コーチの名和です。
あなたはちゃんと野球のグローブの手入れをこまめにし
ていますか?
野球選手のグラブやバット、スパイクなどは商売道具と
いわれるくらい大切な物です。
あなたが今のグラブを買ってもらった時のことを思い出して
ください。
とても嬉しかったですよね?
私も子供の頃、両親にグラブを買ってもらった時はとても嬉しく
夜寝るときに抱いて寝ていました。
買ってもらった時だけでなく、守備が上手くなりたいなら
日頃からグローブの手入れをしっかりとしないとダメです。
守備が上手い選手はグラブの手入れはしっかりしています。
グラブをはめているというよりも、自分の手で捕っている
という感覚になるぐらいグラブを上手く操れる人こそが
素晴らしい守備ができます。
特にグラブを買った時は硬くて手に全然なじまず、うまく
ボールを捕ることができません。
まずは最初はグローブを使い込んで手になじませて
柔らかくすることが大事ですね。
そしてグローブは使い終わったら必ずオイルで拭いて
おきましょう。
その時にオイルを直接グローブにつけるのではなくて
タオルなどの布に、1回つけてからグラブを拭くように
しましょう。
でも、グラブにオイルを塗るのは1週間で
1回ぐらいで十分です。
あまり付けすぎちゃうとかえってグローブが重たくなって
使いづらくなってしまいます。
グラブにツヤがなくなってきたり、かさついた乾燥した
感じになってきたらオイルを塗ればOKです。
グラブにオイルを塗る時はあまりべったりとつけすぎない
ようにしましょう。
試合後や練習後に塗って次の試合や練習までにはグラブが
しっかりと乾いている状態にするのが1番良いです。
ちなみにグラブにオイルを塗るときはしっかりとグラブに
手を入れて型崩れをしないようにしてオイルを塗っていきましょう。
こういうことは子供のときから当たり前のようにできている
選手が守備が上手くなります。
守備の上手い井端選手やイチロー選手も試合後には
このようなことに気を使ってグラブの手入れをしてから球場を
出るそうです。
私は現役の時、試合の前日は特に念入りにグラブとスパイクを
ピカピカに磨き、「明日は頼むぞ!」とそれらを枕元に置いて
眠りました。
グラブの手入れをするポイントとして、オイル以外に
ヒモをしっかりと調整しておくことが大事です。
例えば、ウェブと呼ばれるネットの部分のヒモは適度に絞めて
おかないと打球の勢いにグラブが持ってかれてしまうケースが
あります。
このようなことになるとエラーにつながるので、しっかりとヒモは
締めておきましょう。
親指部分のヒモもしっかりと締めておかないとグラブの
操作がしにくくなるので注意しましょう。
日頃の道具の手入れが良いプレーにつながります。