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ブリスベン36年。
子育ても仕事も終わり、毎日の暮らしをゆっくり楽しむはずが、
なんの因果か、そうではない…

郵便受けに入っていたこれ。

細長くて封筒サイズだけど、

はがきでした。

 

POSTAGE PAID AUSTRALIA と書いていて、

その上に、消印が押してあるので、

郵便で来た。

 

差出人は

 

はい、Brisbane City Council ブリスベン市役所です。

 

 

えー、郵便で送る?!

切手代かけて!

 

市役所からは、毎月、

その月のできごとを知らせたりするお知らせが届きますが、

 

それはあれ、なんていうんでしょ、

誰かがその地域を回って、

郵便受けに次々入れていくやつ。

 

そっちのほうが絶対安いはず!

 

なぜ、郵便?!

(ここで思い当たりました。

ときどき郵便受けに貼ってあるチラシお断りサインを回避するため?)

 

 

じゃあ、余分の経費を使うに値する大事なお知らせか?

 

表は、ゴミの収集に関するアプリの宣伝。

そんなアプリ、わざわざ入れるか?

 

 

裏は、緑のゴミ箱の宣伝。

 

 

ブリスベンには車輪のついた大きなゴミ箱が各戸に配布されています。

リサイクル用の黄色いフタ付き(リサイクルビン)と、

一般ゴミ用。

 

この2つの回収はタダですが、

 

 

緑のフタのもあって、こちらは近年導入。

1年に93.68ドル取られるようです。

 

草とか木とか庭のゴミを入れるものです。

(うちはもちろん契約していません。

庭のコンポストビンか一般ごみに入れます。)

 

 

裏面の宣伝は、

お宅は、生ゴミのリサイクルのお試し地域内です。

週2ドルかからずに参加できます!

 

 

誰が、わざわざ、週2ドル近く捨てるために捨てます?

 

今でも、生ゴミは一般ごみ用に捨てられます。

というか、一般ごみの主な部分は生ゴミでしょう。

 

 

それでなくても、食料品の高騰で、

食べるものにもきゅうきゅうしている家が多い、このご時節、

 

ちょっと配慮に欠ける宣伝というか、

計画というか。

 

 

誰かが、「おお、いい考えだ!」と思いついて、

同僚や上司が、「いいねえ」とほめて実施したんでしょうが、

 

やってもいいけど、

わざわざ、はがき代払って、各戸に送るなんて!

 

 

緑のゴミ箱は、リサイクルビンと交互に、2週間に1度回収されます。

一般ごみは毎週です。

 

 

緑のゴミ箱の回収率の低さ、

(つまり、「回収して頂戴」と道のそばに出していない。

そんなに庭仕事せっせとしないし、せっせとする人は自分でコンポストにする)

 

緑のゴミ箱を契約する家庭の少なさ、

(今は、タダですが、当初はもらうのに30ドル必要でした。タダにしても増えない…)

 

 

それらに悩んだ担当者が、なんとかしたいと思ったんでしょう。

 

で、「おお、生ゴミなら、毎日出るから、2週間あれば、絶対、回収に出すぞ」

 

 

そんなところじゃないでしょうか?

 

 

しかし、生ゴミ、たとえ、肉や魚は入れないとしても、

2週間おいときます?

 

においとか、ハエとか…

 

甘い、甘い、無駄なお金の使い方。

 

 

まあ、朝から、感情を、左右、上下に揺らす機会をくださって、

市役所さん、ありがとうございました。

 

日頃は穏やかな毎日なので、

ときどきそういうことがなくちゃ、ボケそう。

 

(うちは郵便受けが遠いので、朝、新聞を拾いに行く時、郵便受けもチェック。

だから、きのう届いていたんですね。)

 

 

ああ、もうひとつ、あったんだ。

わざわざ、郵便局で誰かが1枚ずつスタンプ(消印)押したってこと。

 

無駄でしょ。

(ふつうは、POSTAGE PAID AUSTRALIAって印刷してたら、消印押してません)

 

 

よっぽど暇なんだ。

 

あっちでも、こっちでも。