寿命が尽きる2年前、じゃないことは、おそらく確かなんだけど | 子育て終了、海外にいこう!・・・オーストラリア、ブリスベン

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ブリスベン37年。
子育ても仕事も終わり、毎日の暮らしをゆっくり楽しむはずが、
なんの因果か、そうではない…

友だちが貸してくれた、

久坂部羊というヒトの、

「寿命が尽きる2年前」という本

読んでます。

 

まず、著者の紹介欄を見て、

1955年生まれというところが

気に入りました。

 

私、1954年生まれ。

 

同じような心境、状況でしょう。

 

もちろん、このかた、阪大の医学部卒ですから、

受験競争から落っこちた私とは違います。

 

 

最近、こういう、ミステリーではない、

しかも紙の本というのを読むことから遠ざかってます。

 

でも、がんばって読んでます。

 

 

ここに書こうと思ったのは、

がん検診とかについてを読んで、

共感したからです。

 

 

というより、

ブリスベンで、

たぶんクイーンズランド州の保健省から、

毎年送ってきてくれる、

大腸がんの検査キットをほったらかしている自分を、

正当化できる裏付けになるという。

 

 

私、昔、大腸がんの検査を受けて、

絶食とか準備が大変だった記憶がまだ残っていて、

そういう経験をもう一回するのはいやなんです。

 

そのときも結局、なんでもなくて、

良性のポリープをいくつか減らしてくれたようですが。

 

 

ほっておいたら税金の無駄遣いだなあと心苦しいので、

いらないよ、と(送付を止めてもらえます)手続きするべきだと思っているのですが、

面倒で。

 

あとは、もしかしたら、検査キット使うべきか、というほんの少しの迷いも。

 

 

日本で、まだ住民届をしたままなので、

毎年の検診のお知らせとか、

町から届きます。

 

ちょうどこっちにいるときだと、

受けに行こうかな、とも思うんですが、

 

おかげさまで、

迷いが消えました。

(まあ、いつまた迷いが戻るか、わかりませんが)

 

 

集団検診とか、

予防接種とか、

こういうもののおかげで、

結核とか、天然痘とかと、ほぼおさらばできたのでしょうが、

 

なんでも、調べればいい、手間かければいいという考えのかたは、

読んで見る価値があるかも。

 

 

まあ、そういうかたは、

読んでも、変わらないでしょうけど。笑

 

 

最初のほうの、

ヒト以外で、寿命を延ばす実験が成功しているような話を読んで、

 

あと20年はうれしいけど、

40年とか、あるいは永久にとか延びたら、

いやだな、と。

 

することが見つけられてたらいいんですけど、

なかったら、

長生きするのはしあわせではない。