「私が休憩室に入ると、なんとなく空気が変わる気がする…。」
「さっきまで楽しそうに話していたみんなが、ちょっと静かになる…。」
「輪に入りたいけど、なんだか入りづらい…。」
そんな経験、ありませんか?
でも、冷静に振り返ってみると、一人一人とは普通に話せるし、特に嫌がられているわけではなさそう。
それなのに、なぜか心に広がるのは「寂しさ」や「不安」…。
いったい、何が起こっているのでしょうか?
本当に「毎回」静かになっている?
「休憩室に入ると静かになる…」と感じる人の話をじっくり聞いてみると、実は 「毎回」ではなく、何度かそう感じたことがあった ということがよくあります。
でも、そういう経験をすると、その記憶が何度も頭の中で再生され、
「また静かになったらどうしよう…」 という不安がどんどん大きくなってしまうのです。
さらに、そのグループの中に 「以前は仲が良かったけれど、今は仕事上の付き合いだけになった人」 がいた場合、
その人が他の人と楽しそうに話しているのを見たときに、より一層モヤモヤした感情が湧き上がってきたりします。
「前はもっと仲良かったのに…」
「もう私のことはどうでもいいのかな…」
「私はもう必要とされていないのかも…」
そうした思いが、自分の中でどんどん膨らんでいくのです。
この感情の正体は…「見捨てられ不安」?
この 「取り残されたような感覚」 や 「誰かが自分から離れていくような気がする不安」 は、
「見捨てられ不安」 という言葉で説明できることがあります。
特に、過去に 「大切な人からの距離を感じた経験」 があると、この感情はより強く出やすくなります。
たとえば…
・幼い頃、親の関心が他の兄弟に向いていて寂
しかった
・友達と仲良くしていたのに、突然よそよそ
しくされたことがある
・過去の人間関係で、いつの間にか疎遠にな
った経験がある
こうした経験があると、無意識のうちに 「また同じことが起こるかも…」 という不安や警戒心が心の中に残り、小さな出来事にも敏感に反応してしまうのです。
〝感情の嵐〟に巻き込まれないために
「見捨てられ不安」は、頭では 「そんなに気にすることじゃない」 とわかっていても、気持ちがついてこないのが特徴です。
むしろ、考えれば考えるほど、思い出せば思い出すほど、その〝感情の嵐〟は どんどん強くなっていく ことが多いのです。
そして、〝感情の嵐〟が強くなると、こんな思考が浮かびやすくなります。
・「やっぱり私は嫌われてる…」
・「もうこの職場にいる意味がない…」
・「私なんて必要とされてない…」
でも、本当にそうでしょうか?
感情に流されてしまうと、本来の事実とは違う解釈をしてしまう ことがよくあります。
だからこそ、まずは 「自分の感情の傾向」 を知ることが大切です。
・私は「見捨てられること」に対して敏感になりやすいかもしれない
・実際に起こったことと、私の感情や解釈は違うかもしれない
・後から考えると、そんなに大したことではないと思えるような大きな感情が起こることがある
このように、自分の思考のクセを知り、コントロールする方法を身につけることで、〝感情の嵐〟に振り回されることが少しずつ減っていきます。
感情をコントロールする方法を知りたいあなたへ
「頭ではわかっているのに、気持ちがどうしてもついてこない…。」
「一度不安になると、どんどんネガティブな方向に考えてしまう…。」
「過去の経験が影響しているかもしれないけど、どうしたらいいかわからない…。」
そんなふうに感じることはありませんか?
私は、こうした 「感情の嵐をコントロールする方法」 についてカウンセリングの中で具体的にお伝えしています。
