続きです。
青空と青い海。まだ風が冷たいが
4月の海は最高の表情を見せてくれた。
海にビビるミロ
突然浜辺を走り出すミロ
昭和ドラマのカップルの様に
俺たちは浜辺を走り出した。
頭に青春の曲が流れる。
はし~る水辺のまぶしさ~
息ができないつらい~
早く~早く~たす~けよんできて~
息無いんだも~の。
私は今息してる?
私は今生きている?
あの名曲も脳内で変わってしまった。
ジジィには少々キツイ・・・
誰だ昭和を馬鹿にしたのは!
沙織ではなく千里の方だ。
そこまえで俺は古くない。キー!
この海は昔良く来た。
漁師だったころ、秋口には
よくヒラメが釣れた。
夏はイカだ。夜は海上に漁火が並ぶ。
・・・って
漁師なんかやった事あったったけ?
殆ど釣りもした事がないのに?
また、アラフィフジジィの妄想か?
もしくは前世の記憶かもしれない。
ミロ「頭大丈夫か?」
ミロと海を存分に楽しみ、
帰路につく事とした。
なんかイケメ・・イケワンだな。
楽しかったなミロ。
また、海に行こうな。
俺が息してたらだけど。
ぐったり疲れた俺たちは
夕方まで爆睡した。
読んで頂いて有難う御座いました。
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お時間御座いましたら見て頂けると
幸いです。