クロモリロードバイクはフレームが細身ですから、最新カーボンバイク向きに作られているパーツを付けると違和感があります。
クロモリロードバイクのフレームセットをお買い上げいただいた際、完成車にする為お客様にいつもオススメしているシルバー系でシンプルなデザインのパーツ類をご紹介します。
無難で面白くないパーツ構成だと思われますか?
もうこの組み合わせで何台組んでいるかわからないぐらい組みました。
トラブルが皆無な組み合わせですので、もしこれからクロモリロードを一から組もうと考えている人の参考にしていただければと思います。
■クロモリロードフレームにはヘッドパーツがほとんど付属していません。
一度取り付けると外すことはまずありませんので丈夫なヘッドパーツを選びます。
・CAMPAGNOLO(カンパニョーロ)は昔からヘッドパーツを作り続けているメーカです。
クロモリロードバイクに使われる「1inch size」の「THREADLESS」(スレッドレス、アヘッド)と「THREAD」(スレッド、ネジ切り)のどちらも販売してます。
ベアリングは一般的なボールリテーナー式で洗浄やグリスアップ等のメンテナンスが容易です。
・言わずと知れた、その名の通りヘッドパーツの王様「CHRIS KING」のヘッドセットです。
「1インチサイズ」の「THREADLESS」(スレッドレス、アヘッド)と「THREAD」(スレッド、ネジ切り)どちらも販売されています。
カートリッジ式のベアリングを含めヘッドパーツ自体の耐久性能がバツグンに高いです。
ネジ切りフォーク用である写真の「2NUT HEAD」はダブルナットが緩みにくくてネジ精度がすばらしいです。
■クロモリフレームに組付けるドロップハンドルは細い方が良く似合うと思います。
センター径が26mmのシルバーカラーのハンドルは意外に少ない?のです。
・DIXNA J-FIT(ディズナ ジェイフィット)ハンドルです。
レバー先とベース部の距離が近い「ショートリーチハンドル」の中でも代名詞的な存在で、ハンドルリーチをかなり手前に寄せてくることができます。背の低い人は絶対におススメです。
シルバーポリッシュ仕上げのアルミハンドルでドロップ形状はアナトミック型。
カンパニョーロとシマノ両方のレバーでハンドル上下どちらを握っても使いやすいハンドルです。
・カクカクした形状が嫌な人はもう少し丸みを帯びたNITTO(日東)の「M106 NAS」ドロップハンドルが良いです。
ショートリーチのシャロー型ハンドルでカンパニョーロとシマノ両社のレバーでハンドル上下どちらを握っても使いやすいハンドルです。
シルバーポリッシュ仕上げの日本製アルミハンドルです。日本の職人さんがパイプを曲げて作っています。
・クラシック型が好みの人「DEDA ELEMENTI SPEPIALE」(デダエレメント スペチャーレ)ドロップハンドルはどうでしょう。
下ハンドルが握り易いオーソドックスなクラシックシャーロー形状のハンドルです。
表面の仕上げはマットシルバーです。
■センター径26mmのドロップハンドルを使うとステムも同じクランプ径を用意する必要があります。
・フロントフォークが「THREADLESS」(スレッドレス、アヘッド)であればステムは「DIXNA」(ディズナ)の「リードステム」がおススメです。
シルバーポリッシュ仕上げのアルミステムで、デザインが非常にシンプルで良いです。
84°アングルの設定があるので、ヘッドチューブが短く前傾が深くなりがちなクロモリロードでも、スペーサーとこのステムを使えば何とかポジション出しが容易?になります。
・フロントフォークが「THREAD」(スレッド、ネジ切り)であれば、NITTO(日東)の「PEARL」ステムで間違いないでしょう。後継モデルでは品名が「NP」(エヌピー)となるそうです。
・「DEDA ELEMENTI SPEPIALE」(デダエレメント スペチャーレ)ドロップハンドルを付けるクラシック好きの人には同じく「DEDA ELEMENTI」(デダエレメント)の「MULEX」(ミュレックス)クイルステムでしょう。
表面の仕上げはマットシルバーです。ステムのリーチは80mm/100m/120mmの2cm刻みで3種類のみです。
■クロモリロードバイクに合う「コンポ」と「ホイール」は以前このブログで紹介しておりますので、時間のある時にでもご覧ください。
クロモリロードバイクに合うコンポ
http://ameblo.jp/cozybicycle/entry-11803848238.html
クロモリロードバイクに合うホイール
http://ameblo.jp/cozybicycle/entry-11805390992.html