並々ならぬ文章作成能力の低さ、ならびに、卒業論文の位置付けについて | 赤ちゃんわんこの超かわいいこいぬさん、大学時代の卒業論文を掲載!!

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本ブログのキーワード:非公式の卒業論文、生態進化発生学、遺伝子水平移動、舟腰龍翁尊者、生命科学、生物学、生物兵器、ウイルス、安全保障、三浦春馬、コロナワクチン、等々。

私は、幼き頃より、文章の作成能力が高いのが自分のセールスポイント、と思い込んで育ってきた。両親には、今となっては本気だったかどうかわからないが、数字や図形やグラフを使った数学的な作業には秀でていなかったし、運動神経が悪すぎてボールを触りたいとも思わなかったので、俺はその分、この力に秀でているのだろう、まさに神が与えたもうた才能ではないか、と思ったものである。

 

しかし、文章とは、霊的な直感や野生の勘などではなく、論理で築き上げるものである。私は、少なくとも未成年だった頃、この基礎を知り得なかった。であるから、公立高校以降は、何らかの文章を書いても評価されることはなくなり、卒業研究にいたっては、ちょっとした要旨だけでも、全面書き直しを複数回させられた。それでも、何故かは思い出せないが、文章能力が高い、だから俺は実験計画能力が低い、手技が劣っている、と思い続けていた。

 

ところが、社会人になり、文章作成を主とする部署にて、常に嫌みに満ちた叱責を受けるようになった。その製品が何のためにあり何ができるのか、貴様の文章から伝わらない、吐き気を催したくなるような意味不明の機械翻訳のようだ、と。読み直すと、確かにそうなのだ。しかし、作成している時は、私の感情が高ぶっているからなのか、そのことに全く気がつかない。これが、いわゆる並外れた才能の欠落、というものなのだろう。このような人間が、小説や随筆や評論をかまそうなんて、嬰児が総理大臣に選ばれるくらい、あり得ないことではないだろうか。この部署では、他にも、誤字脱字が最終原稿のレベルでありすぎるとか、迷路のような校正の指示で印刷会社側がくたびれるとか、必須の製品の掲載が抜けている、とか、目も当てられない業務品質の記録を、私は更新し続けた。私への苦情は、顧客と接していないにもかかわらず、嵐のように吹き荒れた。当然、給与は誰よりも昇給しなかった。顧客を激怒させたわけでもないのに、個室に呼ばれての説教を経験したのも、この頃だった。

 

こうしてブログを更新しているが、やはり文章の酷さゆえに、コメントは皆無である。私のうつ病傾向を慮ってか、相談案内のトラックバックなど親切にしていただける方々には、感謝申し上げる。ただ、今のところ、精神は安定である。神経作用に影響を及ぼす薬剤に依存はしていない。ただ、私のような取り柄のない脱落者といえども、何らかの記録は残したいと思った。もし残せるものがあるなら、言うまでもなく、卒業研究の集大成である卒業論文の差し替え以外になかったのである。

 

非公式の卒業論文については、同名のカテゴリーを設けているが、これについては、本命のテーマである。生態進化発生学と遺伝子水平移動のオタク見習いとして、これほど燦爛たる光輝を発するテーマもないだろう。そして、≪裏≫とあるカテゴリーについては、本命のテーマと現象・思想において密接に関連すると判断したテーマである。「もう一つの」カテゴリーについては、テーマにはしていないが、生態進化発生学の分野として深く共感を持った事柄、という位置付けである。「存在を否定された」カテゴリーについては、文字通り存在すべきではない、興味も関心も沸く人間がいたら見てみたい、と思うくらいの、食中毒と好冷菌のネタである。このカテゴリーの作成理由は、一つしかない。私にこの取り組みを期待しているに違いない、特定の人達への意思表示をしたかったからだ。

 

ブログに残すことで、いつか誰かが検索などでたどり着き、私が書いたと認識するかどうかはさておき、読むことにはなるだろう。ただし、その読後感について、私は一切感情を移入させない。私は文章能力がずば抜けて低いのだから、その必要がないのである。