ヒヨドリには根こそぎ食われるので、実が青くなり始めたらなるべく完全にネットがけして防御するしかありません。

網目の細かいもので実や葉が絡まない様に巻き付ける様にぐるっと覆ってしまうのが良いと思います。


地植えの大株の場合も、株数が多くなければ一株ずつ簡単に農業支柱を建てて側面だけでも全部覆ってしまうのが良いです。

真上も覆えれば完璧ですが、木一本くらいの狭いスペースに鳥は真上からはあまり侵入したがらないようなので、側面に網があるだけでも嫌がって近づきません。

この場合の網目は20〜30ミリくらいでもう少し安価な網でいいと思います。

高さは成木で2m程度で、2〜3mが4面ですから結構な面積が必要になります。

鳥が絡まる可能性もありますが、もうそれは仕方ないです。

なるべくピンと張ると鳥が跳ね返されて絡まりにくくなるようです。

後で逃すにしても、捕まる恐怖心が残ると思います。

網は収穫時期が終わったらすぐに回収すれば日光による劣化も少なく、数年は使えると思います。




あとは完璧に甘さの乗った生食は諦めて加工用として割り切って少し早採りを心がける事と、多少減っても全滅しないくらいたくさん成って、スズメのような小鳥には食べられないサイズのものを育てると良いです。

育てているものの中では今のところブライトウェルがこの育て方には合っています。

かなりの豊産性で、そこそこ大きくなり、種感もマシな部類で、早採りしてもそれなりに食べられます。

更にラビットアイなのでかなり育てやすいです。

加工用ならラビットアイで全然OK。



あまりお金がかかる方法をやってもどうせ元は取れないので、費用対効果の高い簡単なネットかけをお勧めします。

まだ今後も新しい対策は試していきたいです。


今年の収穫1回目、鉢の方の小さい実は大半鳥に食われてるのでほとんどブライトウェルとティフブルーの4年目の木2本分ですがこのくらい取れました。

見た感じ四分の一採ったくらいですかね。

赤っぽいのも混じってますが、鳥に取り負けないためには仕方なし。