スペースデブリとは、宇宙上のゴミのことです。
人類は、スプートニクからはじまって、人工衛星を多数
地球の衛星として打ち上げてきました。
寿命がつきて、運用が終わった人工衛星は、現在では、
大気中に落として、燃え尽きるようにしているようです。
しかし、故障した人工衛星、寿命がつきてほったらかしの人工衛星、
隕石等の衝突によりバラバラになった人工衛星は、未来永劫
地球のまわりをグルグル回り続けます。
何の問題も無いように思われるかも知れません。
しかーし、たとえば、秒速10キロメートルで、地球の周りを
廻るネジ1つがあるとします。
これが、国際宇宙ステーション(ISS)での船外活動中の宇宙飛行士に
ぶつかる軌道だとします。
この、たった一つのネジでも、ライフルの弾で狙撃される
くらいの威力があるのです。
国際宇宙ステーションの壁は、3重にするなど、
スペースデブリ対策がほどこしてあります。
宇宙服にもケブラー繊維など防弾チョッキの繊維などで
保護するようになっているようです。

