ヒーローの意味は日本語と英語で違うのか? | 子育て終了、海外にいこう!・・・オーストラリア、ブリスベン

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ブリスベン37年。
子育ても仕事も終わり、毎日の暮らしをゆっくり楽しむはずが、
なんの因果か、そうではない…

Hero(ヒーロー)って英語は、

日本語の「英雄」と同じ意味だと思ってました。

 

 

(ありゃりゃ、今まで気づきませんでしたが、

日本の名まえで、ひろ〇〇さん、

英語圏に来たら、

困る?

 

ありゃりゃ、ひでおさんは日本の中で困るか?

 

はじめから脱線しちゃいました)

 

 

ところが、ここクイーンズランド州の新聞を見ると、

Hero の意味がかなり拡大されてる気が。

 

 

このまえ、若い警官が2人射殺されるという事件がありました。

 

この人たちの事件を報じて、

新聞は、Hero、Heroと、連日、書いてました。

 

 

読みながら、常に違和感を感じてしまった私。

 

 

宗教は関係ないものの、殉教者というか、

お国のために犠牲になったんですが、

 

ヒーローなの?

 

 

もしかして、

そんな危ないところへ、

若い、おそらく経験もあまり積んでいない、

ふつうの警官を、重装備もなしで行かせてしまったという

警察組織の落ち度をカバーするために、

 

そうやって、ヒーローヒーローと呼んでいるのではないか、

と思ってしまうのです。

 

 

新聞って、政府となあなあの記事を書くものじゃなくて、

ちゃんと政治家の批判もしてくれてます。

 

しかし、

ヒーローかい。

 

 

残された家族を慰めるため?

 

 

事件の現場は田舎の農場みたいなところで、

3人住んでいて、

やってきた警官4人を、しっかり武装して攻撃したそうです。

 

 

そのあと、警官4人のうち、ひとりは逃げることができて、

やってきた警察の応援部隊が3人を撃ち殺しました。

(殺さなきゃいけなかったの?というのはおいときます)

 

 

事件のあとで、

武装して待ち構えていたらしいという事情が、

彼らがネットにあげた情報とかからわかったようですが、

 

なんで、はじめに調べなかったんでしょう。

 

 

この事件は、隣のNSW州から、うちのひとりについて、

「行方がわからないんだけど、いるかどうか調べて頂戴」と依頼されて、

様子を見に行った結果だそうです。

 

 

ひとりやふたりでなく、警官が4人で行ったということは、

ふつうの迷子探しとかではないとわかっていたのでしょうが。

 

 

Heroと呼んで済まさないで、

同じようなことが起こらないように、

ちゃんと反省して、対策立ててくれてることを祈ります。