まだ赤ちゃんで言葉を話せない頃、何かを伝えたくて、恐らく泣き喚いて誰かを呼んだんだと思う。でも誰も来ない…そんなことが何度もあったのではないかと思います。
〝無視〟された時の『怒り』『虚しさ』『絶望感』『悲しみ』『虚無感』
〝小さい自分〟への共感・癒し・あやしとは、その原体験の想像でもよいので、その時の気持ちを言葉にしてあげることかなと思います。
大人のあなたをそこまで苦しめられる人は本当はこの世には存在しない!
あなたが〝冷静な大人のあなた〟を保とうとする限り、あなたを苦しめることはできない
あなたという〝存在〟を大きく感情で揺さぶることはできない
あなたがあなたである事の〝核心〟があるとすれば、そこには誰も入れない・入れてはいけない
しかし、
言葉を知らない時代に体験した『怒り』『虚しさ』『絶望感』『悲しみ』『虚無感』は言葉という形を持たずに、、、
〝感覚〟として漂い、その時と似たような状況に置かれると、それ自体が〝刺激〟となり〝感覚〟が沸き起こる。
それは、過去の記憶が蘇るというものではなく、今まさにあなたが〝あの時の場〟にいるが如く、〝今ここでの〟感情として沸き起こる。
フラッシュバックではなく、”今まさに”の状態として体験する
その時どうするか、当然あなたはそれを〝今の感覚・感情〟として体験するでしょう。
なぜなら、間違いなく〝今、体験している〟感覚があるからです。
しかし、それは半分合ってるし、半分間違っています。
合っているのは〝今、体験している〟感覚
間違っているのは、感覚の出どころの特定
〝今、体験している〟感覚
〝今、置かれている状況への感情
この2つは似てるようで別物ですが、全く別物です。
つまり、今の状況は単なる刺激・過去の感情を引き起こす呼び水に過ぎないという事です。
今、あなたの存在をないがしろにしている状況があるとしたら、それは嫌な感覚になります。
でも、あなたの〝全存在〟を脅かし、生きているあなたの存在全てを否定し、消し去ろうとしているわけではありません。また、そんな事誰にもできません。
〝今起こっている状況〟が与える感覚は、あなたが感じているより、もっともっとずーっと小さな〝嫌な感覚〟です。
ただ、言葉を知らない時代に体験した〝あの感覚〟が沸き起こっているだけです。
なので、、、
本当は、慌てなくてもいい、怒らなくてもいい、虚しくならなくてもいいし、あなたは〝存在〟していいんです。
間違った反応があなたの脳内で起こっているのです。
その”間違い”をメッセージとして脳に伝え返す作業が必要です。
それは、『怒り』『虚しさ』『絶望感』『悲しみ』『虚無感』の大嵐が吹き荒ぶ中での大変な作業です。
でも、〝今の感情〟に従った行動や思考を止めるのです。
〝今〟ではないんです、〝昔の感情〟なんです。
突然ですが、『びっくりハウス』って知っていますか?最近の言い方だと『トリックアート』という方が伝わるかもしれません。
トリックアートに囲まれた部屋にいたとしましょう。実際には平坦な床のはずなのに、周りに描かれているトリックアートによって、平坦に見えないんです。
まっすぐ歩けないんです。知っていても難しいですが、そこがトリックアートの部屋だと知らなければもっと歩けません。
これは視覚的に脳を混乱させているわけですが、ここで話している〝感覚〟も似ているような気が私はしています。
つまり、現実にはそんな感情が吹き荒ぶような状況はないのに、現実に起こっているように脳が勝手に判断して〝昔の感情〟を放出するんです。
その引き金が視覚に限らず、雰囲気というか、言語化できない〝状況〟が引き金・刺激になっているということかなと思います。
でも、基本的に間違っているので、時間経過すると現実を見極められてきて、トリックアートの傾いたように見える床であっても歩けるようになります。
同じように、〝誤作動の感覚〟も長時間は持続しません。
唯一、持続するとしたら、〝誤作動の感覚〟に飲み込まれて、その感覚に従って行動したり、あれこれと思考を巡らせた時です。
それは、誤作動と現実が混在した感覚になりますので、悪循環に陥ります。それでも、〝誤作動の感覚〟自体は時間と共に消失します。残るのは、混在させてしまった感覚・感情です。
中々、うまく書けませんが、苦しんでおられる方の苦しみが少しでも解消されるように願っています。
お読み頂きありがとうございました。
