10日の「やっぱり野田(佳彦)首相はすごいですよ」という発言には伏線があった。小沢新党の関係者は青ざめた。橋下は野田を褒めたんじゃない。真意は別のところにある――。
大阪から発せられた橋下の一言は、遠く東京・永田町を激しく揺さぶった。消費増税や原発再稼働問題で繰り返してきた政権批判から一転、「確実に決める政治をされている」と野田をたたえたからだ。
最も衝撃を受けたのはおそらく小沢だっただろう。小沢は国政経験のない、自分より27歳も若い橋下を「おれと考え方が似ている」とかねて持ち上げている。橋下も、消費増税関連法案に反対する小沢にエールを送ってきた経緯がある。
既成政党を否定する維新にとって小沢グループと手を組むのは矛盾になる。世論の支持がすうっと逃げていく――。橋下と接触を重ねる地方自治体のある首長は維新の思いをこう代弁する。橋下が野田を評価したのも、退潮著しい民主党を引き上げることで自民党の台頭を抑え、二大政党分裂による政界再編につなげる、との分析がある。マキャベリストといわれる橋下の真骨頂なのかもしれない。
11日、橋下は小沢との連携の可能性を記者団に聞かれると「誰と組むかはどうでもいい。価値観が合うかどうかだ」と指摘。その判断材料として、環太平洋経済連携協定(TPP)や集団的自衛権の行使など野田が意欲を示すテーマを挙げてみせた。さらに「僕らは消費税単純反対じゃないしね」とも付け加えた。
「橋下は発言のタイミングをはかっていたのでないか」と維新関係者はみる。翌日には小沢率いる新党「国民の生活が第一」の結党大会を控えていた。世間の注目を集めやすい機会にぶつけることで「橋下は小沢と近い」というイメージを消そうとしたとの解説だ。
発言は「小沢切り」の合図だったとの受け止めが広がる。その点、より露骨なのは、自身を党首とする新党構想を温める東京都知事の石原慎太郎だ。
— 「橋下・石原」が袖にした小沢新党(永田町アンプラグド) :日本経済新聞
批判姿勢から一転…橋下市長が首相を高評価
日本テレビ系(NNN) 7月11日(水)8時10分配信
大阪市・橋下市長は10日、これまで批判してきた野田首相の政権運営について高く評価した。
橋下市長「やっぱり野田首相はすごいですよ。集団的自衛権についてもこれから議論されて、TPP(=環太平洋経済連携協定)についても参加表明するとか、当初言っていたことを着実に進めている。大阪都構想も5党と協議して決めたでしょ。税も上げられて、これから社会保障の議論もしていく。もう自民党と民主党の中で再編が起こるんじゃないですか」
橋下市長はこれまで、消費税増税などについて「前回の総選挙の時に言っていたことと違う」などと野田政権を激しく批判してきた。従来の対決姿勢から一転した形の今回の発言については、政界再編と、民主党や自民党の一部との連携をにらんだものとの指摘もある。
野田首相「決定できる政治」 橋下大阪市長、ほめ殺し?政界再編に期待
産経新聞 7月10日(火)14時7分配信
大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長は10日、野田佳彦首相の最近の政権運営について「決定できる政治が行われている」と評価し、今後の政局について「野田首相を核に、考え方が同じ人が自民党、民主党を問わず集まると、ものすごい力強い政権になるのではないか」と述べ、政界再編に期待感を示した。一方、小沢一郎元民主党代表を中心とした新党については「いろんな考え方でそういう行動とられたんでしょう」と述べるにとどめた。
橋下氏はこれまで、野田首相の消費税増税方針に強く反対したほか、原発再稼働をめぐっては一時「倒閣」まで口にした。次期衆院選で維新の国政進出が焦点となる中、突然の首相絶賛の狙いをめぐって、さまざまな憶測を呼びそうだ。
橋下氏は、野田首相の政権運営について「集団的自衛権の議論やTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)への参加表明など、当初言っていたことを着実に進めている」と評価。その上で「首相の考え方に近い自民党の中堅・若手もいっぱいいると思う。このまま進めば、新しいグループができて、ものすごく支持率上がる」との観測を示した。
一方、維新の国政進出については「ローカル政党なので、自分たちがプレーヤーになることを大前提にすべきではない」と慎重に見極める姿勢を示唆した。
