雨は降り続き、
けさ早朝目が覚めたら、
なんと停電してました。
もうすぐ朝の8時ですが、
まだ停電のまま。
これだけ降ったら、
停電しても不思議はない?
しかし不便。
冷蔵庫の中身が心配なので、
冷蔵庫を開けずに外にあるもので朝ごはん。
インターネットも電気がないのでつながらず。
ネットはゆうべ、とっても遅くて、
Netflixで「ゴッドファーザーなんたら」というアニメを見ていたのですが、
矢印がぐるぐる回るだけで、結局最後まで見られず。
一緒に留守番をしていた娘が、
「朝、見たらいいやん」と慰めてくれましたが、なんという不測の事態。
お茶も飲めず。
電気の湯沸かし器なので。
音楽も聞けず。
きのう、自分の家にちょっと戻った時、
トランジスタラジオが目に止まったんです。
あれは神の啓示だったかも。
残念、持ってこなかった。
ふだんなら、テレビからもコンピュータからも音が流れます。
この家には、画面に向かって、「ヘイ、グーグル、音楽かけて」と言うと、
音楽が流れる装置さえある。
しかし、電気が止まると、文明の機器も、前近代的な電灯さえもぜーんぶアウト。
電気自動車にしないで、
ガソリンの車にしておくほうがいいかも。
(いえ、電気自動車は高いから買えませんけど)
この家はコンロはガスだから、
湯を沸かそうと思ったら、沸かせるかも。
ガス使えたらあとでお茶を飲みます。
少しは気分が晴れるかも。
外は晴れませんが。
さいわい、車で10分ほど離れた、うちの家は停電もしてないもよう。
電気コンロなんですが。
あっちはネットも大丈夫みたい。
この家の住人が帰ってくるまでの我慢です。
しかし、道はあちこち通行止め。
渋滞も予想されます。
1歳児連れのドライブはなかなか大変でしょう。
このあいだ、うちの「卓上コンロ」というんでしょうか、小さいボンベを差して使うガスコンロ、
あれを見て、
「長く使ってないし、いらないなあ」と思ってたんですが、
いやいや、あれ、置いとかないとダメですね。
ボンベもちゃんと予備を買っておかないと。
こういう予期しない事態って、
忘れがち。
ここオーストラリアはめったに地震がない国なので、
ついつい私の気持ちが緩みがち。
お米の買い置きはたくさんあるけど、炊飯器は電気。
鍋でご飯炊いたことなんて、ないもんね。
コンロが使えなきゃ、電子レンジだってあるさ。
ありゃりゃ、あれって、電気だった!
ひとつ、この停電の家でありがたいことは、水が出ること。
日本の実家は、水道なかったんです!
父が水道を引きたくなくて。
だから、停電すると、井戸のポンプが止まって、水でない!
あの印象が深く刻まれていて、
まだ水が出ることに不安があるんですが、
ここでは手も洗えるし、トイレも流れる。
もしかして、日本の現代的なトイレだと、電気が使われていて、停電すると水が流れないかも?
文明の発達はうれしいけど、諸刃の剣。
このラップトップ、インターネットはなくても、まだ字は書けるので、あとでアップするためにメモ帳に書いてます。
とここまで書いたら電気がついた!
電灯のスイッチONにしておいてよかった!
文明に復帰です!!
週末の雨の中、作業してくれた電力会社の人たち、サンキュー!
日曜だから、割増手当もらえますように。
(さっきまで、「ちゃんと働いてくれてんの?」と心のなかで文句を言っていた私が豹変)