日本の政治
民主代表選・読者アンケート
民主代表「岡田氏望ましい」が6割
2009-05-14
日本経済新聞社がインターネットで13日実施した民主党代表選に関する調査で、回答者の61.4%が、岡田克也副代表の代表に就任するのが望ましいと答えた。鳩山由紀夫幹事長は18.9%で、岡田氏の約3分の1以下にとどまった。「どちらも望ましくない」は16.1%、「分からない」は3.6%だった。
調査は日本経済新聞社の会員制ニュースサイト「日経ネットPLUS」の読者を対象に、インターネット上でのアンケート方式で13日午後4時ごろから14日午前0時まで実施。7102人から回答を得た。
集計結果はこちらへ。結果分析など関連記事を14日午後3時に掲載いたします。
(日経プラス)
(ロイター)
圧倒的な、集計結果ですね・・・
みんな、思っています!!!
だれもが、思っているようなこと・・・・・
民主代表「岡田氏望ましい」が6割
マスコミも、民主党の議員さんたちも、民意をよくくんでほしいよね・・・
官僚主導国家と、古い政治体質と、おさらばしよう!!
民主党代表選と12日の両院議員総会
さて、「ポスト小沢」を選ぶ民主党の代表選が、16日土曜日に開催されることになりましたね。今朝の新聞各紙は、「鳩山後継へ露骨〝圧力〟」(産経)、「突如『剛腕小沢』が復活」(朝日)、「『小沢院政』に警戒感」(読売)、「『親小沢』VS『非小沢』」(毎日)などと報じています。だいたい一致して、小沢氏が代表時代の遠慮も会釈もかなぐり捨てて、鳩山擁立に動いている様子を伝えています。自分のコントロール下にある鳩山氏を背後から操りたいという小沢氏の思惑があまりにも見え見えであり、また、それに連動した党内の小沢グループや鳩山グループの動きが活発化・露骨化しているため、各紙とも切り口が少し似ています。
ちょっと面白かったのは、毎日の政治面の記事で、「与党に鳩山待望論 『小沢傀儡』批判狙う」という見出しで鳩山代表誕生後に想定される事態を先取りしていました。これまた、だれがどう考えてもそうだろうなあという話なのですが、実際走り出している当事者の政治家たちはもう夢中で、自分たちが端からどう見られているか客観視できなくなるもののようです。当然、鳩山擁立の立役者である小沢氏自身も含めて。
代表選の日程を決定した昨日の衆参両院議員総会ではまた、投票権者の範囲についても議論になりました。これは総会に先立つ役員会、常任幹事会でも「議員のみ」とする執行部案に「党員、サポーターや公認候補も入れるべきだ」と異論が出たわけですが、小沢氏が激しく反論してそれを封じ込めています。その間の経緯は、今朝の各紙もそれぞれ書いていますが、長老議員の次の言葉がその理由を端的に言い表しています。
「一般人や公認候補が入れば岡田が有利になるからだ・小沢は正論を言っているつもりだろうが、意図は丸見えで子供っぽいなあ」
なりふり構わず、鳩山氏を後継に据えるための環境づくりに励んでいると。サポーター投票については、事務的に時間がかかり、実際問題難しいというのも事実のようですが、先輩記者は「完全に以前の小沢さんに戻った感じだね」と言っていました。代表就任時に「変わる」と宣言した小沢氏ですが、辞めるとなったらすぐ元の顔に後戻りというわけです。まあ、そんなものでしょうが。
両院議員総会では、この投票日程、投票権者についてたくさんの意見が出ていました。結局、執行部が原案通りで押し切った形ですが、参考までに紹介します。テレビでも一部報じられていましたが、野次も随分飛び交っていましたね。本日は岡田克也副代表が「日本のリーダーとなる」と事実上の出馬表明をしましたが、政治は権力闘争だなあという当たり前のことを改めて目の当たりにしている気分です。こういうときは議員たちね生き生きして楽しそうだし。
《【両院議員総会での小沢代表あいさつ】
このたび代表を辞任する決意をした。代表にみなさまからご推薦をいただいて、就任して以来、丸3年が経過した。この間、多くの方々の支援のもとにふつつかな私が代表を務めることができた。そして、この3年間、大きな成果を上げ、私も微力を尽くすことができた。今度は、最終の決選である衆院選目前のときであるが、私は、民主党が本当に一丸となって挙党一致の体制をより強固にすることによって、必ず政権交代することができると確信している。
