埼玉県の少子高齢化がぐっと進むかと思いましたが、
最後は、子育ての現場と無縁のかたたちにも、
常識が戻ったようです。ホッ
議員さんみたいな、みんなのための政策を考える人は、
みんながどういうふうに生きているか、知らないと、
いい政策は作れないですが、
おうおうにして、お年を召した、男性がたが多い。
そういうかたは、
子どもがいても、
子育てや家事は奥さんにおまかせ、
というのが今でも多いでしょう。
実際にやってたら、実際に子どもを見てたら、
ああいう条例案は出てこないはず。
このあいだ、「女性ならでは」という言葉が批判されてましたが、
私は、この言葉は悪くないと思います。
というより、「男性ならでは」という言葉を聞かないのが問題では?
女性の特性を生かした行動とか考えとか、あってもいいはずだし、
「男性ならでは」と聞かないのは、
男性の特性を生かした行動とか考え、というのがないってこと? 笑
(うーん、私たち、優れてんのね。
いえ、重いもの持つとき、ああ、私には無理だ、男の人はすごいなって、いつも違いを感じてます。)
国会の議員さんたちも、少しは若返っているんでしょうが、
実際に、額に汗して働かなくてもご飯を食べられてきた人には、
普通の人の事情がわかるはずがない。
オーストラリアも同じで、
労働党ってのがあって、今は与党で、
労働組合のバックアップを受けてますが、
トップの人たち、
工事現場で朝から夕方まで働いて、
保育園に駆けつけて、
お腹のすいた子どもたちの声を聞きながら、
あわててご飯を作ったことなんて、ないよなあ。
政治をめざす人たちには、
そういう体験学習を1週間でもしていただいたら、
ちょっとは変わるかも。