橋下市長が首相を評価、与野党の反応は様々
< 2012年7月11日 1:42 >
大阪市・橋下市長が10日、これまで批判してきた野田首相の政権運営を高く評価したことについて、与野党からは様々な反応が出ている。
藤村官房長官「野田首相が『決める政治』ということをいつもおっしゃっていることは、野田首相の一つ信念だとは思っております」
民主党・前原政調会長「(橋下市長の)きょうの発言というのは何ら違和感はありません」
政府・与党が橋下市長の発言を歓迎する一方で、自民党からは発言に戸惑う声が上がった。
溝手参院幹事長「あの人、ころころ変わるからねえ。非常に政治的な発言なんでしょうねえ」
岸田国対委員長「野田首相だけ見ていたのでは、今の国政、政治の状況の実態は十分理解できないのではないか」
また、橋下市長との連携を期待している「小沢新党」に参加する議員からは「何であんなに豹変(ひょうへん)したのか」「不思議だ」という声が出ている。
橋下氏が野田首相を絶賛!裏に隠された思惑とは
2012.07.11 ZAKZAK
大阪市の橋下徹市長が10日、「民主党の支持率は急回復すると思う。首相はすごい」と、野田佳彦首相を絶賛した。一時は「絶対に許してはいけない。国民をバカにしている。民主党政権を倒すしかない」と倒閣まで宣言していたのに、突然評価を一転させた。裏にはどんな思惑があるのか。
橋下氏はまず、「野田首相は集団的自衛権を議論し、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)に参加表明するという。当初言ったことを着実に進めている」と記者団に強調した。
さらに、大阪都構想実現に向けた与野党合意や、「社会保障と税の一体改革」関連法案の衆院通過も挙げて、「確実に決める政治をされている」「首相を核に考え方が同じ人が自民党、民主党を問わず集まるとものすごく力強い政権になるのではないか」と述べた。
橋下氏といえば、消費税増税や原発再稼働などで激しい政権批判を続け、一時は倒閣宣言までしていたのに、驚きの豹変ぶりだ。
在阪ジャーナリストは「橋下氏は、集団的自衛権とTPP、トップダウン型の強い政治を『自分もやりたい』と思っているから、一時的にホメただけ。すぐに批判を始めるだろう」と話した。
橋下氏は、民主党を除名された小沢一郎元代表による新党結成については「いろんな考え方でそういう行動を取ったのだろう」とだけ述べた。
小沢氏は、橋下氏率いる「大阪維新の会」(維新)との連携を強調しているだけに、永田町事情通は「次期衆院選前に色がつくと賞味期限が切れるので、小沢氏と距離を取り、野田首相に近づいた。いろんな勢力と等距離を保ち、有利なところを見極めると同時に、注目を集めて賞味期限を保つ戦略だ」と解説した。
実際、維新幹事長である大阪府の松井一郎知事は「(野田首相とは)政策的には違う」と、橋下氏とは異なる見解を示している。
自民党は「(橋下氏は)耳目を引くことを発言したがる。『政治家として危ない人』という印象を持たざるを得ない」(脇雅史参院国対委員長)などと反応したが、これすら橋下氏の思うつぼかもしれない。
橋下氏の首相絶賛の波紋 民主は自賛、自民は不快感
大阪市の橋下徹市長が10日、民主党政権に批判的だった従来の姿勢から一転、野田佳彦首相の政権運営を「確実に決める政治をされている」などと褒め上げたことが与野党に波紋を広げた。
藤村修官房長官は記者会見で「『決める政治』は首相のひとつの信念だ」と自賛。民主党の城島光力国会対策委員長は「橋下氏も市長として悩ましい問題を抱えているはずで、大変さを共感しているのではないか」と語った。
一方、自民党の脇雅史参院国対委員長は「民主党の本質の評価が簡単に変わるわけがない。耳目を引くことを発言したがる、政治家としては危ない人だという印象を持たざるを得ない」と不快感を示した。第三極の躍進を警戒する公明党幹部は「『小沢新党とは近くない』というけん制球だ」と分析した。
橋下氏はこれまで、関西電力大飯原発の再稼働や消費増税を巡る野田政権の姿勢について「徹底抗戦していく」などと批判していた。
なんで!!??
政治家の嘘・・マニュフェスト違反が許されることであるならば。
政治家は全て嘘つきであると、自ら認めた事になる。
国家の信用をなくし、発展を阻害し、国民を絶望に陥れる。
それを応援する輩は、なんかしらの利益を享受しているのではないかと
思われてもしょうがない。
