メタモデルのうち「省略(削除)」、「歪曲」をみていきました。
(参考記事:「メタモデル」、「メタモデル 名詞化」、「メタモデル 省略」、「メタモデル 歪曲」)
今日は、最後の「一般化」です。
私たちの脳の性質の一つとして、物事をシンプルに扱う傾向にあります。
それによって「部分を全体に繋げる」という「一般化」がおきます。
例えば、「みんなが、そう言っている」、「みんなが持っている」、
「ここにあるモノすべてが悪いんだ」などなど、「みんな、すべて」は代表的な「一般化」でしょう。
また、「できる、できない」と言う表現も「一般化」です。
これは、「可能性の叙法助動詞」と言われるもので、
これに対する質問として、メタモデルでは「As If フレーム」があります。
つまり、「もし、できたとしたら」です。
この質問により、自分で勝手に決めたしまった限界点を崩すことが可能になります。
メタモデルに限らず、NLPでは「As If フレーム」を良く使います。
これを使って、「できたら」と仮定してシュミレーションを行っていきます。
未来ペーシングなんかもその一例でしょう。
今、自分の置かれている状況を見回して、限界点を創っているものがあれば、
「もし、できたら。。。」と質問してみることにより、思いがけなく解決することもあるでしょう。