そういう意味に置いて、私が身を退くことにより、民主党が挙党一致の体制をより、強固にすることができれば、まさに私の本懐とすることである。そういう意味において、みなさまにおいては、国民のために、国民の側に立った政治を実現する、国民の生活が第1、そういう政治を実現するため、本格的な政権交代、議院内閣制を日本に定着させるためにぜひとも衆参両院、特に衆院のみなさまは当事者ですから、全力で衆院選に臨み、そして、勝利を得て政権交代を。私どもの大目標であると同時に、われわれの使命であると思っている。団結と努力の精進をこころから願う。私も政権交代のために今後とも努力する。(拍手短め)
【鳩山幹事長あいさつ】
小沢代表は、挙党態勢を作るために自ら身を退かれた。挙党一致であれば、必ず政権交代できる。挙党態勢をなんとしても作り上げていこうではないでしょうか、みなさん。よろしくお願いします(拍手長め)。(以下、党規約説明)
【代表選日程に関する質問】
馬淵澄夫氏(野田佳彦グループ) 日程の件ですが、中3日の候補者の選定ということで、中3日で土曜日ということだが、このような状況の中で、やはり地域の声、地元の声をしっかりと投票権を有する国会議員が聞いてくるべきだと思っている。土曜日、日曜日の二日間、地元に戻れば、総支部、県連、有権者の方が、新たな代表に対して、この国のリーダーに対しての思いを受け止めて、まさに開かれた代表選という形で月曜日にやることは大きく日程を延ばすことにはならないと思う。党員、サポーターを入れてやるのは、これは難しい集計含めて難しいことと思う。国民への説明責任を言われ、それに対し、今日まで小沢代表が苦慮され、連休中に決断をされた。であるならば、代表選を16日から18日にずらし、国会議員が地域で有権者の声を聞いて、国民の代表として投票すべきだ。1日ずれるだけだ。
森ゆうこ氏(小沢グループ) 来週早々、参院で予算委員会の審議を始めざるを得ない。そういう意味において、代表選は週末で終え、新しい体制を今週中にぜひスタートさせていただきたい。そのうえで、しっかり挙党一致でがんばりたいと思います。
蓮舫氏(野田グループ) 私たちは、これまで国民の声をまったく聞かないで自民党内で総理をくるくる変えてきたことに大変批判してきた。今回代表を選ぶ。次の代表は総理大臣になる。総理大臣を目指す。ならば国民の声を聞く。そこは自民党と大きく違う。開かれた国民の生活が第1であれば、週末、地元に帰って、民主党に何を求めているのか、しっかり聞いて代表選に望むと思っています。
小宮山洋子氏(前原誠司グループ) なぜ土曜日に半日で決めなくてはならないのか。この2カ月のボディーブローを跳ね返す大きなチャンスだ。月曜日という話があったが、最低限それでもいいが、次の土日も考えてもいいのではないか。(※「ふざけんな」「そんなこと言うなよ」「いいかげんにしろ」などと野次)
広中和歌子氏(鳩山グループ) 「妥協ですよ、妥協。日曜日―。」
【ここまでの質問に対する鳩山氏の回答】
(投票を行う両院議員総会について)16日12時半としているが、案を出させていただているが、ここはもう少し柔軟に考えていただいて結構でございまして。12時半という必要は必ずしもないと。そこはもう少し時間をかけて考えていただいて、新代表を選んでいただくように、そのようにしたい。
馬淵議員らの意見は我々も検討した。時間があればあるほど国民に党の姿を示すことができるのは事実。ただ、2006年の例では、馬淵さんもご案内のとおり、金曜に告示しその日のうちに決定した。その一週間前に辞意があった。森ゆうこさんからもあったように、現在、通常国会。特に補正予算、めちゃくちゃな補正を衆参で議論をしていかなければならない大事な時期に、司令塔が不在で許されるかどうか。1日も不在の少ないほうがよろしいのではないかとの発想でした次第。どうかこの点は提案通りご理解願えれば。
補正の衆院での審議が足りない、という主張をしてるのは事実。しかし一方で、現実に衆院の戦いの中で多勢に無勢の話し合いの中で、明日にも衆院審議を終わらせ採決する懸念がある。(中略)。時間をかけてというが、その暇は私どもにはないのではないか。解散総選挙をにらんだ中で新しい代表のポスターを作成することも考えて、さらに1週間は現実としては不可能だと判断している。ぜひご理解を願えれば。
