映画「原子怪獣現わる」感想 | タパボーイのブログ

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{E9069A6B-079B-4590-AF29-4D3DCA099143:01}「原子怪獣現わる」はレイ・ハリーハウゼンが特撮を手がけた昔の怪獣映画であるし、ゴジラの元ネタともされる。
話は、核実験で北極で目覚めた恐竜が漁船やら街やらを襲った挙句、謎の新兵器で殺されるという、ゴジラじゃんというかこの映画の方がゴジラより前じゃんゴジラパクリじゃんというアレな映画である。
ただしかし、この怪獣リドサウルスさんはトカゲトカゲしいというか四つん這いな時点でなんか倒せそうな感が満載というか、スケール的にややみみっちい。
そしてなんか唐突に出てきた若いときのリー・ヴァン・クリーフにアイソトープ弾などという核っぽい名前の新兵器を撃ち込まれて死ぬ。核で生まれたバケモンに核をぶち込むアメリカの感覚は逆に清々しいぞ。
はっきり言ってしまえばゴジラはこれのパクリだし、クッソ評判悪いエメリッヒ版ゴジラはやはりゴジラよりこれのリメイクなのだろう。ビルを頭突きで破ってコンニチハのシーンとか似てるぞ、すごく。
パシフィック・リムは最後にレイ・ハリーハウゼンと本多猪四郎に捧ぐ、とあったが怪獣オオタチが四つん這いで香港を蹂躙するシーンとか怪獣の血液が超猛毒というところとかはこれがネタ元と思う。