・・・つづき
病院を出て役所へ手続きに行った。
いつも行かない階の行かない課に回され、待っていた。
用紙に名前などを記入し、狂犬病ワクチン等々確認をされた。
ちなみに1回目のワクチンなどは、お迎え時には
全てペットショップで受けていた。
窓口「もし名前が変わったら一カ月以内に再登録ください」
俺 （え？名前変えたら又来るの？？)
正直驚いた。ほんと昔とはえらい違いだ。
今はしっかりと管理されており、マイクロチップも義務化
されている。かえって、その方が安心だよな。
と個人的には思う。
さらっと手続きを終え、帰路についた。
薬が処方されたが、最初の1週間は地獄だった。
餌に混ぜれば器用に薬だけ残す。
包み込んでもすぐに察し分解。
下手に何かに混ぜると、その食べ物毎嫌いに
なってしまう。
色々相談したが、結局直のみさせるのが一番との
事で、何度も失敗しながら、ミロも俺もスキルを積んだ。
今や、俺が一番上手に飲ませる事が出来る
称号「マスター」にまで昇格した。
ミロは特に行動に制限はないが、寒い時期・雪が降り続いた
事もあり、なかなかロングな散歩には出かけられなかった。
かわいい
だからこそ、室内では沢山運動ができる様にと、
サークルを広げたりしたが、その度に今度はトイレを
失敗してしまう。広げたり、狭めたり・・試行錯誤
しながら、成功率を上げて行った。
タイル型のフロアマットは、都度洗うのが非常に
ストレスになり、結果クッションフロアを買ってきて
敷き直した。
かわいい
こうしている間に、散歩に行ける機会も増えてきた。
初めての散歩は家の前で終わった。
かわええ
その後、ケンネルコフも引きずり、さらに
ジアルジアだった事が判明し、ひょっこり
医師に何度もお世話になりながら、過ごしてきた。
ミロも家族も、苦労しながら前へ前へと進んでいる。
お金が掛かろうが、会社を休もうが、自分の時間が
削られようが、何にも代えがたい物を手に入れたのは
確かだった。
あれだけ最後まで消極的だったこの俺が、まるっきり
親ばかになったのである・・・
本当にあの時決断してよかった。
シリーズ「我が家にワンコがやってきた」はこれで
一旦終わりに致します。有難う御座いました。
これからは個別記録にてUPして参ります。
場合によってはシリーズ化もして行こうと
思っています。
これからもよろしくお願いします！
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