霞が関緊張 民主「脱・官僚依存」へ
民主党が308議席を獲得し、政権への道を開いた衆院選。投開票から一夜明けた31日、東京・霞が関の省庁や街角には劇的な結果への波紋が広がった。「言うべきことは言う」「予算が増えるかも」。「脱・官僚依存」を掲げる新政権に、官僚たちの反応は硬軟様々。一票を投じた市民らも「こんなに勝つとは」と驚きつつ、暮らしの行方を左右する民主党の「次の一歩」に関心を寄せた。
「国立メディア芸術総合センター(仮称)」の整備計画などを進めていた文部科学省。建設凍結方針を打ち出した民主党の圧勝で先行きは一気に不透明になった。30代職員は「計画が白紙になるのは免れないだろう」と不安と緊張をあらわにする。 (Nikkei Net 16:00)
新政権、予算全面見直し 「政治主導」めざす
民主党を中心とする連立政権が発足する見通しとなった。自民党は1955年の結党以来、初めて第1党を滑り落ちる歴史的敗北を喫した。政権交代により、政策や意思決定プロセスはどう変わるのか。予算を全面的に見直す方針である民主党の政権運営や政策の課題を探った。
「31日の段階で麻生太郎首相は概算要求を止めるべきだ」。民主党の菅直人代表代行は30日夜にこう述べ、各省に対して31日に締め切りを迎える予算の概算要求の事業内容を提出しないよう揺さぶりをかけた。
予算の主導権を握るのは民主党だ、との意味合いがある。同党は麻生内閣が決めた2010年度予算案の概算要求基準を全面的に見直す考え。経済財政諮問会議も廃止する。 (Nikkei Net 09:39)
なんか、シナリオどうりに、着々とっていうかんじ・・・!!!
10年度予算概算要求は過去最大、民主見直し方針で編成難航も
[東京 31日 ロイター]
財務省が31日に締め切った2010年度予算の概算要求額は一般会計で92兆1300億円程度と当初予算ベースで過去最大規模に膨らむ見通しとなった。
ただ、30日の衆院選で次期政権を担うことになった民主党は概算要求基準を抜本的に見直す方針を表明しており、予算編成作業が難航することが懸念されている。
衆院選での民主党圧勝を受け、9月中旬にも同党を中心とした新政権が誕生することになり、予算編成プロセスが大きく変わる。民主党は首相直属の「国家戦略局」(当初は国家戦略室でスタート)を設置し、政治主導で予算の骨格を決定する方針で、10年度概算要求基準についても「抜本的に組み替える」(幹部)ことを表明している。
このため、例年であれば概算要求締め切りを受けて開かれる主計官会議が見送られ、当初予定されていた報道各社による概算要求データの受信風景の撮影も中止された。
撮影中止について丹呉泰健事務次官は31日午後の会見で「概算要求が堅持されるとの誤解を与える恐れもなしとしないことも含め、総合的に判断した」と説明。
今後の予算編成作業に関しては「新政権の新たな方針が示されれば、適切に対応する」としながら、「(10年度予算の)年内編成、年度内成立が重要」と日本経済に悪影響を与えないためにも新政権が早期に予算編成方針を示すことが不可欠との認識を示した。
10年度概算要求額は09年度当初予算に比べて3兆5800億円程度増加し、過去最大規模となる。このうち一般歳出は52兆6700億円と同9400億円の増加。地方交付税交付金は同9695億円増の17兆5428億円、国債費は同1兆6721億円増の17兆5428億円になる見込み。


