〔焦点〕金融不安で大揺れの株式市場、日経平均の下値予想は1万―1万1000円に集中
[東京 18日 ロイター]
前例のない金融不安の広がりが世界の株式市場を襲っている。
米当局はAIG(AIG.N: 株価, 企業情報, レポート)の救済を発表したが、リーマン・ブラザーズ(LEH.N: 株価, 企業情報, レポート)の破たんによって失われた金融システムに対する信認は修復できず、世界的な株価の下落が止まらない。
ロイターは株式市場関係者8人を対象に日経平均の下値メド(年末まで)の予想を聞き取り調査した。その結果、すべての回答が1万円から1万1000円に集中した。回答者(8人)の平均値は1万0657円となった。
回答者からは「金融機関の膨大な不良資産を時間をかけて消していかなければならない。金融不安が払しょくされるのは早くても来年になるだろう」(三菱UFJ証券投資情報部長の藤戸則弘氏)、「来年度の企業業績がみえてくる12月にならないと底入れ感は出にくい」(ちばぎんアセットマネジメント専務の安藤富士男氏)など厳しい見方が出ている。相場反転のきっかけについては、「当局の選択肢の中にあるとみられる欧米の協調利下げ」(野村証券金融経済研究所ストラテジストの芳賀沼千里氏)、「政府系ファンドなど新たな買い手の出現」(大和証券SMBCグローバル・プロダクト企画部部長の高橋和宏氏)などを指摘する声が上がっている。
株式関係者が回答した日経平均の下値メドとコメントは以下の通り。
<三菱UFJ証券投資情報部長 藤戸則弘氏>
・日経平均の下値メド 1万0000円
今後の焦点は、1)欧米当局が金融機関のどこを救い、どこを破たんさせるかという取捨選択、2)金融市場の混乱が実体経済に与える影響、3)日本企業の業績下方修正の度合い、4)ヘッジファンドの換金売り──などだ。金融不安が払しょくされるには時間がかかる。金融機関の膨大な不良資産を時間をかけて消していかなければならない。早くても来年になるだろう。
米FRBが翌日物レポで500億ドル供給、応札額1022.5億ドル
[ニューヨーク 18日 ロイター]
米連邦準備理事会(FRB)傘下のニューヨーク連銀は18日、翌日物レポを通じ500億ドルを供給した。
応札額は1022億5000万ドルだった。
受け入れ担保は政府機関債が82億4900万ドル、モーゲージ担保証券(MBS)が417億5100万ドル。
詳細は http://www.ny.frb.org/markets/omo/dmm/temp.cfm をご覧ください。
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MスタンレーCEO、シティのパンディット氏に合併提案=NYT
2008年 09月 18日 22:10
[18日 ロイター]
ニューヨーク・タイムズ紙(NYT)が関係筋の話として伝えたところによると、モルガン・スタンレー(MS.N: 株価, 企業情報, レポート)のマック最高経営責任者(CEO)は合併について話し合うため、シティグループ(C.N: 株価, 企業情報, レポート)のパンディットCEOに16日に連絡をとったが、パンディット氏はマック氏の合併提案を断ったという。


