前回の記事で、〝見捨てられることへの不安〟
の事に触れました。その続きです。
『今日Aさんと話が出来て楽しかったー!』
昨日はそう話していました。
本来なら今日もとても充実した日のはずです。
Aさんも笑顔で話をしていたはずです。
しかし、今朝挨拶した時、Aさんの態度が何となく素っ気なかった。
すると•••
昨日の話で何か嫌な事を言ったかな?
怒らせてしまったかな?
話しすぎてしまったのかな?
不安や恐怖や寂しさ、怒り等の入り混じった感情が少しずつ押し寄せてきます。
まさに暗雲立ち込めるという心境になります。
翌日とは限らず、
当日ですら、
2日後でも3日後でも、
Aさんの態度に少しでも異変を感じると、
そういう考えや気持ちが襲ってきて、
Aさんの事で頭がいっぱいになります。
仕事も手につかず、
ミスにつながったり、
それまで楽しめていた趣味も、
楽しめなくなります。
何故でしょうか?
Aさんに嫌われるような心当たりはありません。
むしろあればここまでの感情は出てきません。
現実に心当たりのある行動や言動があれば、その事に対する現実の感情は出てきます。
しかし、今ここで話している感情はもっと漠然としてて、でもかなり大きな感情です。
「この世の終わり」「絶望」「死んだ方がマシ」などなど•••
とてもとても辛く大きな感情です
この気持ちの後ろには、ある刺激を受けると自動的に反応が起こるという独特の型やパターンが存在している事が多いです
そのパターンの一つが「見捨てられ不安」というものです。
「見捨てられ不安」のパターンにハマると、とんでもなく大きく、でも漠然とした気持ちに包まれます。
〝漠然と〟というのは、それが怒りなのか不安なのか、寂しさなのかハッキリしないからです。
どれもあるような気がします。でも、どれでもない、言葉で表現できないような感覚的な感情です。
もう一つの特徴は、Aさんの素っ気ない態度というのがきっかけ(刺激)になっていますが、それが本当なら、そう感じるのも分からなくは無いです。
つまり、感情の種類は全く外れているわけでもないのです。なので、人に相談しても『考えすぎだよー』『忙しかったのでは?』などと返ってきます。
でも、そんなこと言われても、「あーそうなんだー」とはなりません。「それは、そうかもしれないけど•••」と気持ちは晴れず、悶々とした気持ちで苦しみ続けます。
例えるなら、火の粉の一粒が飛んできただけなのに、心の中は大火事となり大炎上してます。
人によっては、感じている気持ちの大きさに従って、Aさんとの関係が悪くなるストーリーが展開されていき、そこから更に《見捨てられ不安》が大きくなっていきます。大炎上が延焼していくのです。
前回の記事でも書きましたが、感情の種類は外れているわけではないけど、感情の深さや大きさがが異常に大きいのです。
Aさんの素っ気ない態度はきっかけに過ぎませんが、きっかけがなければパターンは発動されません。
でも、ひとたびある刺激に触れると、即座に《見捨てられ不安》は発動されて、あなたの苦しみが始まります。
その刺激とは、
〝否定〟〝比較〟〝別離(別れ)〟
この3つがとても多い気がします。
では、どうしたらよいか?
まずは、原因を知ること、その時の対処法を知ること、対処法を実践して反応を即座に抑え込むことが、重要になります。
今回の件であれば、〝感情の嵐〟が起こった時、起こりそうな時に、
上記3つの〝刺激〟に触れていないか?確認します。
上記3つの〝刺激〟に触れていないか?確認します。
中々、1人だと難しいかもしれません。何故なら、あっという間に〝感情の嵐〟に巻き込まれるからです。
簡単に書いていますが、実際にはほぼ訓練のようなものです。
何度も何度も襲われますし、その都度何度も何度も〝火消し〟の作業が必要になります。
しかし、やっていく内に少しずつ上手になっていきます。
生きやすくなっていきます。
カウンセリングを通して…
1、原因を知る
2、どういう時にどういう反応が起こるか?
3、その時どう対処したらいいか?
一緒に考えて、少しでも”生きやすい自分”を目指しませんか?
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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