日曜日、近くの大きな八百屋に行って、
キャベツを1個買いました。
円錐状のシュガーローフという品種です。
ふつうのキャベツより小さいですが、
柔らかい。
この店は、スーパーとかより、野菜を安く買えるので、
ありがたい。
レシートをもらったものの、すぐ見ず、
家で見たら、あれ?
シュガーローフが99セントになってて、喜んで買ったのに、
レシートには1.99って。
「コンピューターに入力し間違えたのね、
あした行って、1ドル返してもらおう。」
さっき、行ったら、
そういうスムーズなことにはならず、
英語で、自分の主張を伝える練習が十二分にできました。
まず、レジの若者に、「間違いだから、1ドル返して」と言うと、
「マネージャーでないとできない」と、
マネージャーを呼びに。
やってきたマネージャーなる人物、
年かさのアジア系の女性。
レシートの時刻(17:30)を見て、
5時で値段が変わるんだと、言い張ります。
そんなアホな!
棚の値札はそのままだし、
店内にそういう注意書きはない。
(あるはずないですよね、そんなの見たことない。
「お客さま各位、ご覧の価格は午後5時までです。
その後の価格は、ご自分のコンピューターでお調ベください。」
少なくとも、こういう店内掲示が必要じゃ。)
私に納得できるはずもなく、
彼女も同じ主張を繰り返し、
彼女は、オーナーに言えって。
次に、そこに来た少しわかめの男性(オーナーだったのか、なぞ)、
まずは彼も同じような主張。
でも、少しはこっちの言ってることを聞ける感じ。
で、彼、50セントくれるって言います。
私、1ドルでしょ。
それをしばし繰り返し、
彼、キャベツくれるって。
キャベツは本日も99セント。
まあ、いいかと、私、承諾。
彼が差し出してくれたキャベツを受け取って引き上げました。
ふつう買うときは、
あっちがきれいかこっちがきれいか、
あるいはどれがいちばん大きいか、
吟味して選ぶのですが、
本日は素直に、差し出されたのをいただきました。
ふだんは、なかなかここまで、英語で言い張る機会はなくて、
知り合いとの会話でも、ニコニコしてごまかしてるような。
なんか、いい練習の機会をもらった気がしました。
うるさいやつだからと、
あの店に立入禁止にされませんように。
うちの食糧事情に支障が出る……