メタモデル 歪曲 | コヨーテが紡ぐ言葉達~己への道~

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夢、成功哲学、願望実現の法則、NLP等を使って言葉にヒントを詰め込んでいきます。
自分自身に磨きをかけ、アウトプットすることにより、
訪問者の変化を導ければ嬉しいです。

私たちの日々の体験は、無意識領域の格納庫にしまわれていきます。
その格納庫には、体験そのままが存在しています。
そして、それは非言語の領域でもあります。

それを、意識の領域に上げる為に、言葉を使います。
非言語の領域のことを、言語の領域にあげる。

そこで、「省略(削除)」、「歪曲」、「一般化」がおきることをお伝えしてきました。
その影響によって自他におけるコミュニケーションで不具合が起きてしまっています。

そこでメタモデルを使ったアプローチで、その不具合を回避していきます。
今日は、メタモデルの「歪曲」についてです。

「歪曲」は、人それぞれのフィルターによって起きます。
「思い込み」と言ってもいいでしょう。

事実を、思い込みによって変えてしまうことが原因になります。

メタモデルの「歪曲」の基本パターンの一つに「等価の複合観念」というものがあります。

例えば、
「肩を落として、何か心配事でもあるのか」
「そんなに気が弱くて、営業が勤まるのか」

肩を落とす=心配事
気が弱い=営業できない

このように、本来は異なる二つの事柄を、イコールで結んで一つの意味にしてしまいます。
X=Yと言う表現で表すことです。

「等価の複合観念」をメタモデルで崩すとなると「どうしてXがYを意味するの?」という質問が有効です。

このような質問をすることにより、「X=Y」を切り離すことができます。