あえて非正規を選んでも、正規で仕事に就いていても、この国は若さが全てであり、失敗を許さない。 | 赤ちゃんわんこの超かわいいこいぬさん、大学時代の卒業論文を掲載!!

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氷河期世代が、あえて非正規を選ぶという若者についてコメントしている。この記事は削除されるようには思えないので貼り付けないが、私もおおむね同じ事を考えた。例えば、教員採用試験など採用数はほぼゼロであったし、他の公務員の専門職も同様であった。宝くじというより、採用試験を実施すること自体がギャグに思えたくらいである。これって芸能人のオーディション開催?ASAYANですか(前世紀に生きた方なら、意味がわかるだろう)?ということなのである。そして、重労働で体壊して退職なんて当たり前で、給与は新卒時とほぼ変わらない待遇もそこかしこにあり、気づいたら氷河期以降の社員達が軒並み出世していくのである。残業代カット、賞与カット、昇給凍結など、会社の就業規則になり裏技的な冷遇も珍しくはなかったものである。

 

しかし、売り手市場=正規で会社員や職員=未来は成功、ではない。

 

 

ハイエナたる人材業界が回したがるのは20代の若者がほとんどであり、転職市場なるものは、やはり若さにはじまり若さに終わる。職にあぶれて困っている人や転職に失敗して心身を崩壊させた人など死んでもらって構わない。そして、非正規で何かを頑張るということは他にも夢があるわけだが、それで食べていけるかどうかは20代後半のうちに結論を出した方が良いだろう。他の国々のことを私は知らないが、日本では、若さこそ全て、そして、失敗は永遠の死滅である(前科は人間失格。前科ではなくても失敗は許されない。ただし、ここは不思議だが、成功はしなくてもよいというのだ)、というこの価値観は、残念ながら変わっていない。どれだけ人材業界の会社が立ち上がっても、ここに狂いもぶれもない。我が道を突き進み、そして、芽が出なかった先には、貧困と孤独が待つ。それは自由業のみならず、科学研究者の道も同じである。しかし、今の時代は、普通のサラリーマンなどと前世紀は呼ばれたビジネスパーソンも然りである。私はこのことを生命科学関連業界で経験した。そして、一撃でその業界において死滅したのである(だからこの業界ではいかなる書類審査も通過できないのだ)。物価が高騰しても、世界各地で紛争が起きても、帰化人が次々に国会議員になっても、中国人が暴動を起こしても、クルド人が病院を占拠しても、ウクライナの難民が一般家庭より国の保障で裕福に暮らして平然と夢を語っても、その価値観は一ミリも動かないのである。働いているのが馬鹿馬鹿しくなるくらいに、変わることがないのである。人材業界はSDGsを歌い、自らが働く最先端と自認しているようだが、逆だ。彼等こそ最強の化石である。何を華やかそうに振る舞っても、輪姦する半グレのようにしか私には見えない。

 

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