いつもお付き合いいただきありがとうございます。
明日、6月16日からの5日間は
七十二候の第27候≪梅子黄(うめのみきばむ)≫です。
これは二十四節気の≪芒種≫の末候に当たります。
農協の産直市場でも、熟して黄ばみ始めた梅の実がたくさん並んでいますね。
まだ青いうちは梅シロップに、熟した梅は梅干しにしますが、私は以前梅干しに挑戦して、あえなく玉砕してしまったので、今は梅シロップオンリーです😅
でもまた挑戦してみようかな
いつものように広辞苑第6版から見ていきましょう
七十二候については広辞苑にはそのものが載っているわけではないので、
言葉や漢字から探っていきます。
(下線筆者)
うめ【梅】
①バラ科サクラ属の落葉低木。中国原産。古く日本に渡来。樹皮は黒褐色。早春、葉に先立って開く花は、五弁で香気が高く、平安時代以降特に香りを賞で、詩歌に詠まれる。花の色は白・紅・薄紅、一重咲・八重咲など多様。果実は梅干しあるいは梅漬けとし、木材は器物とする。未熟の果実を生食すると、しばしば有毒。ブンゴウメ・リョクガクバイなど品種多数。好文木こうぶんぼく。〈[季]春〉(後略)
②紋所の名。梅の花をかたどったもの。梅鉢・裏梅など種々ある。
➂重ねの色目。「うめがさね」に同じ。
年末からお正月のお花の黄色い蝋梅から始まって、2月から3月初めの紅白梅などなど、梅の花はとてもかぐわしいですね。
平安時代に「お花見」というと、梅の「お花見」だったそうです。
高貴な身分の方は姿を見せないものだった時代、御簾の内側からではよく見えない…、だったら「香りを楽しむことこそが風流」と考えたのでしょう。
梅についてもう少し広辞苑を見ていきますと、
梅に桜
美しいものまたは良いものの並んでいるたとえ。
梅に鶯
とりあわせのよいことのたとえ。
なるほど。
目にも耳にも美しい様子が目に浮かびます
他にも、「梅」が用いられた慣用句をいくつか
うめ‐こんじょう【梅根性】
執拗しつようでいったん思い込んだら変えがたい性質。↔柿根性
かき‐こんじょう【柿根性】
柔軟で変わりやすい性質。↔梅根性
う~ん、梅が良いか、柿が良いか…😅
どちらも一長一短ですね~😅
2つ並べるのは、他にもありましたよ
うめのき‐がくもん【梅の木学問】
梅の木が生長は速いが大木にならないように、進み方は速いが学問を大成させないままで終わること。→楠くすのき学問。
くすのき‐がくもん【楠学問】
クスノキが生長は遅いが大木になるように、進み方はゆっくりであるが学問を大成させること。→梅の木学問。
うん、これは、楠学問の方が良いですよね
でも、親としては、「梅の木学問」の方を喜んじゃったりするんですよね😅
反省です😅
それから、「梅」と言えば「菅原道真」、「天神さん」ですよね
梅は食うとも核食うな、中に天神寝てござるうめはくうともさねくうななかにてんじんねてござる
生梅の核に毒のあることを戒めた句。「天神」は梅に縁の深い菅原道真をさす。
ええっ、毒があったの?
私梅干しの種を噛み割って、中の天神さんを食べるの好きだったんだけど😅
まあ、何ともなかったんだし、生じゃなければ良かったのかな😅
それではまた!
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