何時もの平日の我が家だ。
仕事も終わり帰宅した。
俺「ミロ。ちょっとおいで」
ミロ「なんや?またくだらん話か?
それともまた北海道の話か?出張か?
ワンコブログじゃ無くなっとるで」
俺「おいおい・・・」
ミロ「今忙しいんや。こいつに
上下関係を教えこんどるんや」
ミロ「硬いやつや。もっと柔軟な頭もて」
ミロ「このっ!このっ!」
俺「トマト上げようと思ったのに・・」
ミロ「何!はよそれ言わんかい!」
俺「ブハァ!近いって!」
我が家のミニチュアダックスフンド
ミロはトマトが大好物だ。
人妻が実家に帰った時、その話を聞いて
義理のお父さんがわざわざ畑から取って
きてくれた。
ミロ「旨いな!愛情を感じるで」
ミロ「生産者の方に感謝せんとな」
俺「お前のおじいちゃんやね」
ミロ「あのな、ちょっと聞いてくれるか?」
俺「ん?どうした?」
ミロ「さっきまであったトマトが急に
消えたんや。事件かもしれへん」
俺「お前が食ったんだろうが!」
ミロはもう人の話は聞かず、次の
ターゲットに上下関係を擦り込んでいる。
ミロ「このっ!このっ!」
俺「そんな事しても無駄だよ・・いてっ!」
急に蹴ってきた人妻が言った。
「おい!!洗濯物がたたまれてないぞ!」
俺「おかしいな~事件かな?今すぐやります」
ふと振り返ると、ミロが俺を見て
笑っているかのように見えた・・・
そうか、飼い主に似るってこういう事か。
読んで頂いて有難う御座います。
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