ベンジャミン・グレアム 「賢明なる投資家」 | 東京リーシングと土地活用戦記

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ニーチェ・ツァラトゥストラの言葉「神は死んだ、神なんかもう信じるな」「強い風が吹く所に一人で立て!そこは非常に厳しいけれど、人間自分自身が主人公だ!風を受けて孤独になれ!」「真理などない。あるのは解釈だけ」いいねー。スバム読者申請コメント削除します。




「株式の割合は最低で25%最高で75%の範囲内に、債券の割合は75%から25%の間とすべきである」

ベンジャミン・グレアムの「賢明なる投資家」は、第2次世界大戦後間もない1949年に初版が出版され以来版を重ね、60年近く経った今でも読み継がれている名著です。そして、彼の理論は今日でもまったく色あせることはありません。

賢明なる投資家


『新賢明なる投資家』は、グレアムの原文を完全な形で残しながら、ジェイソン・ツバイクが今日の市況を勘案した注解を加え、グレアムの挙げた事例と今日の事例を対比させて、時代を超えた応用力を持たせている名著。
ベンジャミン・グレアムは1894年にロンドンで生まれ、1歳のときにニューヨークに移住。幼いうちに父を亡くし、貧しい生活の中で、コロンビア大学を優秀な成績で卒業し、金融業界にはいりました。当時はまだ粗っぽい投機の修羅場であった証券業界の中で、企業価値を客観的に推し量って優良な株式を探す投資方法を打ち立てた功労者でした。

理論だけでなく、グレアムの投資実績も目を見張るものがあります。ここに、彼が設立したグレアム・ニューマン社の記録があります。グレアム・ニューマン社は1936年からグレアムが引退する1956年までに株式市場全体のパフォーマンスが年12.2%だったのに対し、少なくても14.7%のパフォーマンスを上げていました。これはウオール街の歴史上最良にして最長記録のひとつなのです。グレアムは、間違いなく20世紀最大の投資アドバイザーであり、投資家です。

グレアムが遺したことばで、印象的なものには、次のようなものがあります。

○投資で成功するカギは自分自身に内在する。

○過去50年以上にわたる経験と市場観察によれば、「テクニカル・アプローチ」によって、長期にわたり利益を上げた者などひとりもいない。

○個人投資家にできないことは「プロのゲームでプロに勝つこと」、自分のゲームで自分にコントロールできることで勝てば良いのだ


それにしても、私が、一番貴重だと思うグレアムのことばは、冒頭の「株式は25~75%、債券は75~25%で分散投資」という基本的ルールです。たぶん、このルールは現在でもほとんどの個人投資家に当てはまる公式であり、それを始めて公言したのがグレアムだと思うからです。

投資の理論を学ぶ 株と債券を分けて持つ
 
投資家のポートフォリオにおける債券と株式の比率を機械的ともいえる形で決める方法をグレアムが提唱しているのは、自分の感情を制御できない人間の本質を考慮してのことであります。
 
個人投資家は個別銘柄など選ぶ必要なし


また、彼は「個人投資家」をこのようにも説明しています。

個人投資家の強みは、自分のことは自分で考えるという自由とぜいたくが味わえることなのに、個人投資家は株式市場の今にこだわりすぎるから、投資に成功できない。グレアムは、ほとんどの個人投資家は防衛的であるべきだと考えていました。

「大半の投資家は個別銘柄など選ぶ必要などないということを繰り返し申し上げておいたほうがいいだろう。銘柄選びをしてみようという人のほとんどが、思っていたほどうまくできないことを悟らされる~運のいい人は早くからそのことに気づいているが、運の悪い人は気づくまでに何年もかかる。自分でうまく銘柄選びができるのは、ほんの数パーセントの投資家にすぎない。もしかしたら、みんながインデックスファンドの力を借りるのが理想なのかもしれない」。

