╲こんにちは/

いつもお付き合いいただきありがとうございます。

 

明日5月15日七十二候の第21候≪竹笋生(たけのこしょうず)≫です。

これは二十四節気≪立夏≫の末候に当たります。

 

 

意味はそのまま「タケノコが出てくる季節ですよ」という意味だと思うのですが…

 

タケノコって、近藤のイメージ的には3月下旬には頭がのぞき始めて、4月上旬に最盛期、ゴールデンウィークの頃に終わるイメージがあるのですが、それは「孟宗竹(モウソウチク)」。直径が10cm以上、高さも20mを超えるような大型の竹。

5月のこの時期は、ご近所さんから、孟宗竹より細めの「真竹(マダケ)」とか「淡竹(ハチク)」のタケノコをよくいただきます照れ

なので、「竹笋生(たけのこしょうず)」の「竹笋」は、もしかしたら「真竹」や「淡竹」のことなのかもしれません。

 

 

さて、今日も広辞苑第6版から見ていきましょうニコニコ

七十二候については広辞苑にはそのものが載っているわけではないので、
言葉や漢字から探っていきます。
(下線筆者)
 

たけ‐の‐こ【竹の子・筍・笋】
①竹の地下茎から出る若芽。鱗片状の皮で包まれている。煮て食用にする。たかんな。〈[季]夏〉

筍医者の略

 

タケノコ医者って😅

引き続き芋づる式に調べて行きますと、「たけのこ」が付く言葉には面白いものが沢山ありました爆  笑

 

たけのこ‐いしゃ【筍医者】
(やぶにも至らない意)技術が幼稚で拙劣な医者をあざけっていう語。

あらあら😅

たけのこ‐せいかつ【筍生活】
竹の子の皮をはぐように、衣類その他の所有品を売って生活費にあてる暮し。特に、第二次大戦直後に言われた。

あら~😅😅

たけのこ‐づゆ【筍梅雨】
(伊勢・伊豆などの船頭の語)陰暦4〜5月頃に吹く東南風。〈[季]夏〉

へぇ~、初耳ですにっこり

せっちゅう‐の‐たけのこ【雪中の筍】
二十四孝の一人孟宗が寒中に、天に祈って母の求める筍を掘り当てた故事。ありえないことが起こるたとえにいう。

孟宗って、やっぱりあの?

後で調べてみよう。

竹の子の親まさりたけのこのおやまさり
子がその親より優れていることのたとえ。

「トンビが鷹を産む」って感じかなあ。

「青は藍より出でて藍より青し、氷は水より出でて水よりも寒し」だと、師匠と弟子ですかね。

雨後の筍うごのたけのこ
物事が次々に出てくることのたとえ。

これはよく聞きますね。

縁の下の筍えんのしたのたけのこ
立身出世のできない人のたとえ。

昔は床板を突き破って出てくるたけのこってありましたよね😅

 

さて、「孟宗」についても調べてみましょう😊

 

もう‐そう【孟宗】
①二十四孝の一人で、寒中に親に筍を供えた孝子の名
孟宗竹の略。

もうそう‐ちく【孟宗竹】
竹の一種。中国原産で日本で最も大形の竹。高さ20メートル余、直径10センチメートル余になる。(中略)日本名は孟宗の故事に因む

 

やっぱりそうでしたか😊

 

 

さて、漢字なので、広辞苑の付録の方も見てみたのですが、本編の方が分かりやすかったので、今回は本編の方で引き続き調べました。

 

たかむな【筍】
竹の子。たこうな。たかんな。(後略)

 

こんな読み方もあるのですね😊

 

さて、次々行きますよ😊

 

たけ【竹】
①イネ科タケ亜科の多年生常緑木本の総称。タケ群とササ群に大別。また、独立のタケ科とする場合もある。(後略)

②➂(略)

 

竹って、分類は複雑なんですね。

慣用句も見てみましょう。

 

