╲こんにちは/

いつもお付き合いいただきありがとうございます。

 

明日、4月19日は
二十四節気の三月の中≪穀雨(こくう)≫
そして
七十二候の第16候≪葭始生(あしはじめてしょうず)≫(穀雨の初候)です。

 

今日は二十四節気の≪穀雨(こくう)≫についてお話しますニコニコ

 

 

今日も広辞苑第6版から見ていきましょうニコニコ
(下線筆者)

 

こく‐う【穀雨】
(春雨が降って百穀を潤す意)二十四節気の一つ。太陽の黄経が30度の時。春の季節中の最後。太陽暦4月20日頃。〈[季]春〉

 

 

国立天文台のウエブサイト内「こよみ用語解説」のページでは、

 

名称:穀雨 (こくう) 月:三月節中 太陽黄経:30°
説明:穀物をうるおす春雨が降る

 

とあります。

 

 

日本で「穀物」と言えば「米」ですよね~おにぎり

穀物を潤す雨、良いですね~照れ

 

関東地方の平地では、5月に入ってからが多いですが、標高の高い地域ではゴールデンウイークごろの田植えに向けて、今頃は苗代で柔らかい苗が育っていることでしょう。

育苗箱に密集した若い苗は、ふさふさして軟らかくて、撫でると気持ちいいんですよね~照れ

子どものころ、触っててよく怒られました😅

 

北京オリンピックの開会式のカウントダウンの時には

穀雨 Grain Rain 

と訳されていましたね。

 

 

≪穀雨≫は、春の最後の二十四節気です。

次は5月6日の≪立夏(りっか)≫ですね。

ソメイヨシノはもう終わりましたが、

八重桜はまだ咲いていました🌸

 

 

それから、1週間ほど前から藤の花が咲き始めていましたが、そろそろ見頃ですね。

山藤の向こうに富士山が見えました。

 

 

藤の花が咲くと、初夏の気分が高まりますねニコニコ

 

 

お庭で剪定をしていたおじさまにお願いして、

咲いていたステキなピンクの藤の花を撮らせて頂きましたラブ

 

 

他に長藤も、凛とした姿で咲いていました。

おじさまは、

ピンクの藤は少し盛りを過ぎているとおっしゃっていましたが、

なんのなんの、とてもきれいです。

ふっくらとしたおおらかな花姿です。

お庭には他に、ニオイバンマツリ(アメリカジャスミン)が、1輪2輪、咲き始めていました。

ゴールデンウイークのころ、とても良い香りを振りまいてくれることでしょう照れ

 

 

さて、もう少し芋づる式に広辞苑を引いてみましょう本

 

こく【穀】

田畑で作り、実を主食とする植物の類。米・麦・豆など。

 

あめ【雨】

①大気中の水蒸気が高所で凝結し、好いs敵となって地上に落ちるもの。「―が降る」「―が上がる」

②雨天。「あしたは―だ」

➂絶え間なく降りそそぐもののたとえ。「涙の―」「げんこつの―」

 

 

付録の漢字辞典の方にも載っていました。

 

コク【穀】こめ・たなつもの

実を主食とする植物。「穀物・五穀」

 

ウ【雨】あま・あめ・さめ

あめ。あめふり。「雨天・暴風雨・弾丸雨飛」

▶雨久花(みずあおい)・雨打(ゆた)

 

 

「たなつもの」ってなんでしょう?

もう一度広辞苑本編に戻って調べてみました。

 

たな-つ-もの【種子・穀】

(タナは種たね)稲。また、穀類の総称。神代紀上「稲を以ては水田種子たなつものとす」

 

なるほど、古くは米を特別に「種子たなつもの」としていたのですね。

米に対する思いのたけがうかがわれますね。

 

 

「穀」の漢字が使われた熟語やことわざは、「五穀豊穣」以外はあまりピンとくるものがなかったので、2月の二十四節気の「雨水」の時に調べた、「雨」が使われたことわざを復習がてら今一度ご紹介しましょう😉

 

雨に沐い風に櫛るあめにかみあらいかぜにくしけずる
[荘子天下]雨で髪を洗い、風を櫛として髪をとく。雨や風にさらされて苦労を重ねるたとえ。櫛風沐雨しっぷうもくう。

 

雨に濡れて露恐ろしからずあめにぬれてつゆおそろしからず
大難に逢った者は、小さなわざわいを恐れないことのたとえ。(後略)

 

雨の降る日は天気が悪いあめのふるひはてんきがわるい
当り前であること。「犬が西向きゃ尾は東」の類。

 

雨降って地固まるあめふってじかたまる
変事があってかえって前よりよく基礎が固まることのたとえ。

 

↑こういうのもあれば、

こういうのもあります↓

 

 

山雨来らんと欲して風楼に満つさんうきたらんとほっしてかぜろうにみつ
[許渾、咸陽城東楼詩]山雨の来る前に、高楼へ風のさっと吹き来る意。転じて、事の起ころうとする前の何となく形勢のおだやかでないさまをいう。

 

さん‐う【山雨】
山から降りくる雨。山中の雨。

 

穏やかじゃないですねぇ

やはり穏やかなのが良いです。

ということで、こんなのいかがでしょう↓

 

雨塊を破らずあめつちくれをやぶらず
[塩鉄論水旱]太平の世には、雨も静かに降って土をこわさず、草木を培養することをいう。

 

「つちくれ」って、なんだかほんわかして良いですね照れ

 

 

ということで、

ゴールデンウイーク、どう過ごされますか?

楽しみですね照れ

 

 

それではまた!

 

 

本日の浮世絵

広重『名所江戸百景 赤坂桐畑雨中夕けい』,魚栄,安政6. 国立国会図書館デジタルコレクション

 https://dl.ndl.go.jp/pid/1312288 (参照 2024-04-16)

 

基本の暦ワードの説明はこちらをどうぞウインク

 

 

 

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楽しい育児クラブで子育てカウンセリングをして10年になります。
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