January 28, 2012

オール・スター・ゲームをモノにするのにオタワは20年かかった。その内の16年は招致活動に費やされた。

では、ウィニペグはどのくらい待たなければならないだろうか。

生まれ変わったジェッツからもオタワに選手が一人来ている。その選手は背中に名前も番号も付けていない。はっきりしているのは、それがDustin Byfuglienではないということだ。この高くそびえるようなディフェンスマンはオール・スターに選ばれたが負傷のために出場を辞退しなければならなかったからだ。

その選手とは理事のMark Chipman、アトランタ・スラッシャーズの経営が悪化してマニトバに着陸した時、ジェッツを再生させた人である。

シャトー・ロリエでのNHL理事会の後、メディアと話したオーナーは少なかったがChipmanはそのうちの一人だった。彼は「ジェッツにはオール・スター選手が一人います。ただ彼はプレーすることができないだけです。」と、リンク上にジェッツの選手がいないことに失望してはいないと語った。

オール・スター・ウィークエンドのようなイベントを主催することについて、Chipmanはまだ考えるのは早すぎると言った。元のジェッツが1996年にフェニックスへ発って以来、フランチャイズを元に戻したことだけでオーナー・グループにとって十分意義のある出来事だった。

オタワが最初に引っ掛かったのは適切な施設がないことだったが、それはKanataにパラディウム(現在のスコシアバンク・プレイス)がオープンした1996年に解決した。次の障壁は途方もなく人気のある移動遊園地のようなこのイベントを開催するに足る大きな施設で、リーグの要請は200,000平方フィートの広さだった。この問題は昨年、真新しいオタワ・コンベンション・センターが完成して解決された。

ウィニペグとオタワは規模では大きく異なるところのない都市だ。両都市とも必要なホテルの部屋、近代的なスケート・リンクがあり、リンク外での活動に利用できる会議施設も整うだろう。更に、ウィニペグには間もなくダウンタウンの再開発地区、「フォーク」にカナダ人権博物館がオープンし、オタワのパーラメント・ヒルやリドー・カナルと同等の観光名所ができる。

時期が来ればジェッツはオール・スター・ゲームの開催を目指すだろう。そうでなければ、ヘリテージ・クラッシック或いはドラフト会議かもしれない。

「間違いなく私たちはこれらのイベントのどれかを後援することになるでしょう。」とChipmanが言う。

昨年10月初旬のシーズン最初の公式戦は言うまでもなく、9月のオープン戦に対するファンの反応を見れば、誰もその考えに疑問を抱くことはないだろう。

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【Cournoyer】

今シーズン、コーチを途中交代したチームの中で、コーチ交代後うまく行っているのはセントルイスだけで、それ以外のチームはコーチ交代の効果が出ていないようです。

このブログでも紹介しましたが、モントリオールではチームの不振に加え、コーチがフランス語を話せないということで再度コーチを代えようという声もあるようです。

そこで、1シーズンにコーチが2回代わった例を調べてみました。
今シーズンはロサンゼルスがDarryl Sutter就任前に短期間ですが暫定コーチがいたので、2回交代した例になります。

暫定(interim)コーチを含む場合
1971-72 Sabres - Punch Imlach, Floyd Smith (interim), Joe Crozier
1986-87 Sabres - Scotty Bowman, Craig Ramsay (interim), Ted Sator
2002-03 Flames - Greg Gilbert, Al McNeil (interim), Darryl Sutter

暫定を含まない(解任された)場合
1982-83 Hartford - Larry Kish, Larry Pleau, John Cuniff
1977-78 Minnesota - Ted Harris, Andre Beaulieu, Lou Nanne
1995-96 Ottawa - Rick Bowness, Dave Allison, Jacques Martin
1971-72 St. Louis - Sid Abel, Bill McCreary, Al Arbour
1926-27 Toronto - Charlie Querrie, Mike Rodden, Alex Romeril

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Ken Campbell
2012-01-27 10:25:00

今週末のオール・スター・ゲームを鼻であしらったAlex Ovechkinに対する世間の反応は4年前を思い起こさせる。アナハイム・ダックスがスタンレー・カップを勝ち取った後、Scott Niedermayerは2007-08年シーズンのほぼ半分を欠場することを決めたのだった。