これほど昔からインデックスファンドによるパッシブ運用を彼が重視していたということもすごい先見性です。

な~んだ、そんな平凡なことか!と思うなかれ!グレアムは、平凡で満足できない投資家のためには、ハイリスクな投資法も開示しています。

積極的投資家に勧める三つの分野


デビッド・ドッドとの共著なる『証券分析』は、60年以上にわたって100万人以上の投資家たちに読み継がれ、今でも投資家たちのバイブル。

そうはいっても、防衛的で満足できない人はいます。自分こそは市場に勝てると思う個人投資家向けに、グレアムはいくつかのヒントも遺しています。防衛的では満足できない積極的投資家の投資手法です。

○比較的人気のない大企業に投資すること
○割安証券の購入
○特殊状況での算段棒~「骨折り仕事」


将来が有望なビジネスや人気のある会社に投資するという安直な選択だけで投資が成功することはなく、より本質的な価値を見極めて割安な仕入れをしなければ、積極的投資家は報われないと考えていました。
常に手堅い結果を得ることができる


最後に、皆さんが安心するグレアムのことばを紹介します。

「過去57年間を振り返れば、世界を揺るがすような時代の浮き沈みや悲惨な出来事にもかかわらず、堅実な投資原則に従えば概して手堅い結果を得られるという事実は、常に変わることがなかった」

現在の世界一の投資家ウオーレン・バフェットをして、「私にとってベンジャミン・グレアムは、著述家や師をはるかに超越した存在でした」といわしめたグレアムは1976年に静かに息をひきとりました。しかし、彼の古典はいまだに世界中で読まれ続けています。

もちろん、私たち個人投資家にも、多くの警鐘と知恵を提供し続けています。人間の愚かさは、同じ失敗を繰り返させるようですから。

北川 邦弘 (きたがわ くにひろ)All about
ファイナンシャルアドバイザーが誰にでもできる普遍的なお金の殖やし方を伝授。

序文 ウォーレン・バフェット


 私がこの本の初版を読んだのは一九五〇年の初め、一九歳の時でした。そのとき、それまでに読んだ投資関連のすべての本の中で、最高の一冊だと思いました。そしてその思いは今も変わっていません。
 生涯を通じて投資で成功するためには、知能指数がずば抜けて高い必要もなければ、人並み外れた洞察力を持つことも、内部情報に通じている必要もありません。必要なのは、意思決定のための適切かつ知的なフレームワークと、それを働かせないような力から感情を一定に保つことができる能力です。本書は適切なフレームワークを、分かりやすい形で正確に示してくれます。感情は規律でコントロールする必要があります。
 グレアム(グラハム)が唱えている行動やビジネス原則に従えば──また、八章と二〇章で述べられている貴重な教えに細心の注意をもって臨むことができれば──投資でひどい目に遭うことはないでしょう(これは、みなさんの予想よりもかなり良い結果を意味します)。投資家が素晴らしい結果を得られるかどうかは、投資家本人がその投資に関してどれだけの努力と知力を注ぎ込むかにかかっていますが、同様に、その投資期間にどれだけの「愚かさ」が株式市場を覆ったかによっても大きく影響を受けます。市場が愚かさに支配されればされるほど、賢い投資家にとっては大きなチャンスなのです。グレアムの教えに従うことで、愚かさに参加するのではなく、愚かさから利益を得る人々の一員になれるのです。
 私にとってベン・グレアムは、著述家や師をはるかに超越した存在でした。彼は父親を除くすべての人々のうち、私の人生に最大の影響を与えた人物です。一九七六年にベンが亡くなった直後に私は、『フィナンシャル・アナリスツ・ジャーナル』誌に次のような彼に関する短い追悼文を寄せました。本書を読み進めれば、私がこの追悼文で述べた賛辞を実感されることでしょう。


バフェットは株式投資で成功を収め、フォーブス誌によるアメリカの長者番付フォーブズ400では1986年の5位以来、毎年ベスト10に入り続けている(2008年現在)。[2]世界長者番付ではビル・ゲイツが1994年から13年連続で1位となり、[3]バフェットは2位になることが多かった。バフェットは2007年に前年から資産を100億ドル増加させ、620億ドル(約6兆4360億円)となり初めて1位になった(米国内の長者番付では1993年に1位になったことがある)。





