日本の国会議員の選挙みたいなもので、
上院と下院があります。
きのうの新聞に、投票のしかたと、
立候補者の名まえ、投票所の場所が載ってました。
日本の投票用紙は、最高裁の裁判官の国民審査のとき以外は、
記入欄には何も書いてなくて、
自分で、候補者の名まえをひとつ書く、と覚えていますが、
こちらだと、
名まえが全部ずらっと並んでいるようです。
それに順番に番号をつけていく。
下院のほうは、候補者の名まえ全部に1から順に番号、
上院のほうは、
上段に政党、
下段に候補所の名まえが並んでいて、
どっちか選んで番号をつけるそうです。
上は1~6、下だと1~12までですって。
ひえー、大変な労力。
めんどくさい。
面倒だから、行かないってわけにはいかないんです。
ここオーストラリアでは選挙は義務でして、
(ここだけかと思ったら、ほかにも義務の国けっこうあります。へーえでした)
投票しなかったら、あとからお尋ねの手紙が来て、
有効な理由がないと、罰金ですって。
すべて、聞き書きの形式なのは、
私、まだ、投票権ありません。
投票したことないんです。
ずうっと永住者のままだからです。
そろそろ帰化しようかとも思うのですが。
こんなに面倒な投票、
字が読めないヒトはどうするんでしょう?
投票に行きさえすれば、
記入した投票用紙を誰かがチェックするわけではないので、
(絶対、しませんよね)
適当に放り込む?
私に投票権があったとしてもそうするかも。ポトン。
あんまり早すぎたらまずいか。
こちら、日本と違って、投票所の入場券も来ません。
末っ子に聞いたら、
投票所で、自分の名まえを言うだけだそうです。
すると、選挙人名簿にあるかどうかチェックする。それだけ。
身分証明になるものを見せる必要もなし。
(日本でも、投票所の入場券だけで、身分証明不要だったんですね。)
不正をやりたきゃやり放題の気がしますが、
大丈夫?
聞いたことがないような。
オーストラリアの場合は、
それだけ、どっちにころんでもいいよという人/政党が多いのではないかと。笑