俺「ただいまぁぁぁんミロぉぉぉん」
俺は何時もの様に高度な仕事を
スーパー定時君で終え帰宅した。
シフトの関係でムスメーがいる。
足元で寝ているミロが可愛い。
しかし、尻尾がカッコよくなった。
お迎え当時はフサフサしてなかった。
成長するもんだな。俺はきっと
薄くなる方なのだろう・・・
ムスメーがソファーからどいたので
遊んでやる。
お腹をなでると条件反射で甘噛み
してくるがこの手がなんせ可愛い。
さて、ご飯をあげよう。
俺「へいおまち！」
ミロ「おい店員。トッピングが少ないぞ。
こんなんじゃぼったくりやねん」
俺「誰が店員やねん」
そう。一度食べが悪くふりかけを
かけてやると、それが当たり前に
なってしまう。
ミロ「責任者呼んで来い。それまで
食べへんで」
こうして戦いが始まるのである。
後は諦めて食べるまでほって
おくしかない。
こうしている間に人妻が
ミロにトマトやらレタスやら
あげ始める。
それを知っているミロは人妻に
付き纏い愛想を振り撒く。
いいさ、何時もの事だ。
俺だけ悪者になりゃいい。
こっちが根気負けする事もあるが、
しばらくほっておくと諦めて
カリカリと食べ始める。
俺「そもそも人が配送してくれて、
食べれるなんざ贅沢だ。俺みたいに
半額の総菜を買ってきて食べてるやつも
いるんだぞ」
と、愚痴を言っていたら家族が
帰ってきた。と、同時にインター
ホンが鳴った。
「ピザ〇ン〇ォー(下ネタではない）です！」
俺「は？頼んだ覚えはな・・・」
人妻「あ！はーい！」
俺「おい。今日はご飯作らない日って
言ってたよな。俺の分もあるのか？」
人妻「無いわよ。だってあなた、
半額の総菜買うって言ってたじゃない。
安く済ませるって威張ってたわ。
それにあなたが食べないと家族で1枚
削減できるのよ。安く済むでしょ？」
人妻「さあ食べるわよ～ムスコームスメー
おいで～」
ミロ「残念やったな。人が運ぶものは
美味しんやで。何なら今度、運ぶ方
やったらどうや？」
いいんだ。スーパーの半額シールを
貼る店員の後ろから、微妙に距離を
置き待機。
貼られた瞬間、瞬時にルートを計算
し間を潜り抜け争奪戦に勝つ。
自分で運んだ総菜は、何よりも美味
いんだ。
ミロの咀嚼音を人妻(妻)が撮影
しました。宜しかったら見て
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