いつもお付き合いいただきありがとうございます。
明日、6月27日からの5日間は
七十二候の第29候≪菖蒲華(あやめはなさく)≫です。
これは二十四節気の≪夏至≫の次候に当たります。
近藤、ずっと悩んでいました。
「アヤメとカキツバタと花菖蒲、どれがどれ?」
なので、いつもより念入りに広辞苑第6版を見ていくことにします
七十二候については広辞苑にはそのものが載っているわけではないので、
言葉や漢字から探っていきます。
(下線筆者)
あやめ【菖蒲】
①アヤメ科の多年草。やや乾燥した草原に群生。また、観賞用に栽培。根茎は地下を這い、毎年、剣状の細長い葉数枚を直立。5~6月ごろ花茎の頂端に紫色または白色の花を開く。外花被片の茎部には黄色と紫色の網目があり、虎斑とらふと呼ばれる。ハナアヤメ。〈[季]夏〉
②菖蒲の古称。(後略)
かきつばた【杜若・燕子花】(古くは清音)
①アヤメ科の多年草。池沼や湿地に生じ、高さ約70cm。葉は広剣状。初夏、花茎の先端に大型の花を開く。色は通常紫または白。大きな3枚の外花被片には中央に一本の白線が入る。観賞用にも栽培。花を布にこすりつけて紫色に染める。顔佳草かおよぐさ。〈[季]夏〉
(後略)
はなしょうぶ【花菖蒲】
アヤメ科の多年草。ノハナショウブを原種として、日本で改良された。高さ約80cm。葉は剣状で尖り、並行脈と中助脈がある。初夏の頃、白、桃、紫色などの美花を茎頭につける。俗に「しょうぶ」というが、節句に用いるショウブ(サトイモ科)とは別。〈[季]夏〉
しょうぶ【菖蒲】
サトイモ科の多年生草本。根茎は水底の泥中に横たわり、葉は長剣状で80cmあまり。初夏、花茎の中程に黄緑色の小花を棒状に密生。葉は芳香があり、端午の節句に菖蒲湯しょうぶゆとする。根茎を乾かして「菖蒲根」と呼び、健胃薬とする。古くは「あやめ」と呼んだが、アヤメ科のアヤメ・ハナショウブの類とは花形が似るだけで、全くの別種。葦草。軒菖蒲。漢名、白菖。〈[季]夏〉
(後略)
ということで、
まずは
「端午の節句に菖蒲湯にするものときれいな花を咲かせる花菖蒲は全く別物」
ということが1点目。
そして、
「七十二候の菖蒲華のこの時期に咲くのはあやめじゃなくて花菖蒲」
ということですね
でも…覚えられん~😅
こういう時には天下のNHKさんのお世話になります😅
うん、簡潔にまとめてくれてます
ありがたい
それから、ずーっと前に東京にお上りさんした時に行った「堀切菖蒲園」に、とても分かりやすい説明板があったので、失礼ながら紹介させてください😅
ん~、見かけだけで言ったら、
アヤメが一番派手?野性的?で、
カキツバタが一番清楚?凛としてる?で、
ハナショウブがその中間というか、日本人好みの美しさに改良された姿、
って感じでしょうか。
こんなに調べて分かりやすく説明してくれているのに、明日にはまたこんがらかってる自信があります
子どもの柔らかい頭なら、すっと覚えられるのかな😅
さて、本日の辞書引きからの言葉の学びとしては、
何れ菖蒲か杜若いずれあやめかかきつばた
どちらもすぐれていて優劣のきめがたい意。
確かに優劣はつけがたいですねえ。
でも、「いずれあやめか花菖蒲」と言わないあたり、
昔の人も「あやめ」と「花菖蒲」の違いがよく分かっていなかったのかもしれませんね。
なんたって、漢字は一緒ですからね😅
さて、以上のことを踏まえまして、
5月末頃に見かけたこの花は、黄色もあるし、花菖蒲だろうな、と思う、近藤でした
それではまた!
基本の暦ワードの説明はこちらをどうぞ↓
詳しくは、NHKさんの趣味の園芸のページをご紹介しておきます😉
ついでに
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