謙虚過ぎるのは格好悪い | 働き女子へ 心のストレッチ方法

働き女子へ 心のストレッチ方法

運動する前後にストレッチをしないと怪我の元になります。
心も同じで柔軟にしておくことがとっても大切。
物事を色々な方向から見ることで、心をストレッチ!
私の経験を踏まえた事をお伝えしていきます。

謙虚な姿勢とか謙虚に生きるって

素敵ですよね?

 

仕事の時でも謙虚な姿勢はおごることなく、

自分を冷静に見ている感じもしますし

真面目で向上心がある感じがします。

 

しかし「謙虚過ぎるのもダメなんだな~」と

気がつかされた2回あります(笑)

 

 

20代で企画会社に入りました。

入社してから半年くらいで企画書を

任されて、提案したことがあります。

 

化粧品やトイレタリー商品を扱う会社に

新商品の企画案を出して、

すごくほめられたんです。

 

お客さん「あの企画書は良かったですよ。

アイディアがいっぱいありました。」

 

「いえいえ。まだまだです。

まだまだ勉強中です」

 

お客さん「勉強中ですか。。。

便利な言葉ですね。」

 

お酒の席だったのですが、

私の返答に対して「?」という感じが

伝わってきました。

 

私はほめられた事に対して何と言っていいか

分からず、謙遜して出てきた言葉でした。

 

でもお客さんからしてみたら、

お金と時間を使っているプロジェクトなのに

「勉強中でやっている人がいるんだ」

と思ったはず。

完全に肩透かしです(笑)

 

 

もう1つはデザイン会社の営業に移ってからの事。

デザインから印刷まで色々な紙物を

担当していた時に、

 

お客さん「すごくキレイに仕上げてくれてありがとう」

 

「いえいえ、印刷会社さんががんばって

キレイに仕上げてくれたので。」

 

お客さん「そういう場合は’ありがとうございます’

って言えばいいの。

うちが頼んでいるのはあなたの会社なんだから」

 

その通り。that's right.

 

怒られた訳ではありませんが、自分立場にハッとした

会話でした。

 

 

この2つのどちらも自分では謙虚な気持ちから

出た言葉だと思っていたのですが、

今思えば「逃げ」だったのかもしれません。

 

そんなに全部はやっていない。

 

まだまだ私なんて。

 

という仕事や責任からの逃げ。

 

私がお金を払うお客さんの立場だったら、

プロとして自信を持っているところに

頼みたいのに、「あらら」という感じ。

謙虚過ぎて「逃げ」に回るのって何だか

格好悪いですよね。

 

それ以降、できるだけ「逃げ」の部分は

表現しないように気をつけています。

 

例えば

 

「○○は自信があります」

 

「○○の分野は得意としています」

 

という言い方に変えました。

 

ある程度の謙虚さは向上心の現れでもあるので、

大切にしたいことですが、

逃げになるようなことはしたくない。

プロとして「謙虚過ぎる」対応はこれからも

気をつけていきたいです。