燃費とおかまはあやふやな~のよぅ!2の段 | 修理屋キヨシのブログ/武内自動車整備工場

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はじめまして!兵庫県たつの市揖西町で車の修理屋をしているキヨシです!日々のいろんなことを書き連ねたいと思いますので、どうかお付き合いくださいね!

第二弾ですね。

人生で、一度だけ、おかまバーに連れて行ってもらった事があります。
メンタルで押し負けてはいけないと、パンツの上からぐっと握ってやったのは、20代の事でした。
会社の人と、お酒を飲むのは楽しかったな、キヨシです。







ブログにおかまは関係ないんですけどね。

続きです。

元々あやふやな目安値に、線引きをして、減税という名の、税金の投入をしてしまったがために、ややこしいことになった話を、前回にしました。

まあ、この三菱の問題の中で、ごちゃ混ぜにされている面もあるのですが、

日産がまず世の中に訴えたのは、カタログ燃費に対する、実測値の差異が大きい話であり、

エコ減税に対する詐欺行為というのは、実は論点が微妙に違って、

車の後ろのガラスに張ってある、緑色の楕円のステッカーですね。

○○年度燃費基準という基準に対する、詐称になるわけです。

ちょっとこの切り口から、今回はだらだら、書いていきたいと思います。




エコカー減税、なんかで、巷がわいているときにお車を買った人は、覚えがないですか?
125000円の乗り換え助成が終わって、国が打った次の、販売施策が、エコカー割引だったろうと思っております。
新車にいろいろ優遇措置があったために、中古車業界の暗黒時代ともいえる時期かと思います。


「この車は、このこのグレードで、オプションと、これを付けてもらえると、重たくなるので、エコカー対象になるんでお得ですよ」



なんて商談中に言われた覚えがある人はいませんか?

一番軽い、本来燃費のいい安物のグレードは、エコ減税対象じゃなくて、

オプションつけて、重たくして、燃費わるくなっとるやろうに、なぜかエコ減税対象になるんですよ。

排気量の大きいほうにして、燃費わるくなっているのに、二酸化炭素の排出量も増えているのに、
なぜかエコ減税に対象になるんですよ。


そんなバカげた商品説明が、公然と行われている期間が、5年ぐらい前にありました。

実際は、悪くなっているかもしれないのですが、税制のカテゴリー分けの、ギリギリの車重の車において、重量を重くして、一つ上のクラスにしてしまうと、エコ減税の対象になってお買い得、

というセールストークです。
当工場でも、こういう商談を営業の人にされつつ、トヨタのミニバンを買っていただいたお客様がいらっしゃいます。

「重たくしといて、エコやってw」
と、複雑な笑みを浮かべつつ、言われるがままに「お買い得」なチョイスをした覚えがあります。


理論値で、燃費を(間接的にCO2排出量を、ということです。)削減しているだけなので、こんなことがまかり通りますが、エコロジーの本質から言いますと、大いなる背信行為ですし、

理論値で、まかり通る話をしているからこそ、できたインチキトークです。業界全体で、これをやっておりました。


燃費の数値が実測値で行くならば、重くなった分、悪くなった燃費が数値に現れましょうので、こんなわけにはいかないところですが、

JC08、10・15モードなどの燃費計測では、どのみち、ローラーの上で車を走らせますので、実際に自動車という物体がが動くという事において

少なくとも地球上を支配している「慣性の法則」は、

その都度「適切な負荷」という名の、理論値に置き換えられますので、ぶっちゃけ何でもアリなのかもしれません。

元々、そんなあやふやちゃんなんですよね。

しかし、そんなあやふやなことに、勝手な線引きをして、税金を突っ込んで、その中で勝手にお買い得な、エコ背信行為をしてきている、

今も、幾ばくかにおいて、現在も重量税、取得税においては、続いている闇の部分で、

ズバァン!と、何とも言えない切込みを入れたカルロスゴーン氏は、
現世の社長島耕作以上のオトコかもしれません。

ゴーン嫌いな、スタンスでブログを書き始めて今、自分のブログを読み返して知る、ゴーン氏のキレっぷりに、ほれぼれしそうになったキヨシです。


こういう雰囲気の業界の闇を、だれにも横槍を入れさせない土俵とし、

ここからはキヨシのスーパーフィクションですが、


実は、もっと前から、社長ゴーン(倒置法ではありません社長島耕作に習っております)には、ルノーから、

シェア拡大の、きついプレッシャーがかかっていて、

しかしながら、日産ブランドでの国内販売の伸びしろにも、難しいものがあり、

そこで出てきた策が、三菱の買収であり、


でも、ルノーからシェア拡大のために引っ張れるお金では、三菱自動車を買い取っちゃうには、財閥という敷居的にも実金額的にもちょっと手が出なくて、

三菱財閥の中から、三菱自動車を孤立させ財閥の後ろ盾をなくさせるために、買取可能額まで、企業価値を下げるために、

一発、重箱の隅をつついたんではなかろうか。と思うところがあります。


まあ、鳥か卵か、どちらが先か、みたいなニュアンスの差はもちろんあるでしょうが。


ここら辺で、次回に話を、持ち越したいと思います。



追伸

自分が、なぜそこまで、具体的に思うのかという根拠に関しては、

前に書いたブログにも触れましたが、

日産が被害者宣言する半月ほど前に、国内各メーカーのジーゼル車も結構黒煙規制値オーバーしているという話題のでた中に、

日産エクストレイルも、ワースト1か、2の数値を第三者機関から、公表されているのに、(まあ、この報道については、全メーカーがスルーしちゃいましたが、)その根の葉も乾かぬうちに協力メーカーの同様の問題を指摘するなんて、厚顔無恥なことは、日本人社長の、会社にはできないでしょう。

もしくは、
その先に、特別な目標設定や、見える結果がないと、できなかったでしょう。


と言う所と、

一つ前の世代まで、ひたすら3ATグレードを有した、燃費なんかどうだっていい仕様のオッティ散々売り倒してきたくせに、今更どの面下げて人の燃費をどうこう言っているんですか?


というところに、思いをはせるわけです。

今回はここで、次回につなぎます。

アディオス!!