ベンジャミン・グレアムの「賢明なる投資家」
出版社からの内容紹介

1937年に初めて出版されたこの小著は、伝説的な投資家であるベ
ンジャミン・グレアムが著した企業の財務報告書分析に関する永遠の手引き書で
あり、今日まで熱狂的な支持を勝ち得てきた。この『賢明なる投資家【財務諸表
編】』の1937年版は長らく絶版になっていたが、今日の多くの投資家にとっては
これまで以上に貴重なものである。不朽の初版本を忠実に復刻したこの小著で
は、巨匠のオリジナルな原文がそのまま再現されている。そして、当世の伝説的
な相場師のひとりであるマイケル・F・プライスが、グレアム(グラハム)のこの
小著の不滅の価値をたたえる序文を添えている。

 ベンジャミン・グレアムは20世紀で最も偉大な投資界の思想家と呼ばれてい
る。投資家の師匠として、株式分析の先駆者として、そして多くのスーパース
ター投資家の指導者として、グレアムの右にでる者はいない。
座右の書ともいうべきグレアムのこの小著は、財務諸表を解釈・理解するとき
の永遠の手引き書である。長らく絶版になっていたが、グレアムのほかの傑作で
ある『賢明なる投資家』や『証券分析』と並んでようやく日の目を見ることがで
きた。おカネにも代え難いこれら3冊の貴重な著書は、グレアムの思想とそのバ
リュー投資を理解するためのカギとなるものである。
 この小著に盛り込まれたグレアムのアドバイスは、60年前と同様に今日でも生
き続けており、また多くの先見力に満ちている。グレアムは「まえがき」で次の
ように述べている。「もし投資家の皆さまがその企業の現在の財務状態と過去の
業績について正確な情報を得ることができれば、その企業の将来の可能性を判断
するうえで万全の備えができたといえるだろう。これこそが証券分析の本来の役
割と価値なのである」
 グレアムの最高傑作である『証券分析』のちょうど3年後に書かれた本書は、
わずか数ページを読み進むだけでもバリュー投資に関する巨匠の思想の心髄に触
れることができる。読者の皆さんはこの小著を通じて、企業のバランスシー
ト(貸借対照表)と損益計算書の分析法を習得し、その財務状態と業績の記録に
ついて深く理解することができるだろう。グレアムはこのなかで、あらゆる企業
の財務的な健全さと経営的な安定さを判断するうえで、読者のだれもが応用でき
る簡単なモノサシを紹介している。

ベンジャミン・グレアム(Wikipedia)

ベンジャミン・グレアム(Benjamin Graham, 1894年5月8日 - 1976年9月21日)は、アメリカ合衆国の経済学者。今日でもよく「バリュー投資の父」「ウォール・ストリートの最長老」と呼ばれるプロの投資家であった。
グレアムはおそらく億万長者の投資家ウォーレン・バフェットの育ての親として最もよく知られている。バフェットはコロンビア大学でのグレアムの教え子の中で唯一A+をもらった生徒である。他によく知られているグレアムの生徒にはウィリアム・ルアーン、アービィング・カーン、ウォルター・シュロス、チャールズ・ブランデスがいる。
バフェットはグレアムを堅固な知的投資の骨組みを確立した人物として信頼し、グレアムを父親に次いで影響を与えた人物であると語っている。グレアムはバフェットとカーンに多大な影響を与え、彼らは自らの子供をグレアムと名付けている。


ウォーレン・バフェット氏は、世界一の投資家、2008年の世界一ですね・・

オバマ氏のブレーンとしても有名です。

一年で、620億ドル(約6兆4360億円)稼ぐとはすごいですよね!!!

ベンジャミン・グレアム 「賢明なる投資家」も、参考しているんですね・・