Aged pension(老齢年金)をもらえないって | 子育て終了、海外にいこう!・・・オーストラリア、ブリスベン

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ブリスベン37年。
子育ても仕事も終わり、毎日の暮らしをゆっくり楽しむはずが、
なんの因果か、そうではない…

きょう、私より少し年上のご夫婦と話していて、

老齢年金をもらっていないと発見!

 

ダンナさんは電気工事、奥さんは看護師でした。

 

高所得ではなかったでしょうから、

てっきり年金をもらってると思ってました。

 

 

年金がないから、ダンナさん、まだ、電気工事をしているって。

毎日、テレビの前に座ってんのじゃないかと思っていたのです。

 

 

オーストラリアに移住したのは、私と同じ頃、

35年くらい前です。

 

昔は、家が安かったので、

がんばって、住んでる家以外に、

もう1軒買ったようです。

 

前は、そこに息子が住んでいたそうです。

 

 

今、息子は海外で働いているので、

誰かに貸して、家賃をもらっているって。

 

家はメンテナンスにお金がかかるでしょ、と、

自分たちの古い家の状況を鑑みて尋ねたら、

そうだと言ってました。

 

 

たとえ、家賃が入らなくても、

あるいは修理費で持ち出しになっても、

資産(この場合、自分の住処以外の家)があると、

 

年金をもらえる資産額を超えてしまいます。

 

 

若い頃から、ふたりで一生懸命働いてきたのに、

年金がもらえないって、そんなのあり?!でした。

 

 

ダンナさんは自営ですから、

勤務先が払い込んでくれる、

Superannuationってのもおそらくないでしょう。

 

 

Superannuationは日本の厚生年金制度に似てますけど、

いくら貯まったかわかるし、

退職年齢になったら、自由に引き出して使えます。

 

会社が代わりに積み立ててくれるようなものです。

 

 

昨今の家の値上がりで、

家の安い頃、もう1軒買うという頭があったら、

今頃は左うちわだったんじゃないか、残念、

と思うこともありますが、

(あの頃は、日本の家の値段の3分の1くらいでした)

 

そういう頭がなかったおかげで、

満額ではないものの、

私は年金をもらえています。

(日本で9年ほど働いた年金収入があるので、減額)

 

何がさいわいするやら?

 

 

しかし、

働かなかった人はもらえて、

(生まれてからこのかた、全然働いたことがなくても、

オーストラリアの年金はもらえます)

 

まじめにこつこつ働いて税金を収めた人はもらえないって、

変な国? 

少なくとも、日本の伝統的な概念からは、ずれてる。

 

 

まじめな、勤労意欲のある人は、貯金もするだろうから、

国の助けはいらないだろってことでしょうか。

 

 

世界のほかの国のシステムを調べてみたら、

おもしろいでしょうね。

 

こういうオーストラリアみたいな国が、

ほかにもあるのかどうか。