【さらに質問、意見】
大島九州男氏(リベラルの会) 我々は、小沢の決断を重く受け止めた。われわれは、日々の日常活動で国民の声を聞いている。今、小沢が決断された思いを重く受け止めたとき、1日も早く戦うのろしを上げることだ。挙党一致でお願いしたい。
泉健太氏(前原グループ) 党員、サポーターも含めた代表選の実施を真剣に考えるべきだ。規約が実現不可能なら直すべきでは。新代表が決まってからでも結構。今後、党員サポーター制度をどうするかの文書をお願いしたい。
近藤洋介氏(野田グループ) 国民の声を聞くのは我々政治家の第1歩。週末声を聞かせていただき、わずか1日。ぜひ、1日延ばしていただきたい。期日、再考いただきたい。党員サポーターの件、小沢の言葉にも「当事者のとしての衆院候補者」と。私も当事者の1人だが、多くの候補者が現場で様々な苦労をしている。党員サポーター難しいならせめて総支部長を入れるべきだ。議員が2票なら総支部長は1票と。この形で規約を見直していただきたい。過去に例がないというが、任期満了直前の代表交代はなかった。以上自体。挙党一致を実現するためにも、ぜひ現場で苦労してる国民の思い、声を反映した次期総理候補を作ることが挙党一致の第一歩。(まばらな拍手)
谷岡郁子氏(小沢グループ) 私がどうやって国民の声を聞くか考えたときに、絶対に地元に帰らないといけないか。電話も入る、事務所に秘書もいる。地元に帰らないと聞けない、ということは絶対にない。挙党一致というなら、執行部が最後の仕事として一生懸命考えた選挙方法をまず信認することから挙党一致が始まると申し上げたい。
小宮山洋子氏(2度目の発言) 規約を勉強してきたので…。国民に挙党一致と思ってもらうためにも、前例にこだわらず知恵出すべきだ。候補者にはぜひ参加していただくべきでは。規約では…(うんぬんかんぬん。ようは変えなくてもできる、と)。規約改正をしなくてもできることがちゃんと書いてあるので、ぜひ。できるだけ多くの人が選べるように。ご検討を。(「もういいよ」「長いぞ」のヤジ)
【鳩山氏の回答(略)】
古賀一成両院議員総会長 規約など、承認をいただければありがたい(「よし!」と拍手とともに「異議あり!」の声)。まさに今、我々が問われているところ。それではお諮りをいたします。ただいま幹事長より報告があった規約、ご承認をいただきたいと思います。よろしくお願いします(長めの拍手。「なんで1日が必要なんだよ!」と野次)
武正公一氏(野田グループ) さきほど幹事長が、当日の時間は余裕を持てる、考慮できるとの発言があった。実際、どのようになるのか。
古賀氏 場合によってはみなさん、土曜日に帰るのが遅くなるかもしれませんけども(「えーっ」の声)、執行部に一任していただいて、しかし我々にも日程がありますから、今日中、明日の午前中までに日程を決定していただく、連絡をもらうということで。選挙管理委員会に通知をいただくということでよろしいか(はい)。それでは16日、時間は未定でありますが(「おいおい」「えーっ」)、代表選挙を実施いたします。万障くりあげて参集いただきますようお願い申し上げ、これにて閉会。(了)》
本日午前の民主党参院議員総会では、輿石東参院議員会長(山教組)が「16日には新代表を選んで反転攻勢に入る。私たち民主党参院会派は、心を一つにし、この至難を乗り越えて、政権獲得に向かって一致団結していきたい」とあいさつしていました。輿石氏は昨日の役員会でも、投票権者は現職議員のみとする執行部案に真っ先に「了承!」と叫び、続いて小沢氏が「異議なし」とたたみ掛けたといいます。参院民主の票はかなりの部分、鳩山氏に流れるのでしょうね。…何か結論らしきことを書こうとしばし考えましたが、この人たちの顔を浮かべると言葉が出てこなくなりました。これで筆を置きます。すみません。
2009/05/13 16:06
サンケイ イザ 阿比留瑠比さん
政治部外務省兼遊軍担当。政治部の前は社会部、その前は文化部生活班に所属。趣味は読書とマージャン。至福の時間はビールを飲み、うまいつまみを食べながら、好みの本(漫画も含む)を読むこと。持病は喘息、高尿酸血症、逆流性食道炎などいろいろ。


