金剛十戒 | 赤ちゃんわんこの超かわいいこいぬさん、大学時代の卒業論文を掲載!!

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2024年8月31日ブログ定期更新終了。不定期の更新は続ける方針です。

ここに、業界の新事業立ち上げと大々的再編を成し遂げ、数え切れない関係者から尊敬を集め続ける、我が最愛の師、舟腰龍翁尊者(読み方は、ふね・ごし・る・おう、である)より学んだ掟を、私は個人的に「金剛十戒」と名付けている掟を、以下に記す。以下の掟がどこかで公式文書になっているわけではないが、日々の激務に励む内に、師自身の背中から自然と湧き出るのを察知できるようになるので、その背中より習熟することができるのである。おそらく、業界で以下の掟を知らない人はいないのではないだろうか。誰もが、一字一句違わず、というわけではないが、心魂で骨子を会得しているはずである。

 

一つ:試薬の扱いは、すなわち命のやり取りに他ならない。

 

一つ:科学研究者は人間を超越した存在、すなわち、神格である。したがって、いかなる場合も、我々と同列の人間として接することがあってはならない。

 

一つ:科学研究者の主戦場である学会では、科学研究者自身、口頭発表およびポスターには、命を代えてでも、近づくことを回避しなければならない。

 

一つ:科学研究者の勤務する大学・研究所に入るときは、生きて帰社できない覚悟を持って訪問しなければならない。

 

一つ:科学研究者が疾風怒濤の最先端で生きるが故に冷酷非情であるのは常識であるから、痛罵や殴打を受けても感謝しなければならない。

 

一つ:組織の営業担当は神である。なぜなら、科学研究者のお声を聞き対応する仕事は、神の代理人に相当するのだから、すなわち神格同然であり、神といえる。

 

一つ:試薬を科学研究者に納品する仲介者への感謝を忘れてはならない。

 

一つ:科学研究者から苦情を受けたときは、命に代えてでも、交換品、返金、情報提供など、誠心誠意の対応をしなければならない。

 

一つ:博士号取得者は偉大である。高偏差値の大学を卒業した者は偉大である。したがって、自らより学歴の秀でた者には、役職・先輩・後輩の区別なく、心より尊敬し、間違っても助言や指摘などを行ってはならない。

 

一つ:組織の最高責任者である経営者へは、法や倫理を踏み越えてでも、常に愛されなければならない。事業を創成したる経営者は、言うまでもなく、神である。何らかの理由により、被雇用者が経営者に愛されなくなった時は、以上の九つの掟をいくら厳守できていても、故意に掟を破棄したことになり、生命科学関連業界との永久的絶縁あるいは破門が成立したものとみなされる。