最初に異常なものを取り上げよう。Ovechkinは、Zbynek Michalekの頭部に対するチェックによる3試合の出場停止に加えて、この祭典への出場を辞退したことでもう1試合の出場停止処分を受けるべきだった。それは当然のことだ。しかし、NHLがそうしないことに決めたのはひどく臆病なことであり、言うまでもなくNHLがその代表的なイベントを絶対的に重要視している訳ではないことをはっきりと示したことになる。

というのも、Ovechkinは全てのNHL選手がサインしなくてはならない標準契約の規定に明らかに違反しているからだ。その契約は明確に次のように規定している。「選手は力の及ぶ限りサービス提供し、全てのNHLゲーム、オール・スター・ゲーム、国際試合、そしてオープン戦でプレーすることに合意する。」

非常に明解だ。誠意を持ってサインしたはずの契約条項を破る、その結果、出場停止になる。NHLのコミッショナー、Gary Bettmanが、明らかに負傷しているわけでもないのにこの試合への出場を辞退したデトロイト・レッドウィングズのNicklas LidstromとPavel Datsyukに対して3年前に行ったのと同じことだ。

しかし一体何故、Ovechkinはこんなにもこき下ろされなければならないのだろうか。その一方でLidstromとTeemu Selanneは全く同じことをするにもかかわらず何の批判も受けていない。実はLidstromはオール・スター・ゲームに参加したくないので、今年自分を選ばないようにリーグに頼んだのだ。そして、Selanneは自分が辞退し、チームメイトのCorey Perryにこの試合への出場資格を与えたと公に語った。

この違いは一体どこにあるのだろうか。Ovechkinが何故NHLを鼻であしらうことをしようと決めたかは重要ではない。Ovechkinが3試合の出場停止に腹を立てていることと関係があることはほぼ間違いないだろう。彼は自分が常習犯にされたことを理解できていない。そうではないだろうか。取るに足らない幼稚なことだ。しかし、Ovechkinは自分が決めたことに対して酷評されている。一方、LidstromとSelanneそうならなかった。Ovechkinはこれまでの何シーズンかで築き上げた期待を裏切り、自分のファンを自らの手で批評家に変えてしまった。他方で、LidstromとSelanneはリーグの最も評判の高い選手のうちの二人だ。しかし、だからと言って、数百万ドルの契約の条文を自分の思い通りに変更して良い訳ではない。

Niedermayerの場合へ戻ろう。半年間休んだことについて都合よく忘れられているのは、Niedermayerにはその年、アナハイム・ダックスでプレーするという拘束力のある契約があったということだ。しかし、彼はNHLでの自分の将来を見つめ直し、家族とより多くの時間を過ごしたかったので、契約に従わないことにした。それは誰にでも解る明らかな契約違反だった。

このことはAlexei YashinやKeith Tkachukのような選手がかつてより多くの報酬を得ようと策略したことと少しは異なるところがあるだろうか。私の見解では両方共同じことだ。YashinとTkachukはより多くの報酬を、そしてNiedermayerはより多くの時間を要求した。彼等が自分勝手だった理由は異なる。しかし、自分勝手であることに変わりはない。

しかし、NiedermayerがNHLという社会の柱であり、テーブル・ゲームの世界選手権を除く全てのタイトルを既に勝ち取っていた大物だったので、何をしても許された。Niedermayerの行動がダックスの財政面とメンバー構成の面で大きな混乱を引き起こし、そのシーズン、ダックスが脱線した理由の一部となった不透明感を生み出したことは都合よく脇へ寄せられた。

Ovechkinが出場すれば、間違いなくオール・スター・ゲームがより華やかになっただろう。Ovechkinはいつも氷の内外でパーティーに活気を与え、強烈な個性の持ち主だ。しかし、特に将来殿堂入りするSelanneとLidstromをオール・スター・ゲームで見るのはこれが最後かもしれなかったことを考慮すれば、この二人も出場することになっていれば更に素晴らしかっただろう。

何故リーグがOvechkinを出場停止処分にしなかったかは控えめに言っても神秘的なことだ。またNHLは二人のベテランの圧力に屈服する代わりにLidstromとSelanneをこの試合に選出するべきだった。今シーズンが終了する頃には、LidstromはNHL在籍中に1億ドルを超える稼ぎを得ることになるだろう。そして、Selanneは$7000万を家に持ち帰るだろう。

Ovechkinを含む彼等全てがオール・スター・ゲームでプレーするのを期待することは決して高望みではない。選手はその義務を果たさなくてはならないことが契約上明白なのだから。

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