いつもお付き合いいただきありがとうございます。
10月8日は
二十四節気の九月の節≪寒露(かんろ)≫、
そして
七十二候の第49候≪鴻雁来(こうがんきたる)≫(寒露の初候)です。
今日は二十四節気の についてお話します
いつものように広辞苑第6版から見ていきましょう
(下線筆者)
かん‐ろ【寒露】
①二十四節気の一つ。太陽の黄経が195度の時で、9月の節せつ。太陽暦の10月8日頃に当たる。〈[季]秋〉
②晩秋から初冬の間の露。
国立天文台のウエブサイト内「こよみ用語解説」のページでは、
名称:寒露(かんろ) 月:九月節中 太陽黄経:195°
説明:秋が深まり野草に冷たい露がむすぶ
とあります。
「露が結ぶ」という表現がステキです
引き続き「寒」について、広辞苑で芋づる式に調べてみました
かんこうき‐よほう【寒候期予報】
長期予報の一つ。11月から3月までの概括的天候の予報。毎年10月9日に発表される。
ほう、そのようなものがもうじき発表になるのですか。
ならば気象庁のサイトも調べてみないとね😉
こちらのページによりますと、
寒候期予報(14時発表)
2024年9月24日(火) 3か月予報と同時発表
ということで、今年の「寒候期予報」は、9月24日に既に発表されているそうです😅
せっかくですから、きょう発表になった季節予報がありますから、お住まいの地域を確認してみてくださいね↓
さてさて、
「寒」の芋づる式辞書読みの、今日いちばんの学びは↓
かんく‐ちょう【寒苦鳥】
インドの雪山にすむという想像上の鳥。夜は寒さに苦しみ、「夜明くれば巣を造らん」と鳴くが、朝日を浴びると寒苦を忘れ、「無常の身を何がために労せん」とて、巣を造らずに日々を送るという。仏教では、この鳥を衆生しゅじょうの懈怠けたいで成道じょうどうを求めぬものにたとえる。雪山鳥。
んんん?
難しい言葉が並んだぞ😅
引き続き調べてみましょう😉
しゅ‐じょう【衆生】
(シュショウ・スジョウとも)〔仏〕(梵語sattva)いのちあるもの。生きとし生けるもの。一切の生物。一切の人類や動物。六道を輪廻する存在。有情うじょう。(後略)
け‐たい【懈怠】
(ケダイ・ゲタイとも)
①仏教で、悪を断ち善を修めるのに全力を注いでいないこと。精進しょうじんに対していう。
②なまけ、おこたること。怠慢。(後略)
じょう‐どう【成道】
〔仏〕成仏得道のこと。仏の悟りを完成すること。
要するに、寒苦鳥とは、
夜は
「寒いよ~こんなに寒いのはもう嫌だ
朝になったら絶対あたたかい巣を作るぞ~」
と思っていたのに、
朝になったら
「は~あったかい
どうせいつかは死ぬんだから、
無駄な苦労はするだけ損損」
と言って、
ずっと巣を作らない鳥の事で、
転じて
怠け者
耳が痛~い😅
それではまた!
今日の浮世絵
月耕『源氏五十四帖 五十 東屋』,横山良八,明治27. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1305606 (参照 2024-09-25)
基本の暦ワードの説明はこちらをどうぞ↓
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