竹に油を塗るたけにあぶらをぬる
①弁舌の達者なことのたとえ。
②年が若くて美しいことのたとえ。

ほうほう😄

竹に雀たけにすずめ
①(図柄として、良い取合せとされることから)一対の良い組合せ。
②紋所の名。

これは≪雀始巣(すずめはじめてすくう)≫の時だったか、≪牡丹華(ぼたんはなさく)≫の時だったかにも調べましたね。

一対の良い組み合わせを言う言葉は、「竹に雀」「牡丹に獅子」、あとは「梅に鶯」もありますね😊

たけや‐の‐かじ【竹屋の火事】
ぽんぽんと怒るさま、所かまわず言いたい放題に言うさまにいう。

確かに竹が燃えると、節間が膨張してはじけて、ぽんぽん言いますよね。

1月のどんどん焼きでよく見る光景です😊

竹を割ったようたけをわったよう
(竹がまっすぐにすぱっと割れるところから)さっぱりとした性質のたとえ。邪悪な心や曲がったところのない気性をいう。

こういう人になりたいですね😊

 

 

ところで、こういうのも見つけました↓

 

たけ‐の‐あき【竹の秋】
竹の落葉期である陰暦3月の称。ちくしゅう。〈[季]春

たけ‐の‐はる【竹の春】
竹の新葉の盛りである陰暦8月の称。ちくしゅん。〈[季]秋〉。

 

こういう言葉があるんですね。

竹が落葉するイメージはあまりないですが、そういわれてみれば、この時期竹の葉っぱは黄色く枯れているよう見見えますよね。

実は、4~6月に落葉のピークを迎えるようです↓

 

国立研究開発法人科学技術振興機構

「放置モウソウチク林の落葉量の年変動と伐採後の葉量の回復過程―高知県の帯状皆伐区での10年間の観測事例」伊藤武治・奥田史郎・酒井敦 2018

chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjfs/100/4/100_124/_pdf

 

次の子孫であるタケノコをしっかり育てて、役目を終えて散っていく、っていう感じなんでしょうね😊

 

 

さて今、放置竹林が問題になっていますね。

 

調べてみた所、各都道府県での対処が多いみたいですが、

国立研究開発法人森林研究・整備機構でも、竹材利用の研究をしているみたいです↓

 

 

それから、↓

 

「広がる竹林をどうしよう?というときに~放置育林の把握と効率的な駆除技術」森林総合研究所 

https://www.ffpri.affrc.go.jp/fsm/research/pubs/documents/leftbambooforest.pdf

 

 

林野庁でも動き始めているみたいです。↓

 

「竹の利活用に向けて」 平成30年10月 林野庁

https://www.rinya.maff.go.jp/j/tokuyou/take-riyou/attach/pdf/index-3.pdf

 

これによりますと、以前からの、民芸品や建築材料などにしたり、竹炭にして土壌改良などに使ったり、竹酢にして農薬の代わりに使ったりといった利用法に加えて、チップにしてバイオエネルギーにしたり、繊維を取り出して布や紙の材料にしたりといったことも考えられているそうです。

 

 

が、近藤が「これいい!」とおもったのは

 

国産メンマ!

 

タケノコとしては育ちすぎてしまった、「幼竹」で作れるらしい爆  笑

タケノコが「子ども」、竹が「大人」なら、メンマにできるのは「思春期」?

「思春期メンマ」?「青春メンマ」?

ネーミング、いかがでしょう爆  笑

 

全国的に「国産メンマ」を作っている人はいるみたいで、定期的に「純国産メンマサミット」なるものが開催されているらしいウインク

楽天やAmazonでも売られているみたいですが、そろそろ新物ができる時期だと思うので、ドライブがてら買いに行こうと思っていますラブラブ

 

 

それではまた!

 

 

本日の浮世絵

 

基本の暦ワードの説明はこちらをどうぞウインク

 

 

 

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