WEB集客とフライヤー集客の違いと共通点 | 形式知と暗黙知を併用した集客

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クローバーご訪問、ありがとうございますクローバー



集客活動、即ち『集活』に関するWEBサイトのリニューアルが完了しましたので、今後はブログも同じテーマを具体的、且つ解かりやすく更新していきたいと思います。



先ずは、WEB集客とフライヤー集客(折込み広告、DM、店内POPなどの紙媒体)の大きな違いと共通点をご説明いたします。



【WEB広告とフライヤー広告の大きな違い】


フライヤー広告は、WEBサイト(インターネット)が登場する前、場合によっては過去数百年に渡って親しまれ、昨今ではWEBに押され気味ではありますが、現在も利用されている告知アイテムですので、見たことが無いという方は少ないと思います。
一方、WEBサイトの商用利用の普及はここ20年くらいの短い歴史になりますが、インターネットというネットワークの普及によって、老若男女問わずWEBサイトを知らない人は少ないと思われます。
この2つの媒体の大きな違いですが、フライヤーは、様々な情報を紙などに印刷して配布するといった、人の手によって限定したエリアに向けて行われる情報発信であることに対し、WEBサイトは、検索エンジンというロボット(Ai)を介入し、広域に向けて行われる情報発信ということになります。



【WEB広告とフライヤー広告の共通点】


上記が2つの媒体の最も大きな違いになるわけですが、反対に共通点は何かといいますと、顧客(リード)が欲しがっている、知りたがっている情報を発信するということ、これに尽きます。



上記の2種の媒体の性質を加味した上で、もう少し具体的に説明しますと、フライヤー広告は、商品やサービスの提供者の意図がそのままの状態で、届けたい顧客の元にピンポイントで届けられるという利点がある一方で、配布したエリアしか対象にならないという弱点があります。

WEBの場合は、インターネットを使用できる環境がある全エリアが対象となりますが、商品やサービスの提供者の意図は、昨今、日々高性能化されている検索エンジンを介して送信されるため、情報の内容によっては、必ずしも思った通りの情報内容が届けたい顧客に届くとは限りません。



要するに、集客を増やす場合は、業種や営業態様(通販型・来店型)によって、どちらを選択するかという判断と「旧い媒体だから効果が無い」「新しいから効果的」という先入観にとらわれずに、双方ともに顧客にとっての有用な情報発信に集中する姿勢が重要ということになります。




如是我聞の文字と説明文

【如是我聞とは】


『如是我聞』とは、仏教において用いられる言葉ですが、その内容は『私はこのように聞きました』という意味を示します。それは無理もありません、何百年か何千年か分かりませんが、ずっと昔に誕生した仏教の教えを、当時直接聞いた人が現存しているわけがありませんので、『聞いた話ですよ』と宣告しているわけです。
しかし、仏教を伝える皆さんは、聞いた話をそのまま伝えるのではなく、聞く側の事情や社会風潮など、教えの内容を聞く側に合わせてモディファイして伝えているようです。言い換えれば『請け売りではない』ということです。
これと同じように、集客活動に用いる情報もインターネットや書籍、情報誌から集めた情報をそのまま請け売りするのではなく、適宜モディファイして顧客に伝える姿勢が必要ではないかと思います。



【検索エンジンの過去と現在】


上述のように、フライヤー広告の場合は伝えたい内容をそのまま印刷して配布するだけですので、その過程で内容が変わることはありませんが、WEBサイトの場合は、検索エンジンがその内容をどのように捉えて、評価するかによって、顧客に情報が届いたり届かなかったりという事態が発生します。
過去の検索エンジン対策、即ちSEOはソースコードやマークアップ、タイトルなどによって検索順位が決定するという傾向にありましたが、昨今のSEOは、それらの形式的な施策に加えて、コンテンツの質が最重要視される傾向にあります。
よって、顧客にとって有用な情報、正しい情報、オリジナル性の高い情報、世事に合わせた新しい情報などの発信が成されないと、WEBでの集客は難しいことになります。

そして、紙で見るフライヤー広告も、インターネットで見るWEBサイトも、見る方法は違いますが、同じ顧客が見るという点では何も変わりませんので、どちらを広告媒体として選択しても、届ける情報は顧客にとって有用な情報である必要があります。



【発信する情報づくりの注意点】


今では情報収集にインターネットは欠かせないアイテムです。更に極く最近では『チャットGPT』という、Aiによる情報収集に特化した検索システムも開発されています。
しかし、商用での情報発信は、誰もが入手できる共通の情報をそのまま発信しただけでは、顧客の購買意識を動かすことはほぼ不可能といって良いと思われます。
場合によっては、商品やサービスの提供者よりも、検索力の高い顧客の方が情報を豊富に持っている可能性も多大に考えられます。

そのような現実を理解し、単に情報を集めて発信するだけではなく、その情報群をその商品やサービスのプロとして、より良い形にモディファイした上で発進する能力が求められます。






今日はここまでです。
読了、ありがとうございました。
お団子お茶











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